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(2013参院選)「敗けた」ということ 「永続敗戦」を提起している、白井聡さん 
http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/301.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 7 月 04 日 00:33:00: igsppGRN/E9PQ
 

「戦後日本の『物語』を再検証したい。都合のいい物語を流布させることが、権力の源泉ですから」=西田裕樹撮影


(2013参院選)「敗けた」ということ 「永続敗戦」を提起している、白井聡さん
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201307020560.html
2013年7月3日 朝日新聞


 「新しい国へ」「グレートリセット」と語気を強める政治家が拍手を浴びる、戦後68年目の夏。私たちは「何か」を、なかったことにしたがっているようだ――いったい、何を? そして、なぜ? 戦後日本が大切に紡いできた「平和と繁栄」の物語の読み直しに挑んでいる、社会思想史家の白井聡さんに聞いた。

 ――歴史認識をめぐって、みんなが言いたいことを言うようになっています。「タガが外れた」感がありますが、これまで何が、日本社会のタガとなっていたのでしょう。

 「それは、戦後日本を象徴する物語たる『平和と繁栄』です。『中国や韓国にいつまで謝り続けなきゃならないのか』という不満に対して、『これは遺産相続なんだ』という説明がされてきました。遺産には資産と負債がある。戦争に直接責任がない世代も戦後の平和と繁栄を享受しているんだから、負の遺産も引き受けなさいと」

 「しかしいま、繁栄は刻一刻と失われ、早晩、遺産は借金だけになるだろう。だったら相続放棄だ、という声が高まっています」

 「そもそも多くの日本人の主観において、日本は戦争に『敗(ま)けた』のではない。戦争は『終わった』のです。1945年8月15日は『終戦の日』であって、天皇の終戦詔書にも降伏や敗戦という言葉は見当たりません。このすり替えから日本の戦後は始まっています。戦後とは、戦前の権力構造をかなりの程度温存したまま、自らを容認し支えてくれるアメリカに対しては臣従し、侵略した近隣諸国との友好関係はカネで買うことによって、平和と繁栄を享受してきた時代です。敗戦を『なかったこと』にしていることが、今もなお日本政治や社会のありようを規定している。私はこれを、『永続敗戦』と呼んでいます」

 ――永続敗戦……。言葉は新しいですが、要は日本は戦争責任を果たしていないという、いつものあの議論ですね。

 「そう、古い話です。しかし、この話がずっと新しいままであり続けたことこそが、戦後の本質です。敗戦国であることは端的な事実であり、日本人の主観的次元では動かせません。動かすには、もう一度戦争して勝つしかない。しかし自称愛国者の政治家は、そのような筋の通った蛮勇を持ってはいません」

 「だからアメリカに臣従する一方で、A級戦犯をまつった靖国神社に参拝したり、侵略戦争の定義がどうこうと理屈をこねたりすることによって自らの信念を慰め、敗戦を観念的に否定してきました。必敗の戦争に突っ込んだことについての、国民に対する責任はウヤムヤにされたままです。戦争責任問題は第一義的には対外問題ではありません。対内的な戦争責任があいまい化されたからこそ、対外的な処理もおかしなことになったのです」

 「昨今の領土問題では、『我が国の主権に対する侵害』という観念が日本社会に異常な興奮を呼び起こしています。中国や韓国に対する挑発的なポーズは、対米従属状態にあることによって生じている『主権の欲求不満』状態を埋め合わせるための代償行為です。それがひいては在特会(在日特権を許さない市民の会)に代表される、排外主義として表れています。『朝鮮人を殺せ』と叫ぶ極端な人たちには違いないけれども、戦後日本社会の本音をある方向に煮詰めた結果としてあります。彼らの姿に私たちは衝撃を受けます。しかしそれは、いわば私が自分が排泄(はいせつ)した物の臭いに驚き、『俺は何を食ったんだ?』と首をひねっているのと同じです」

    ■     ■

 ――左派リベラルは、なぜタガになり得なかったのでしょうか。

 「左派の最大のスローガンは『平和憲法を守れ』でした。復古主義的な権力者たちに憲法をいじらせてはならないという時代の要請に応えたものではあったのですが、結果的には『平和がいいよね』というものすごく単純な心情にのみ訴えかけて大衆動員をはかろうという、政治的には稚拙なキャンペーンになってしまいました」

