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(回答先: ASEAN外相会議(ブルネイ) 投稿者 SukiyakiSong 日時 2013 年 6 月 30 日 22:14:47)
今日ブルネイで開かれたアセアン外相会議は、中国海問題に対するフィリピンの抗議も無く、2015年末『アセアン共同体』設立に向けて全力傾注することで一致し共同宣言。
世界で日本マスコミだけが『今度こそ、フィリピンやベトナムが主張するところの、中国を国際法で規制する「行動規範」の策定作業部会開催期日を決定できるか』と騒いだが、それは日本人洗脳用の歪曲報道だった。
南中国海問題はベトナムとフィリピンが関与しているが、中越は長い交渉を積み上げ。6月21日に両国国家主席が『中越包括的パートナー関係樹立』と付属条約『領海策定共同委員会設置、両国軍共同パトロール、両国石油資源公社共同探査など』に調印した。
『中越包括的パートナー関係樹立』で重要なことは、《南中国海行動宣言》=双方は冷静と抑制を維持し、紛争を複雑化し拡大させるいかなる外部言動にも左右されない、であり、これはアセアン・中国首脳会談で決定されていた内容で、それを適用した1号実績となった。
南中国海問題は三つある。
➊中越間トンキン湾内領海問題
➋中菲間の領海問題
➌米海軍と海自艦艇の自由通行問題(無通告、潜航通過)
問題➊と➌は“ほぼ解決”。
➊『中越包括的パートナー関係樹立』条約
➌アセアン首脳会議《南中国海行動宣言》=双方は冷静と抑制を維持し、紛争を複雑化し拡大させるいかなる外部言動にも左右されない⇒軍艦に国際海洋法に従う事前通知・浮上航行を義務付け。
フィリピンがアセアン唯一の異端者化し、前回では同国が共同宣言を反故にさせた。今回はアセアン各国、特にベトナムと中国が周到な準備を行い、海洋問題解決具体策の条約化と中越国家パートナー関係樹立に成功した。この成功は2015年末のアセアン共同体設立を確固たるものにする。
これはどうでもいい邪推ですが(ロシアの声参照):直前に小野寺外相が比国に飛んだ。何を言ったかの邪推です、『もう八方塞がりだ、今回アセアン外相会議は静かにしろ。その代わりに艦艇12隻を来年供与するし、米軍にも黄岩環礁付近での米菲合同軍事演習をさせるから』……
◆この後アキノ大統領は、場外乱闘をまた演じるのか、それとも諦めて『中菲包括的パートナー関係樹立』条約に動くのか? 中国が農産物禁輸と観光渡航禁止、台湾と香港が出稼ぎ家政婦の帰国政策で、比国経済は干上がっている。全面的軟化しかない。
- ASEAN外相会議(ブルネイ)南中国海問題解決-尖閣問題の立ち遅れが際立ちそう(共同) SukiyakiSong 2013/6/30 23:45:44
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