http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/879.html
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安倍自公政権はマスコミを使って情報煙幕で覆い、官僚組織と手を組んで磐石の体制に見えるかもしれない。
しかしそれは、国民への点と線の支配でしかない。
アフガニスタンのカルザイ政権は今や、米国がタリバンと正式交渉を始めた事により梯子を外されたのである。もう使い捨てである。
韓国のかつての李政権も朝鮮戦争の休戦交渉を自ら蹴った事により、米国に北朝鮮と中国を相手としてまとめられてしまって末路は米国への亡命となった。
南ベトナムは北ベトナムに平定され米軍は逃げ出してチュー政権は瓦解し、政権要人は外国各地へ散っていった。
日本は確かに、これらの国々とは違って内戦状態にはない。
ハード的にはそうであるが、しかし、
ソフト的には正に内戦である。
売国勢力・支配者在日米軍と日本国民のソフトな内戦にある。
原発破裂による国家破壊と売国経済政策による経済破壊を巡って戦いは熾烈を極めるだろう。
日本国民はアフガンのタリバンであり南ベトナムのベトコンである。
この際、北朝鮮は米国と繋がっているから外す事にする。
我が国の内戦は武器を使っての拠点の争奪ではなく、真実情報の争奪によって戦われている。
やがて米国と属国日本の経済秩序の崩壊がせき止められる地点を通過する。
その時に、日本の属国売国勢力は米国によって捨て去られる。
カルザイと李とチューと同様の運命が彼らを待ち受ける。
田中宇の直近のコンテンツから彼らの運命を知る事が出来る。
http://www.tanakanews.com/130625mideast.htm
悲劇から喜劇への米国の中東支配
…米欧は表向き「国軍は訓練を受け、うまく育っている」と発表するが、実際のところ、米欧占領軍が去った後のアフガン国軍が弱体化し、カルザイはタリバンに政権をとられる可能性が高いと予測している。米欧軍は、これ以上占領を続けてもアフガンが安定しないと判断し、すでにアフガンで戦闘行為を行っていない。米欧は、カルザイとタリバンを何とか協調させて連立政権を作る道筋をつけた上で軍事撤退しようとしている。だから米国は、タリバンとの交渉を開始し、そこにカルザイも同席する戦略をとった。米国はこれまで、タリバンがアルカイダとの決別を宣言することを交渉の前提としており、タリバンが拒否してきたため、交渉に至っていなかった。今回、米国は、軍事撤退の期日が迫る中、この前提条件を外し、交渉開始となった。(NATO to stop combat operations in Afghanistan: chief)
交渉開始に際し米国は、タリバンが交渉の拠点としてカタールの首都ドーハに代表事務所を持つことを許した。6月18日、代表事務所の開所式が、カタール政府の副首相も参加して盛大に行われたが、これはカルザイ政権にとって驚きの出来事となった。タリバンは事務所に「アフガニスタン・イスラム君主国」と書いた看板を掲げたからだ。これは、01年に米軍に侵攻されて崩壊するまでのタリバン政権が自らにつけていた国名だったからだ。タリバンは当時の国旗も事務所に持ち込んでいだ。カタールは以前から、アルカイダやタリバンなど過激なスンニ派イスラム主義勢力を支援することを国家戦略としており、シリア反政府勢力にも、米国に代わって最も多く武器を支援してきた。アフガンにタリバン政権が復活することは、カタールにとって願ってもないことで、だからタリバンが事務所に以前の政権の名称や国旗を掲げて亡命政権の体裁をとることを積極支持し、開設式に副首相を送り込んだ。(US Struggles to Reassure Karzai, But Are Taliban Talks Dead?)
カルザイ政権は、タリバンがドーハに亡命政府まがいの事務所を開設し、それを米国が「交渉に必要だから」と言って黙認していることに驚愕した。これはまるで、米欧軍が去った後、タリバンがカルザイを追い出して政権を再獲得することを、米国が黙認しているかのようだった。カルザイは、米国とタリバンとの交渉への同席を拒否する怒りの声明を出した。その後、米政府がカルザイをなだめている。(Karzai withdrawal from Afghan peace talks leaves tough road ahead)
米国は、アフガンから軍事撤退した後、唯一の頼みの綱が傀儡のカルザイ政権だ。タリバン政権の復活は、米国にとって悪夢だ。それなのに米国は、タリバン政権の復活を容認するかのようなドーハ事務所の開設を許し、カルザイをないがしろにしている。この展開は、1953年の朝鮮戦争の停戦交渉で、米国の傀儡だった韓国の李承晩政権が怒って調印を拒否し、米国が韓国抜きで、北朝鮮や中国と調印した時を思い起こさせる。米国は、傀儡を邪険に扱って、哀れな状況に追い込む隠れた長期戦略が持つかのようだ。オバマは、ライバル国の習近平と親密で濃密な2日間を過ごしたくせに、傀儡国の安倍晋三とは、以前からなかなか会おうとしない。傀儡は悲しい。(カルザイとオバマ)
米国は、カルザイ抜きでタリバンとの交渉を開始したが、タリバンは米国と真面目に交渉する気などないだろうと言われている。米軍は、タリバンとの交渉が成功しなくても、財政的な理由から、来年末にアフガンから撤退せざるを得ない。米国が撤退したら、タリバンは、カルザイが協調的であろうがなかろうが、カルザイを追い出して政権をとるだろう。きたるべきタリバン政権は、米欧から承認されなくても、中国やロシア、イランなど上海協力機構の国々とつき合ってもらえる。(An Afghan Peace?)…
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