 「繁栄が昔日のものとなる中で急激に平和も脅かされつつあるという事実は、戦後社会に根付いたと言われてきた平和の理念が、実は戦後日本の経済的勝利に裏付けられていたに過ぎなかったことを露呈させています。左派はこのことに薄々気づいていながら、真正面から向き合おうとはしてこなかったと思います」

 ――右も左もだめなら、タガは外れっぱなしですか。

 「海の向こうからタガがはめられていることが、安倍政権下で顕在化してきました。鳩山政権時代、日米同盟の危機がしきりと叫ばれましたが、それは想定内の事態でした。米軍基地をめぐりアメリカにたてついたのですから。ところが安倍政権は対米従属の性格が強いにもかかわらず、オバマ政権から極めて冷淡な対応を受けています。非常に新しい事態です。これはなんと言っても歴史認識問題が大きい。当然です。アメリカにしてみれば、俺たちが主導した対日戦後処理にケチをつけるのか、お前らは敗戦国だろうと。『価値を共有する対等な同盟関係』は、日本側の勝手な思い込みに過ぎなかった。対米従属が危うくなっているということは、端的に『戦後の終わり』を意味します」

    ■     ■

 ――そんな中、被害者意識を核にした物言いが目立ちます。

 「被害者意識が前面に出てくるようになったきっかけは、拉致被害問題でしょうね。ずっと加害者呼ばわりされてきた日本社会は、文句なしの被害者になれる瞬間を待っていたと思います。ただこの被害者意識は、日本の近代化は何だったのかという問題にまでさかのぼる根深いものです」

 「江戸時代はみんな平和にやっていたのに、無理やり開国させられ、富国強兵して大戦争をやったけど最後はコテンパンにたたきのめされ、侵略戦争をやったロクでもないやつらだと言われ続ける。なんでこんな目に遭わなきゃいけないのか、近代化なんかしたくてしたわけじゃないと、欧米列強というか近代世界そのものに対する被害者意識がどこかにあるのではないでしょうか。橋下徹大阪市長の先の発言にも、そういう思いを見て取れます」

 ――しかし、被害者意識を足場に思考しても、何か新しいものが生まれるとは思えません。

 「その通りです。結局いま問われているのは、私たちが『独立して在る』とはどういうことなのかということです。いま国民国家の解体が全世界的に進行し、大学では日本語での授業が減るだろうし、社内公用語を英語にする企業も増えている。この国のエリートたちはこれを悲しむ様子もなく推奨し、みんなもどこかウキウキと英語を勉強しています。このウキウキと日本人の英語下手は一見背反する現象ですが、実はつながっているのではないでしょうか」

 ――どういうことでしょう。

 「英語が下手なのは、言うべき事柄がないからですよ。独立して在るとは『言うべき言葉』を持つことにほかならない。しかし敗戦をなかったことにし、アメリカの言うなりに動いていればいいというレジームで生きている限り、自分の言葉など必要ありません。グローバル化の時代だと言われれば、国家にとって言語とは何かについて深く考察するでもなく、英語だ、グローバル人材だと飛びつく。敗戦の事実すらなかったことにしているこの国には、思考の基盤がありません」

 「ただし、仮に言うべきことを見つけても、それを発するには資格が必要です。ドイツだって『俺たちだけが悪いのか』とそりゃあ内心言いたいでしょう。でもそれをぐっとこらえてきたからこそ、彼らは発言できるし、聞いてもらえるのです」

    ■     ■

 「言うべきことがないことと、『仕方ない』で何事もやり過ごす日本人の精神風土は関係しているのでしょう。焦土から奇跡の復興を遂げて経済大国になったという国民的物語においては、戦争が天災のようなものとして捉えられています。福島第一原発事故についても、いっときは社会が脱原発の方向へと動いたように見えましたが、2年が経ち、またぞろ『仕方ない』という気分が広がっている。自民党政権はなし崩し的に原子力推進に戻ろうとしているのに、参院選での主要争点にはなりそうにありません」

 ――「仕方ない」の集積が、いまの日本社会を形作っていると。

 「その代表が原爆投下でしょう。日本の自称愛国者たちは、広島と長崎に原爆を落とされたことを『恥ずかしい』と感じている節はない。被爆の経験は、そのような最悪の事態を招来するような『恥ずかしい』政府しか我々が持ち得なかったことを端的に示しているはずなのに、です。原発事故も、政官財学が一体となって築き上げた安全神話が崩壊したのですから、まさに恥辱の経験です。『仕方ない』で万事をやり過ごそうとする、私たちの知的・倫理的怠惰が、こういう恥ずかしい状況を生んでいる。恥の中に生き続けることを拒否すべきです。それが、自分の言葉をもつということでもあります」

