http://civilopinions.main.jp/2013/07/74_2.html
2013年7月 4日　一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]

小沢起訴で一躍有名なった検察審査会はこれまで何をやってきたのだろう。

　＜昭和23年から延々と税金を使い続けた検察審査会＞

　検察審査会はれっきとした最高裁の下部組織だ。
　最高裁の報告によると、検察審査員経験者は23万人という。
　この数字は23万人分の日当旅費と諸々の経費が出金されたということだ。
　「支払われた」と書かないで「出金された」と書いたのは、実際にこれだけの審査員が存在したかどうか疑いが深いからだ。
　ある方から聞いたが、検察審査会事務局に行ったら、多量の認印が置いてあったという。架空請求書を作るのに利用していたのだろう。

　全国検察審査協会連合会という組織がある。
　http://civilopinions.main.jp/2013/06/61915000.html

　昭和30年に出来た組織で、会員は15000人。検察審査員を経験した人達で構成されている。表向きの目的は「検察審査会の普及」（？）だが、親睦が中心のようだ。
　事務局は東京第一検察審査会事務局に置かれているようだ。
　毎年、有名観光地や帝国ホテルなどで大規模な親睦会が開かれている。最高裁のお歴々も出席する。
　
　最高裁が元検察審査員を集める必要はない。
　何故、最高裁はこのような組織を作ったのか。
　このような会を作ることで裏金を捻出しているのではないか。

　この全国検察審査協会連合会には全国各地に県単位、地裁単位で下部組織「〇〇検察審査協会」がある。協会役員は県議などが就任している。
　この地区組織も全く不要だ。地方税までも無駄に使われているようだ。

　＜昔の検察審査会は害はないが、不要の組織だった＞

　平成21年の法改正まで検察審査会は強制起訴権を持っていなかった。「起訴相当」と議決されても、検察に戻されて再捜査されるだけだ。検察が捜査したものをまた検察が捜査するのだから結果は同じだ。
　検察審査会の存在の意味は全くない。

　＜改正検察審査会法は恐ろしい法律＞

　根本的に間違っている。
　くじで選ばれた人達に起訴権を与えていいのか。
　恐ろしい法律だと思う。

　最高裁が発行している「検察審査会Ｑ＆A」の一節にこんなことが書いてある。

『　　法律の知識なくても検察審査員のしごとはできる？

　検察審査員の仕事は、検察官のした不起訴処分が国民の常識に合致しているか否かを判断することですから、法律的な専門知識は不要です。
　審査に必要な場合には、法律上の問題点などについて弁護士（審査補助員）の助言を求めることができます。』

　検察は不起訴判断の大部分を法律に基づいて決めているはずだ。それをチェックするのだから法律の専門知識がなければできないし、してはいけない。
　常識に合致というが、個人の持っている常識なんてあてにならないことが多い。ある人にとっては常識だが、ある人にとっては常識でないものがいくらでもある。
　このような常識で起訴するかどうかを決められたら堪らない。
　必要な時は弁護士の助言を求めるというが、法律が分からなければ弁護士に頼らざるを得ないということではないか。
　
　最高裁は理に合わないことを言って、検察審査会の存在を正当化している。

　しかもこの審査会は何事も秘密なのだ。
　審査員などが「評議の秘密」を洩らしたら、6か月以下の懲役、また50万円以下の罰金が科せられる。
　裏で何でもできる仕組みなのだ。
　東京第三検審の二階検審、東京第四検審の鳩山検審、東京第五検審の小沢検審では明らかに審査員はいなかった。だが、国民はそれを全く知らない。
　http://civilopinions.main.jp/2013/07/73.html

　
　＜検察審査会は不要だ＞

　検察審査会は何ひとつとして国民の役に立っていない。
　そして検察審査会法を改正し、架空起訴議決して小沢総理候補を抹殺し、日本の政治を無茶苦茶にした。
　税金も無駄使いし続けている。
　
　即刻、検察審査会制度を廃止すべきだ。

　先ごろ、森ゆうこ議員らは検察審査会法の一部改正案を参議院に提出した。
　改正で済ませる話ではない。
　議員も大声で「廃止」を訴えるべきだ。
　そうすれば国民も事の重大性に気づいてくれるはずだ。

