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2013/7/4 晴耕雨読
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マツコ・デラックスさんが、日本農業新聞のインタビューに登場!。
「農業をないがしろにする国なんかに未来はないわよ」。
農業をないがしろにする国なんかに未来はないわよ。
一次産業がどれだけ豊かで国民の基礎になっているかが、その国のレベルを示すんだと思う。
極端な話、他のいろんな産業が衰退しても絶対に衰退させちゃいけないのが一次産業なのよ。
食料自給率が0%の国なんてあり得ない農業は生命を支える産業だってことを肝に銘じてもう一度、国が襟を正して政策に向き合わなければならない。
米に象徴されるように、国内では素晴らしい農産物をたくさん作っている。
品質面は世界でもトップレベルだと思うの。
高い値段で買う人だって国内外に大勢いる。
もっと経済に結び付けて産業として成立させることが大事でしょう。
農で起業を志す若者は結構いると思う。
俗っぽい言い方だけど、農業分野で若者に夢や希望を示して、新しい風を呼び込むべきよ。
農作物がお金を生むんだっていう風にしないと、若者が希望持てないよね。
とはいえ、農地を守ってきた高齢者を見捨てるわけじゃない。
小規模でも付加価値の高い作物はできるんだから、彼らを守る視点も欠かせない。
多様な手法や可能性を追求できる環境にして、それに対価も伴う仕組みもつくってこそ、産業に高められる。
TPP問題が出てきたから、もしかしたら転換のラストチャンスかもしれない。
農業に限らず、今大丈夫だって言われている産業すらTPPに参加したらどうなるか分からないんだから。
守りと攻めを磐石にした農政にしておかない限り、TPPの土俵になんか上がっちゃ駄目よ。
準備をまるっきりしていない状態で、無策のままTPPに参加するっていうのは、それはもう現場ではなくて国策の問題だと思うんだけど。
高度成長期の経済大国を目指していたかつての日本とは違って、皆が少しづつ我慢しなければならない。
今の政治は、実態に合った政策を提示しながらも、希望や夢もあるんだよ、ってきちんと国民に説明しなければいけないはずよ。
そのためには世代を問わず、選挙には行かなきゃならない。
もっと農家が政治や行政を突き動かしてもいいと思うのね。
農業を衰退させちゃいけないってことにみんなが気づいて、その政策が実践できる人を見極めるべきよ。
聞こえの良いことを言う人もいいけど、実情を踏まえて本音を語ってくれる人を選ぶべきだわ。
恐らく、日本人は政治参加に慣れていないんだと思う。
例えば、与野党の当選議席数を通じて、さまざまな民意があるんだって内外にメッセージを発することもできる。
投票行動で有権者の意思や民意を、政治に反映させることが必要よ。
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