 (聞き手・高橋純子)

    *

 しらいさとし 77年生まれ。文化学園大学助教。専門は社会思想・政治学。著書に「永続敗戦論」「『物質』の蜂起をめざして」「未完のレーニン」。


       ◇

「永続敗戦論」という本とそこに書かれていない事
http://www.amakiblog.com/archives/2013/07/03/
2013年07月03日 天木直人のブログ

 またひとつ推薦したい本が出版された。それは白井聰という若い(1977年生まれ)政治・社会思想学者が書いた「永続敗戦論」(太田出版)という本である。 この書評を書こうと思っていた矢先に、きょう7月3日の朝日新聞がオピニオンと言うコラムで著者白井聰氏のインタビュー記事を大きく掲載した。それを読めば彼がその著書で言いたい事が分かるが、一言で言えばこうだ。

 いま目の前でわれわれが目撃している諸問題のすべては、日本が敗戦の歴史を直視してこなかった事に起因する。すなわち敗戦をなかった事にして米国の言うなりに動いていればいいという戦後体制の矛盾に起因する。その矛盾が、戦後日本の象徴たる「平和と繁栄」の破綻とともに、一挙に表面化してきたのだ。言い換えれば、その矛盾に気づき、それを克服することができないなら日本の敗戦は永久に続く事になる。

 まさしく私の言う自主、自立した日本のすすめである。

 しかし彼がこのインタビューでも、そしてその著書でも、語らない事がある。 それは、どうすれば日本は自主、自立できるかということである。

 彼は、英語教育の強化や社内公用語を英語にする企業が増えてきた最近の動きに触れて、それにウキウキする日本はとりも直さず英語の出来ない日本の裏返しであると指摘した上で、こう続ける。
 「・・・英語が下手なのは、言うべき事柄がないからですよ。独立して在るとは『言うべき言葉』を持つことにほかならない。しかし敗戦をなかったことにし、アメリカの言うなりに動いていればいいというレ
ジームで生きている限り、自分の言葉などありません・・・」と。

 その通りだと思う。

 しかしそれでは本当に日本は世界に語る言葉はないのか。 あるとすればそれは何か。

 この事について白井氏は明確に語らない。

 私は、それが憲法9条論だと思う。

 私の言う憲法9条論とは、「憲法9条は素晴らしい」と念仏のように平和の大切さを繰り返すという事にとどまらない。「憲法9条を唱える日本に対しては、米国も中国も、如何なる国も反論できない」という意味で、憲法9条を日本の最強、最大の国力として活用すべきであるという主張である。

 憲法9条こそ、戦後日本の国体であり、最強の国体なのだ。

 その憲法9条を変えようとするいかなる政治的動きも、日本を永久に敗戦に追いやることになる。 

 この事に国民は気づかなくてはならない。

 この事こそが参院選後の最大のテーマである。いやこれからの日本の最大のテーマであるのだ(了)


 

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コメント
 
01. 2013年7月04日 01:17:46 : WZavpHnXUQ
敗戦を認めないし、戦前で被害を与えた国(韓国、中国、東南アジア)は戦勝国側の連合国では無いので、敗戦の処理が無かった。アメリカだけの処理で終わらせてしまった。その逆作用として安倍自民党の様な人種が出てくる。今一度、これらの国と相対して戦後処理をする必要がある。
 吉田松陰は「尊皇攘夷」を唱えたと言われているが、著作を読むと合わせて征韓論を言っている。明治政府でこれが議論され、弟子である伊藤博文が韓国併合まで達成した。東学党の乱で勝手に他国の民を万単位で虐殺し、皇宮を占拠して閔妃を殺害して、恐喝で条約を締結したかの様に見せかけて植民地にした。併合が達成されたとき「我々は太閤秀吉の以来の悲願を達成した」と挨拶した由。長州人は変。
 戦争で死んだ300万の自国民に対してやはり戦争責任を明確にしないとやはり戦後処理は済んでいないと思う。特に今の大手マスコミの権力べったりの報道姿勢は何とかしないと日本人が痛い目に遭う。

02. 2013年7月04日 01:56:55 : 7aihOry3BI

いつまでも延々と自分の脳内で戦後処理をしてろよ。

戦後に生まれた者にとっては関係ねぇんだよ。
ましてや戦争の当事者のほとんどが死んだ今に何の意味がある。

中共や朝鮮は国是としての反日はもはや一種の経済活動みたいな
もんだろ。

謝罪をして次は賠償ですか?