コメント
01. 2013年7月04日 14:37:02 : 2UmKtUZD0g 「　東京第五検審の小沢検審では明らかに審査員はいなかった。だが、国民はそれを全く知らない。」==================================＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝審査員が実際居たとしても最高裁事務総局が 次々と起訴相当に反対する審査員を排除していって、差し替えれば、 最後は、 　米沢弁護士のような補助弁護士を使えば、 好きに洗脳して、起訴相当の議決を得ることが出来る。 　それらはすべて密室の出来事である。 　恐ろしいことである。 　　最高裁が起訴を決め、其れを裁くのであるから間違いなく有罪に出来る。 このような仕組みと実際の運用は、現在の憲法の三権分立の チェックオブバランスを完全否定するものであり憲法違反だ。 　 更に検察は虚偽報告書を捏造し、差し入れて、 自から罪に問われることもなく、無罪が分かっていても、 自ら起訴できない案件を素人に起訴させる。 　高所から哂いながら見物できるのである。 　このようなふざけた人民を愚弄する有様は、当にティラニィですらあります。 現在の審査会は小澤案件で病理を露呈したのであるから即刻廃止すべきである。 国会議員は存在価値がない。 　 更に検察OBが５人も最高裁に頑張っていて、 上がってくる案件を通常３人の裁判官で処置するのであるから、 全てを有罪に出来るようになっている。 　このようなことを人権保障が世界トップ水準で 構築された現行憲法が想定する システムとは到底思われない。 判例、訴訟法が現行憲法に一度も追いつくこともなく 今憲法が改正されるとは、如何にも非文明的なことであるだけでなく 受身の国民は不幸の極みだ。
02. 日高見連邦共和国 2013年7月04日 18:03:13 : ZtjAE5Qu8buIw : C7Wqvb1wZA ＞架空議決で小沢総理候補を抹殺！ ０９年に起こった事態は、誰が何と言おうとも、上記引用の短いセリフに凝縮され、言い尽くされる。 果てしない“怒り”と、枯れない“渇き”を以って、 私は岩手・水沢の地から『絶対小沢一郎支持・支援』を叫び続ける。
03. 土浦市民T 2013年7月04日 21:31:50 : tiqo5RlV5ht9I : TKJKeahKkI ＞・・・　しかもこの審査会は何事も秘密なのだ。 　審査員などが「評議の秘密」を洩らしたら、6か月以下の懲役、また50万円以下の罰金が科せられる。裏で何でもできる仕組みなのだ。・・・・ ●まさに恐ろしい警察国家だ。 　このことを多くの国民はまだ知らない。マスゴミが報道しないからだ。 　著名人の一人でも頑張ってくれたらと思わずにはいられない。
04. カッサンドラ 2013年7月05日 00:30:03 : Ais6UB4YIFV7c : IdtwI4hLv2 ＞平成21年の法改正まで検察審査会は強制起訴権を持っていなかった。 　改正前は国民の憂さ晴らし、もっとはっきり言えば「ガス抜き機関」の役目しかなかった。　検察にボールを投げ返して終わり。　検察が素人に言われて再度考え直すことなど、砂漠に雨を待つようなものだ。　それが平成21年の法改正で、裁判所にも起訴をする権限が与えられたのだ。 　「いや国民に与えられた、だろう」・・・形としてはそうだ。　しかし素人が１１人集まっただけでは、議決書さえ満足に書けやしない。　だから審査補助員がいるんじゃないの？　　残念ながら１回目の審査では、審査補助員は必ずしもいなくてはならない存在ではない。　あくまで審査会が必要と認めるときだけだ。（第39条の２）　　そして審査補助員の弁護士会への推薦依頼書は「検察審査会事務局長名」で出される。　　ついでながら、検察官の説明も１回目の審査では必須のものではない。　検察審査会法では『検察審査会の要求があるときは・・・意見を述べなければならない。（第35条）』とだけ書いてある。　つまり素人１１名が普通頼りにできるのは「検審事務局」だけしかいないといえる。 　右も左もわからぬ素人審査員の指導担当の検審事務局であるが、彼らは最高裁判所によって任命される。（第20条の２）　　そして予算の配分も最高裁が行っている。　これでも「実質国民にも起訴権が与えられた」と喜んでいられようか？　　どう転ぶか判らない素人談義に起訴・不起訴の決定を任せて、検審事務局は本当に自由に議決をさせていたのだろうか？　　見方によっては、過去のすべての議決に「検審事務局の指導（誘導）」が働いていた、とも考えられる。　証拠は何も残っていないが。　でないと役人や政治家（小沢氏を除く）は枕を高くして眠られなかったであろう。
05. 2013年7月05日 10:21:53 : unQyTvtWjo 秘密主義の検察審査会なんて必要ない。今まで知らなかったが、何十万の人が駆り出された事になっいるが、それらの人達に支払われた税金も無駄だし、架空の名前を使っていたとも考えられる。裏金をしているのは間違いない。お金だけでなく、有能な政治家を潰し、この国をメチャクチャにしている最高裁。秘密にする事、事態おかしいし、知りたい事は必要に応じて開示するのは当然の事、一部改正でなく廃止すべきである。
06. 2013年7月05日 13:44:55 : qLvmrrRHKI 三井環にばらされた　警察検察の闇資金　　　 ばれたら 検察審査会へ別の闇資金 存在しない審査員へ交通費等の名目で公金横流し 司法が金＝公金＝税金を闇金、友好費＝食い放題呑み放題の税金泥棒 あきれた公務員 李下の冠 日本にはこの思想が無くなった。戦後7８年　闇組織が旺盛だね、2013年日本
07. 2013年7月05日 14:04:44 : PGyCVlEfYk そうだったんですね 検察審査会は、交通事故などで、加害者が不当に不起訴とされた場合の被害者を救済するための制度だとてっきり思っていましたが、よ〜くそのへんにごまんとある特殊法人詐欺と同じ構図だったということでしょうか？簡単に言っちゃうと。 奴らは得意ですからね。大嘘のペテンをさも良識的、善意の行為として、一般市民に平気で大ぼら吹くのは。 絶対に許せません。 検察審査会即時廃止は何よりの専権事項ですね。
08. 2013年7月05日 14:40:13 : 9Ni0RoXeLg 検察審査会制度は検察が起訴に出来なかった事件を最高裁が強引に起訴するツールです。 検察の起訴制度を補完する制度と言える。 市民に判断させるとして、裏で最高裁が偽議決書創作して起訴します。 これじゃ誰でも起訴できる。 日本は恐ろしい国になってしまった。
09. 2013年7月05日 23:04:53 : UFUxAnXckq 酷い、話だ これでは、国民がいくら税金を納めても足りない 納税者と税金で生計を立てる人とは格差が広がるばかりだ。
10. 2013年7月06日 02:08:15 : Q0dBDMXrqw 最高罪犯所。 最高罪恥部総局。 ※「最高罪」とは無実のものを冤罪に陥れる犯罪で、鬼畜の所業を言う。

