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2013/6/29 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
ようやく終結した。遠隔操作ウイルス事件で計15の罪に問われた片山祐輔被告(31)の捜査のことだ。今年2月の逮捕以来、足かけ5カ月もの間、捜査当局は実に4度も逮捕を重ねた。計15件の容疑のうち起訴に持ち込めたのは10件。3分の1は起訴を断念した。
この間、片山は“代用監獄”に延々とブチ込まれたわけだが、そこまで極悪非道な男なのか。
「過去にも和歌山カレー事件の林真須美や、婚活連続不審死事件の木嶋佳苗など、当局が逮捕を繰り返したケースは多数ありますが、いずれも複数の殺人容疑をかけられていました」(法曹関係者)
今回の事件で爆破や殺人、ハイジャックを予告された関係各所はいい迷惑だったろうが、命を奪われた被害者はひとりもいない。片山の肩を持つ気はないが、多額の捜査費をつぎ込む値打ちのある事件だったのか。素朴な疑問が湧いてくる。
今回の事件には、法曹界からも「当局を長期捜査に駆り立てたのは、先に4人も誤認逮捕した大失態の汚名返上」「国家権力のメンツを守るため」と異論が噴出。片山はいずれの事件も関与を否定しており、裁判の長期化も必至だ。仮に晴れて無罪を勝ち取れば、多額の国家賠償が生じる。
元手はすべて税金。事件の一番の被害者はまっとうな納税者ではないのか。
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