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2013年06月28日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆自民党国会議員の弛み切った秘部に「3本の矢」(サン・フレッチェ)が命中し、安倍晋三政権の前途に暗雲が漂い始めた。とくに「3本目の矢」は、不吉な兆候を暗示している。それは、第1次安倍晋三政権を崩壊に導いた「事務所経費」問題の「1本目の矢」を浴びせられた佐田玄一郎・衆院議院運営委員長(衆院群馬1区)が、今回もまた「疫病神」になりそうだからだ。
天下国家を論じ、秘部には触れない新聞とは違い、週刊誌ジャーナリズムの餌食になれば、国会議員は、政治生命を失いかねない。それも連続すると政権が崩壊する。これだけに起爆力を持っている週刊文春、週刊新潮、サンデー毎日などに狙われたら最後と覚悟しなくてはならない。毒矢が当たれば、ひとたまりもないのだ。
◆第2次安倍晋三政権は2012年12月26日に誕生して、まだ6か月を経たばかりにすぎない。[英雄色を好む」とはいうけれど、この短期間に、「色好み」国会議員3人男の「武勇伝」が、天下を賑わし、安倍晋三首相を悩ましている。
1本目の矢は、「週刊新潮」が射て、徳田毅・国土交通省政務官(衆院鹿児島2区)に命中した。2004年に未成年の女性に対して準強姦に当たる性行為を行い、2007年に和解したと暴露した。菅義偉官房長官は今年2月4日の記者会見、7日の衆議院予算委員会における民主党議員の前原誠司が行った質問に対する答弁で、「徳田から、相手との関係で明らかにすることができないと説明があった」とした。安倍晋三首相は、政権に傷がつくのを恐れ、2月4日、徳田毅・国土交通省政務官をスピード辞任させた。就任後1ヶ月余りであった。
2本目の矢は、週刊文春が7月4日号で射て、安倍晋三首相の側近である西村康稔・内閣府副大臣(衆院兵庫9区)に見事命中した。「『女性3人を選びキングのように』相手ホステスが告白 安倍側近西村康稔副大臣 自民党の次世代エース 『ベトナム買春』スッパ抜き!」と報じた。
3本目の矢は、「週刊新潮」が7月4日号で射て、佐田玄一郎・衆院議院運営委員長の秘部に、これもまた見事に命中した。「4万円援助交際20回!女子大生とラブホテル!衆議院NO.3議院運営委員長『佐田玄一郎』常習的買春の現場報告」「還暦を迎えた大物政治家は、湯島のラブホテルに一人で入り、20歳の女子大生の到着を待った。偽名を使い、謝礼は4万円・・・。初めて関係してから半年が過ぎていた」と報じた。
3年3か月ぶりに天下を取り戻して浮かれ気分の自民党のことである。いまやわが世の春を謳歌しているゆるゆる秘部の国会議員は、この3人には、止まらないに違いない。週刊誌ジャーナリズムが、4本目の矢に続いて、毒矢を連発してくるはずだからである。そのゲリラ的な猛攻撃に安倍晋三首相がどこまで耐えられるか。誠に心臓に悪い話だろう。
◆一度あることは、二度ある。二度あることは、三度ある。だから、気を弛めるわけにはいかないのである。
事務所経費をめぐる不祥事は、第1次安倍晋三政権時代に多発し、政権が大きく揺さぶられたのが、今は懐かしく思い出される。佐田玄一郎行革担当相、伊吹文明文科相、松岡利勝農水相、あのバンソーコー大臣と言われた赤城徳彦元農水相、遠藤武彦農水相らが、マスコミから批判を浴びた。松岡農水相は、首吊り自殺し、そのほかの政治家は、いずれも辞任に追い込まれた。このときは、共産党のシンパらが、暇に任せて閣僚の政治資金管理団体などの収支報告書を綿密に分析して、報告書記載事項と実態との食い違いを暴き、安倍晋三政権に対して、一の矢、二の矢、三の矢と次々に放っていった。深手を負った安倍晋三政権は、ついに抗しきれずに倒れてしまったのである。
今回とくに縁起が悪いのは、前回、第1の矢を射られた佐田玄一郎行革担当相が、再び毒矢を射られて、命中したことだ。こうなると、安倍晋三首相ら幹部は、早めに神官にお祓いをしてもらう必要があるのではなかろうか。
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