11. 2013年7月06日 10:11:57 : LGb6a8vkP2 ●日本の暗黒の司法は既に世界に知れ渡っている。 　　　　　↓ 『日本の刑事司法は「中世」か』 http://koike-sinichiro.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-99bb.html −−−−−−−−−−−（一部引用します） 最終日の終了時間が近づいてきたころ、アフリカのモーリシャスのDomah委員（元判事）が、「（日本の刑事司法は）『中世』」とコメントした。衝撃的だった。 それまで、各委員から、取調べに弁護人の立会がないのはなぜか、と質問され、日本政府が、取調べの妨げになるからなどと答えたり、取調べ時間が制限されていないという指摘にも、誠意をもった回答をせず…というように、日本政府が不誠実な官僚答弁に終始していたから、委員たちはいらだっていた。 そこで、Domah委員の「弁護人に取調べの立会がない。そのような制度だと真実でないことを真実にして、公的記録に残るのではないか。弁護人の立会が（取調べに）干渉するというのは説得力がない…司法制度の透明性の問題。ここで誤った自白等が行われるのではないか。 …有罪判決と無罪判決の比率が1000対１（起訴されたら99.9%が有罪）になっている。自白に頼りすぎではないか。これは中世のものだ。中世の名残りだ。こういった制度から離れていくべきである。日本の刑事手続を国際水準に合わせる必要がある。」と、ズバリとメスを入れたコメントになったのだと思う。 −−−−−−−−− 世界の常識とあまりにも懸け離れた日本の司法である。 この検察審査会制度の悪用はそんも最たるもので、それこそ国連に人権人道無視の犯罪であることを訴えるべきだ。 ●最高裁の『人殺しの道具』である検察審査会制度なぞ即刻廃止すべし！

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