http://www.asyura2.com/13/senkyo150/msg/197.html
Tweet |
わざとインフレを起こせば預貯金1400〜1700兆円が株式売買やFXに出てくる。定期預金でも年に2%ずつ自動的に目減りさせれば、10年後には預金価値が2割以上毀損するからだ。これがアベノミックスではなくアソウノミックス。
今定期預金者に対する銀行の解約⇒投資要求が煩い。銀行が提示して来る金融商品はどれも『元金保証なし』で予定利息もインフレターゲットに満たない。元来、銀行預金を銀行責任で投資してきた。1400兆円の預金は死蔵されていたのではない。問題は銀行すら投資できなくなった状態だ。
預金しても銀行が投資しない。危険すぎるからだ。それなら預金者を株式市場に追出してしまえというのが、今政府のしていること。これは特上のサギである。そのサギ行為に失敗しそうになると、銀行預金だけでは足らなくなり、郵便貯金や年金積立という300兆円規模を勝手に使い込む。
これをアベノミックスと有難がる連中は詐欺集団のおこぼれに集る禿鷹か? 禿鷹は人などの死肉を食う。
◆サギノミックスには盗聴やサイバーテロも必要な手段であり、安倍政権も着々と個人情報の強制的入手を法律化している。安倍政権は米国NSA(中央情報局)との連携機関を設置するが、本家NSAが世界中を“攻撃目標”と呼んでサイバーテロしたい放題。
英紙ガーディアン(電子版)「日本やフランスの大使館を含む38の米国内の大使館や代表部を監視対象として、盗聴などを行っていた。監視対象はフランスやイタリアといった欧州連合(EU)諸国のほか、日本や韓国、インドなど広範囲」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013070101001218.html
独誌シュピーゲル「NSAはNATOビルを本拠に、欧州連合理事会や国連EU事務所などを“攻撃目標”としてサイバーテロ。ドイツでは毎日約2000万件の電話と1000万件のインターネット通信記録が盗聴または監視されていた」
http://j.people.com.cn/home.html
◆昨日6月30日にブルネイで行われたアセアン外相会議(+パートナー+招待国の計29カ国)とアセアン・中国外相会議の結果は日米にとって手も足も出ない状態だった。この敗退は2年前には確定していた。アセアンは日米による横やりを逆手に取った。
すなわち《南中国海行動宣言》=「双方は冷静と抑制を維持し、紛争を複雑化し拡大させるいかなる外部言動にも左右されず、国際海洋法を順守する」であり、これは日米の横槍を無視することをアセアン加盟国の義務とし、領海の共同策定・共同パトロール・資源共同探査をプロトコルと決めた。
日本マスコミだけが『今度こそ、フィリピンやベトナムが主張するところの、中国を国際法で規制する「行動規範」の策定作業部会開催期日を決定できるか』と騒いだが、それは『中国憎し』に凝り固まった日本マスコミと政府による国民洗脳を翼賛報道したに過ぎなかった。
アセアン外相会議での不戦敗の翌日は、どなたの指図か? 朝日が悪意に満ちた報道:『中国、南洋の国に“触手”』朝日1面、『グアムへじわり』『習主席が「参入宣言」』『米、囲い込み限界』朝日2面、『南シナ海「前進」を“演出”−行動規範協議入り■中国 透ける思惑』(朝日7面)
http://www.asahi.com/international/update/0630/TKY201306300115.html
方針が決まると中国は怒涛のように押し寄せると言われる。それを恐れ軽蔑する日本。しかし、戦後高度成長期の日本も同じことをしていた。米国からの朝鮮戦争特需で経済成長し、米国がベトナム戦争敗北で国家財政も国民精神も破綻した隙を突いた日本企業の乱入であった。
朝日の記事でも『中国による南洋の国の囲い込み』が邪悪である理由は、米国と日本による『囲い込み』を破るからだと、率直と言うか阿呆と言うか、自分の記事で無自覚に吐露している。
どの国であれ金に物を言わせて他国に乱入するのは人道違反。しかしながら、それを人道違反と思うこと自体が自由貿易などの不公正の大元であると毛嫌いされ、攻撃ターゲットにする米英流強欲資本主義が世界を席巻したままである。
防戦で勝つことは無くなった。攻撃する他にない。……朝日記事の中国による、経済進出と軍事的進出も、所詮は米英日の攻撃を座して待てば蹂躙されるから、米英日と同様の所作で攻撃的に生き延びようとすることである。
このような悪の連鎖と繰り返される人類の悲劇の因果関係を断ち切ろうとしたのが日本国憲法、特に9条第2項は地球人類の宝石である。2000年まで日本だけでなく中国もそれを享受し幸せであった。安倍晋三の歪んだ執念は許せない。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。