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2013/6/28 晴耕雨読
終末国会の問責騒ぎ。
自民党は問責案が出たのを利用して重要法案を廃案にし、「だからねじれを解消しないといけない」と国民にアピールして参院選を有利に戦う作戦だ。
廃案にされた法案はいずれも国民生活に深く関係する。
つまり、自民党は国民の生活など何も考えていない政党であるということである。
どのマスコミも野党の問責可決を批判し、与党が予算委を欠席したことの問題点を指摘しない。
今国会での与党欠席は2回もあった。
なぜ、欠席したか。
アベノミクスの脆弱性や政調会長らの発言を選挙前に追及されたくないからだ。
自民党は全てが党利党略、こんな政党に参院で過半数を与えてはならない。
「そもそも総研」玉川氏の言。
「国民生活に影響ある重要法案が葬り去られたというが、電力法案などは内容に問題山積。
廃案を奇貨として審議をやり直せ」。
確かにその通りである。
しかし、参院選で自公に過半数を与えると、やらないか、さらに内容が劣化させる恐れがある。
参院選は棄権してはならない。
自民党が批判を覚悟で参院決算委に欠席したのは、今週発売の「週刊新潮」に掲載された佐田玄一郎議運委員長の買春疑惑と、「週刊文春」掲の西村康稔内閣府副大臣のベトナム買春疑惑を追及されることを恐れたからである。
2人とも安倍首相の側近である。
自民党とは幹部にこういう人物のいる党である。
日本のマスメディアのひどさは今更いうまでもないが、佐田玄一郎議運委員長と西村康稔内閣府副大臣の買春事件をテレビはコメントなしのベタ記事扱いでしか報道しない。
国会議員の買春事件はそんなに小さい出来事なのか。
佐田氏は辞任を表明したが、西村氏は否定。
そんなことで済まされないだろう。
国会議員の買春事件。
佐田氏の場合は写真を撮られ、相手の女性から事実を確認。
辞任は当然だ。
西村副大臣の否定しているが、「週刊文春」は現地に行き、相手の女性を特定し、西村氏の写真を見せて確認。
否定では済まないだろう。
それこそ小沢氏に対して自民党が執拗に迫った説明責任が必要ではないか。
自民党にとってもうひとつ頭の痛い問題がある。
渡辺ワタミ会長の公認問題。
「週刊文春」読者アンケートでは80%が反対。
ワタミがブラック企業である証拠は多く積み上げられている。
このような人物に教育を任せようという安倍首相のセンスを疑う。
自民党員の中には公認するなら党員をやめる人も多い。
週刊文春アンケート調査。
渡辺美樹ワタミ会長の参院選自民比例区公認について79・8%が反対し、賛成の20・2%を大きく上回った。
「あなたはワタミをブラック企業と考えるか」にイエスが80・6%、ノーは19・4%。
ブラック企業で反省がないから、多くの人が自民党の公認に反対している。
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