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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130703-00000039-xinhua-cn
XINHUA.JP 7月3日(水)21時45分配信
独島(日本名:竹島)や従軍慰安婦など歴史問題が障害となり、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が安倍晋三首相と首脳会談を行う予定は今のところないと伝えられている。朴大統領は就任後、慣例を破って米国の次に中国を訪問した。だが、中韓の急速な接近が米国を困らせている。財訊が伝えた。
北朝鮮の“衛星”発射が1度は日韓関係を急速に改善させ、両国に日韓軍事協定の締結を検討させるまでとなり、米国政府を喜ばせた。米国はアジアに戦略の重心を移し、日韓と「アジア版NATO」を結んで、急速に台頭する中国への牽制になることを期待している。だが、日韓関係は独島(竹島)や慰安婦問題が再び表面化し、急速に冷え込んでいる。
朴大統領は外見は柔和だが、独島(竹島)問題における態度は非常に強硬だ。慰安婦問題に関しても「今が日本が許しを得られる最後のチャンス」と強気の発言をしている。両国が友好関係を取り戻すには、「日本が歴史を正視し、歴史が残した傷跡を癒す努力をする」ことが必須条件との考えを示している。
日本はかつての侵略戦争に対する心からの謝罪をいまだに行っておらず、「ポツダム宣言」も否定している。独島(竹島)問題でも韓国を国際法廷に訴えると言い続け、慰安婦問題でも何度も歴史を歪曲し、韓国人民の感情を傷つけている。
中韓が良好な関係を築き、日韓が冷え込んでいる現状は、米国にとっては見たくない光景だろう。韓国と日本はいずれも米国のアジア太平洋における重要な盟友だ。米国は日韓が仲良くし、アジア太平洋地域を主導するという米国の願望を実現する手助けになることを望んでいる。韓国が中国と仲良くしてしまっては、米日韓3カ国軍事同盟という計画も流れてしまう。
ASEAN外相会議で、日韓外相は10カ月ぶりに会談を行った。だが、韓国外相は厳しい態度で日本側に「歴史を正視するよう」迫ったという。これに対し、日本の外相は友好的な態度で「外相会談が行われたこと自体、両国関係の雪解けを表す」と楽観的な見方を示したというが、本当にそうだろうか?
日韓首脳会談は開催の目途すら立っておらず、慰安婦、独島(竹島)などの問題が日韓の隔たりをさらに大きくしている。日韓関係の改善はまだ先のことになりそうだ。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
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