すでに賠償金も払って条約も終わっている。いつまでも過去を
持ち出しては金をせびる隣人に嫌気がさすのは当然。
そんなことに我々の税金を一円たりとも使ってほしくないね。

本当にもういい加減にいつまでも過去の話はやめてくれ。
吐き気がするわ。


03. 2013年7月04日 04:16:27 : 7oSKGju5kA
あんたらが好んで口にする「国家」ってのは法人格なんだぜ。 紛い物だが人格なんよ。
愛して止まない国家ならその人格と心中しとくのはスジでないのかな。
戦後生まれたのね。 はあ、なるほど。
でも国家は戦前からあるんよな。まだ生きてる。
一体化する程愛して止まないのなら法人格と一体化して振る舞うのがスジよな。

別の方法もあるよ。
愛国やめちゃうの。 「戦後生まれで国とは関係ねえんだよ! だから国なんか愛せないね」
これならこっちでスジが通る。

相手と自分の御都合で国と一体化してみたり個人になってみたり使い分けるってのは良くないね。

ちなみに俺は後者でスジとした。
え?それは反日だって? ありがとう。
前者愛国者に指摘されたなら色々と考えもするが、フラフラした蝙蝠風情を怒らせたのであるなら、してやったりと云うものだ。


04. 2013年7月04日 10:13:34 : KssbjmdFHA
この若者白井氏含めてもっと前から、幕末の日本近代史の端緒から考えてみたらいいと思うなあ。戦後にこだわったつもりだろうが、浅い。
戦後が大事だが、戦後を照射するには、戦前とは何であったかもっと明確にすべきだ。9条の正しさと不十分さが見えてくるだろう。


幕末以前の天皇が新君主天皇制に作り変えられてしまい、志士の精神自体の成長が妨げられ君主制下の君主に尽すだけの侍状態のままの精神が多くなったのだ。もはや脱藩するという日本のためのかっての主君に逆らい捨てた自由決起など無くなってしまった。それが戦前のおおかたの精神遅滞だったといえないか。226もしかり。

これは今でもそうかも知れぬ。君主とは別の「おおやけ」のために命をすてて貢献することの出来る政治家官僚が果たしてどれほどいるか?米国を新しい君主と見つけたり、というのが冷戦的武士の情けない生き方、だった/である。

170年前に遡って、日本人の辿りきれなかった精神史を、鍛え直せ。

だって、米軍が70年もこれからも首都制圧していて、なお「国体護持された」ってんだからとんだ国体誤字だぜ。この詐欺を突き出せ!


05. 2013年7月04日 11:34:43 : Leq45E6jPg
思いがけず良スレ発見!

維新後145年、敗戦後68年も経っている。

鎖国で「ガラパゴス化」していたとはいえ、日本は19世紀当時だって立派な「文明国」だった。
だからこそ、開国すると瞬く間に西洋文明を取り入れることができた。

なのに、どうして未だに、「最近の学生は留学もしたがらず情けない」などという意見が
したり顔で語られるのか? 「世界3位の経済大国なのに留学生が少ないのは情けない」
というのならわかるが・・・

アメリカ様の地元で何年か勉強して洗脳してもらわないと、トップ官僚や大学教授には
させてもらえない、そういう国だからね。日本は。

本当に自分の国を考えている人は出世が難しい。


06. 2013年7月04日 13:11:25 : kfC30m5O7s
恐縮ですが、一部に食い付かさせて下さい。
>アメリカに臣従する一方で、
>A級戦犯をまつった靖国神社に参拝したり、
>侵略戦争の定義がどうこうと理屈をこねたりする

この発想、決め付け、の限界を突破しないと「戦後」とは何だったかも解らず終いとなるでしょう。


一体、佐藤栄作の後輩の東大出高級官僚、下山総裁轢断死体とは何だったのか?
・・・拉致事件、グリコ森永事件、オウム事件とは?

なぜ池田隼人はガン手術の後亡急死しあとは栄作長期政権、なぜ角栄、大平、橋龍、小渕、は死ぬのか?

