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「省内イジメ」刑事告発 村木厚労次官 正義の人を貫けるか
http://gendai.net/articles/view/syakai/143206
2013年7月2日 日刊ゲンダイ
厚労省の羽田空港検疫所の医系技官、木村もりよ氏(48)に対する省内の「陰湿イジメ」がついに刑事告発に発展した。
木村氏は09年の新型インフルエンザ騒動の際、当時の厚労省の防疫策を批判した人物だ。直後から省内で「組織ぐるみ」の嫌がらせを受けて「抑うつ状態」に追い込まれ、11年6月に公務災害認定を申請した。
ところが、厚労省側は木村氏の申請に「ウソ八百」を並べ立てて妨害。とうとう木村氏は1日、厚労省の二川一男・官房長と樽見英樹・官房人事課長の2人に対する「虚偽有印公文書作成・同行使罪」の告訴状を最高検に提出したのである。
「告訴状によると、木村さんが受けた嫌がらせの例として、人事に関する資料が自分だけ配布されない――などの具体的な事実を指摘したところ、厚労省は、木村さんを職員の身分に該当しない『人事交流者』などと偽り、事実関係をねじ曲げたのです」(司法ジャーナリスト)
民間企業でいえば、れっきとした「社員」なのに「アルバイト」と言われたようなもの。企業に「パワハラ撲滅」を呼び掛けている厚労省自身が「組織ぐるみ」でパワハラを行い、幹部が刑事告発されるとは前代未聞だ。こんな省庁が労働者の人権政策などを一手に握っているのかと思うとゾッとする。
会見した木村氏は、郵便不正事件で冤罪被害者となった村木厚子・新厚労次官就任に触れ、「村木次官は正義の人。(この問題が)省内で内部調査を徹底的になされるものと期待している。正義を取るか、組織を取るかだ」と話した。村木新次官のお手並み拝見である。
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