’72 日中国交回復で油揚げをさらわれたキッシンジャーは怒り狂ったと言われている。
最近の動画でも「日中で棚上げしたんだろ。アメを頼るなよ」みたいな言をノタまっている。凄い怨念と言うべし。(ようつ部動画有り)

’76ロッキード事件を仕組まれた後
靖国に無理矢理A級戦犯合祀'78する後押しをしたのは元最高裁長官だ。
’85に中曽根康弘が無理矢理公式参拝と称して中国との揉め事化し粗だてた。対中国の作戦指令であった。白石氏は戦後史の正体が日本人精神の形成に与えた影響をまだ良くこなしきれていないようだ。
漠然とした敗戦主義ではなく、これぞ日本人なりと言うべき人類史を開く精神史を再度生き抜く冪だ。


07. 2013年7月04日 15:59:12 : 7oSKGju5kA
>>06
> この発想、決め付け、の限界を突破しないと
の行までの「決め付け」を問題提起とする前半部分と、
> ’72 日中国交回復で油揚げ
の行以降の、前半で提起を行いながら何故か結論を「決め付け」て締める文の群れが、
大変な矛盾を起こして居るので
結果として提起と結論で在る「筈」の部分の「一体、佐藤栄作の」から「小渕、は死ぬのか?」迄の「繋ぎ」が全く機能せず、結果何が言いたい文章なのか理解出来なくなっています。

三段論法でも序破急でも結構なので、一行30から40文字前後で三行
1「何は、何だから、何である」
2「方や彼には、彼様にして、斯様である」
3「故に私は、此の様に、こう思う」
と、テーマが結論として顕在化する様推敲をして頂けると有難いです。
気が競いているのなら3を前置して倒置法にするのも良いかもしれません。


08. 2013年7月04日 20:37:52 : kfC30m5O7s
「大東亜戦争」とは何だったのかについては、戦勝国の裁判で決着させられた、と我々は思わされている。ところが生きた現実は、米英中ソ蘭と、昭和天皇と降伏者の思惑を越えて動いた。隠された重要な部分が有りはしなかったか。戦後の洗脳は完璧でなかったのだ。天皇の命令に逆らう日本兵とは!

日本に帰って来て「耐え難きを耐え」云々・・・だなんてそもそも聴かず聞き入れず、残留して植民地独立戦争に投じてしまった兵士が出現したのだ。天皇の命令も戦勝国の裁きもきかずに!紛れもない日本人の一部が鬼畜米英で「戦い続けて仕舞った」。勝手に残留した者扱いされた。靖国神社にも入らずに。世界史始まって以来の事であった。

本土に帰還した人達も「植民地開放・民族独立」の美名の物語を紡いだ。日本軍の実態がどれほど酷かったかを肌身で知っていた元兵士も、「民族独立」は支持した。天皇のいう事もアメリカのいう事もきかないで、独立を目指す側に立つ日本兵と云う現存在。欧米植民地主義者でなくとも瞠目せざるえなかった。(中国大陸にも居たのだ) 朝鮮戦争やベトナム戦争でアメリカ側で参戦しに行ったぽちウヨとは全然違う。これはいったい何か?嘘から出たまことだろうか?

憲法9条とはこのようなまっただ中で活きて跳躍した。米軍の傭兵として日本人が駆り出され使い捨てらる、それを拒否し、アジアで戦争止めろと国中で叫ぶ積極的の働きをしたのだった。ベトナムに駆り出された「戦勝国」韓国兵の場合と対比して考えて見るのといい。「ノーモアヒロシマ原爆反対」は戦争で出来なかった事を日本人は今度は平和運動でやっていると、いみじくも米高官が危機感募らせて反発したのだった。

同族の女子供を意図的に殺してかつ謝罪もしない異民族をなお、己が主君にしたがるという出来損ないの寒らう生き方がある。日本人はそれでいいか。日本人は犯した誤りあらば堂々謝れば宜しい。



09. crites 2013年7月04日 22:33:09 : Lb4g7GWIhFnZM : Rig5h9M55M
だいたいこの若者の言うとおりだと思うが、それを「永続敗戦」などというキャッチフレーズにするところが駄目だね。

もっと簡単なんだよ。私たち日本人は「何をやろうとしたのか」、そして実際は「何をやったのか」、この2つをはっきりさせることだ。それだけでいい。

でも私たちは「それだけ」のことをやってこなかった。そのツケが回ってきているね。


10. 2013年7月04日 23:14:07 : BkYSOduwHY
ご参考までに


近代化の終わりと歴史への再帰
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/259.html

明治維新を定義し直した「脱亜入欧論」 ーそれは「攘夷論」と「開国論」を「文明論」として揚棄aufhebenしたもの
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/260.html

「脱亜入欧」の完成態としての視野狭窄!
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/666.html

日本の致命的な弱点! ー政治オンチについて
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/679.html

視野狭窄!2<近代>再考  米軍=原発 −隠蔽としての戦後
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/664.html

Re:<近代>再考 フクシマ=オキナワ
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/665.html

ヒロシマからフクシマへ ー脱・核(核兵器、原発)は脱・米(=アメリカ支配)の大きな一里塚である
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/662.html

文明の隠喩としての<病>
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/261.html


11. 2013年7月05日 00:18:13 : plsk27d8TE
松岡洋介は何を構想したか
たぶんナチスソ連日本による
ユーラシア分割支配かな
独伊日の枢軸同盟は計算違いだろう
ナチスとソ連とは同類と
見抜いたのは慧眼であるが
両雄並び立たずまで思わなかった
ヒットラーもスターリンも
社会主義者だから本気で
平等社会で英米と対決すると思っていた
奸がG8で中国も仲間いれよう提案したように
上っ面をも見れないVAかどもを
排除できない日本国民が
アメリカ様にもの申す資格はない
まずがみんな選挙に行け!


12. 2013年7月05日 13:00:43 : jSaxDY3TIA
>アメリカに臣従する@
>一方で、❹
>A級戦犯をまつった靖国神社に参拝したり、A
>侵略戦争の定義がどうこうと理屈をこねたりするB

❹のように@とABとが相互離反の命題だと、私も長らく思わされて来た。

しかし、特定の実体においては、❹と捕えるのが間違いである場合が、実は存在する。@とABとを密接に絡めて、敢えて実行し、それが正当と殿様から評価される場合がそれだ。ABを、或る目的の為に、或る結果を引き出す為に行う場合だ。

そういう事例が、日本人政治家の中にあったるやを、見抜けるか否かの炯眼が問われる。



13. 2013年7月05日 17:07:25 : sGW4CvIP3I
>12. 2013年7月05日 13:00:43 : jSaxDY3TIA

言ってるコトが不分明なので、イマイチ解りませんですな。
せめて、この「日本人政治家」が誰を指すのか、言って頂ければ、何となく、推測はつくかも? ええ、老眼だもんで、、


14. 2013年7月05日 23:05:01 : 2sfLdHq7lc
>>12,13

そういう奴って譬えば、シネシネ閣下の縊死原死ん太郎閣下とかあ?
「風見鶏ヤス」とか「小鼠進次郎のオヤヂ」とか?
やたら日の丸ふり回したがるヤツが実はアメぽち偽キムチ893だったみたいな、、、


日本兵の死体ごとセメントで固めて滑走路造り、だけど「英霊に応える会」でっちあげてA級戦犯を合祀して、対中奸計の仕込み完了!「尖閣棚上げを許すな」が合言葉?


TPP入れたがる外国の手先が、何は無くとも、とりあえず 日の丸・慰安婦・靖国で「保守」ヅラでけるし!



15. 2013年8月11日 12:15:32 : o5vDAEAHEA
中国・朝鮮が未だにWW2を歴史として消化できない異常な国家である事が日本の現状を呼び込んでいるのであって、特に疑問を感じるような事もない。強制にしろ導いた結果にしろ、彼らがいつか過ちを正した時に改めて考えればいい話さね。

16. 2013年8月11日 19:17:46 : 2Xs05ExWZc
>15
いちばん消化不良起こしてるのは日本人じゃない?

今現在起きていることの意味さえ分かってない人がおおすぎ

尖閣もフクシマも


17. 2013年8月21日 19:21:56 : kM9xLRhFxE
>>16
ビロウな例えで申し訳ありませんが

マトモな日本人はとっくに消化してるのに「左翼・リベラル」を名乗る人たちがマトモな日本人の排泄物をモリモリ喰いながら「まだあの歴史は消化されてない!お前らのウ○コを俺らが食って胃の中にあるんだからまだ消化されてない!」ってゴネ続けてるだけでしょうに。


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