安倍晋三内閣総理大臣問責決議案可決
http://www.seikatsu1.jp/activity/diet/act0000098.html
2013年6月26日　生活の党

参議院において賛成多数で決議

昨日6月25日に生活の党、社民党、みどりの風で提出した「内閣総理大臣　安倍晋三君問責決議案」が、賛成125票、反対105票、賛成多数で可決された。

採決に先立って行われた参議院本会議では、生活の党森ゆうこ代表代行が趣旨説明を行った。趣旨説明文全文は以下の通り。

内閣総理大臣　安倍晋三君問責決議案　趣旨説明
http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/2013/06/post-1ded.html
2013年6月26日　生活の党　参議院議員森ゆうこ

生活の党の森ゆうこです。私は生活の党、社民党、みどりの風の3党を代表して、内閣総理大臣安倍晋三君の問責決議案を提案するにあたりその趣旨をご説明いたします。

まず案文を朗読いたします。内閣総理大臣安倍晋三君問責決議。本院は、内閣総理大臣　安倍晋三君を問責する。右決議する。

安倍内閣は、参議院規則第38条第2項に則り正式な手続きを経て開催された参議院予算委員会の出席要求を拒否し、6月24日、25日の両日に渡って同委員会を欠席しました。これは、国務大臣の国会への出席義務を規定した日本国憲法第63条に違反する許しがたい暴挙であります。憲法第九十九条 　は、我々国会議員に、そして総理をはじめとする国務大臣に憲法を尊重し擁護する義務を課しております。憲法改正を声高に叫ぶ安倍内閣総理大臣が、憲法違反の行為を平然と行うことを我々は決して黙認してはならないのであります。

本院予算委員会における平成25年度総予算の審議は、審査期間がゴールデンウィークをはさむこととなり、当初から時間が制約される中で始まりました。その中でも我々野党が、国益のため、最大限、安倍総理をはじめとする閣僚の外交日程に配慮したため、結果として、57時間17分となり、これは衆議院の審議時間82時間30分と比較して大きく見劣りすることになりました。また、テレビ入りの集中審議も、衆議院は8回43時間30分審議を行ないましたが、本院ではわずか5回24時間45分となりました。このように審議時間が取れず国民の期待に充分こたえられなかったことから、与野党ともに、予算成立後に審議時間を確保すべきであるとの認識が共有されました。その後、自民党、民主党の筆頭理事間で日程の調整が行われましたが、会期も残り少なくなったことから、去る6月12日に野党8党共同で委員会開会要求書を提出しました。参議院規則第38条第2項は、委員の3分の１以上から要求があったときは、委員長は、委員会を開かなければならないと規定しています。石井一委員長はこの規則に則り、委員会を会期中に開催すべく、理事懇談会を開催するなどして丁寧に合意形成を図る努力をされました。しかし、結局与野党の合意に至らなかったため、自民党、公明党を含む全ての会派が出席した6月21日の理事懇談会において、6月24日に予算委員会を開催し集中審議を行うことを決定し、テーマを外政・内政をめぐる諸問題として開始時刻、各会派の質疑時間など会議に関することが決定されたのであります。

このように正式な手続きを経て、6月24日に委員が定足数を満たしたため石井一委員長は開会宣言を行い、予算委員会は正式に開会されたのであります。にもかかわらず、安倍内閣総理大臣をはじめ出席要求のあった閣僚は欠席しました。

6月24日は総理をはじめとする閣僚に外交日程など特段国会を欠席せざるをえない理由はありませんでした。安倍内閣は出席拒否の理由として、平田健二参議院議長の不信任決議案が提出されたことをあげておりますが、会期末で日程が制約される中でおよそ正当性のない不信任決議案で国会審議を遅延させ、更には同案の処理を先延ばしにしたのは他ならぬ与党であり、また同案採決の条件として予算委員会の開催をしないことを条件にしていたことからも、予算委員会の開催を妨害したことは明白であります。

　安倍内閣は質疑通告さえも拒否したばかりではなく、正式に文書で予算委員長が出席要求したところ、署名のないメモで出席拒否する旨回答しました。全ての会派が了承して築き上げてきた参議院予算委員会のルールでは、大臣は委員会に出席できない時は、事故届けを提出しなければならないにもかかわらず、これを提出しなかったばかりか、理事会に出席して説明しようとさえしなかった。民主主義は手続きであり、我々はルールを守り、正式に予算委員会は開催されたのであります。ルールに則った正式な手続きを無視することは、民主主義を壊し、やがてそれは専制政治、そして独裁政治へとつながっていきます。

国権の最高機関である国会をこのように愚弄する行為は前代未聞であり、憲政史上に汚点を残し、議会制民主主義を根底から揺るがすものであります。

憲法に違反して国民主権を蔑ろにし、我が国の立憲主義をも踏みにじろうとする安倍晋三内閣総理大臣の責任は極めて重大であります。以上が、安倍晋三内閣総理大臣の問責決議案の提案理由であります。何卒速やかにご審議の上ご可決くださいますようお願い致します。　

コメント
01. 2013年6月27日 01:05:15 : aqh54UB7yM 安倍さんは、憲法63条を破った無法者。 総理大臣の資格なし。 さっさと辞めて欲しい。
02. 2013年6月27日 01:09:14 : TW06Mls4mo 錯覚総理は不要だわな。主権は国民にあらず我にありとは恐れ入りますね。
03. 2013年6月27日 01:10:53 : UWgrm7U3nU 重要法案通さんとこんなことしてもマイナスやな。そんなことも分からんとは、現実検討能力も判断力もないなあ。次も惨敗やろ。
04. 2013年6月27日 01:24:06 : drEI6UBkpY 重要法案可決したいなら憲法の規定通り出席すれば良い話 何故出なかった　例の買春記事で質問攻めになるのが嫌で出てこなかった？？ 要は国民生活より、自己保身に走っただけの自己中心主義者と言う事 期待するだけ無駄！！期待値で生きてるだけのお・と・こ
05. 2013年6月27日 01:53:10 : IUXV93xRS2 このおばちゃんにとっては最後の国会だから思い出作りに好きにさせればいいと思う。 重要法案は自公が参院の過半数を獲得したあとに粛々と進めればよい。
06. 2013年6月27日 03:23:17 : maxkpWHZCo あべちゃん　みんなの党が賛成に廻ったのは米国の意向だ　今だけ恥さらされてなお米国のケツの穴舐め続けるのか？自主独立国家にする覚悟はないんだろうな〜
07. 2013年6月27日 03:55:51 : Q5Igzhntgg 全体の流れが国民の不利益になろうが、一点しか見ない。 敵を糾弾するのみ。
08. 2013年6月27日 04:55:36 : 5uvl0AM6Ng 発送電分離を始め重要法案は、これによって潰された。 法案を通してから、問責決議するという選択肢も取らなかった。 これでは、次の参院選の票は、生活の党、みどりの風、社民党から自民党に移ることになるだろう。 結局、自民党に票を渡すという裏取引が成立しているのだろうか？
09. 米犬 2013年6月27日 05:52:40 : PUHl6PtDGaXFs : 4Q80R8Zler 森・福島・谷岡の3人組は得意になって意味ない不信任案を提出した。 ただ目立ちたかったのだろう。実にうれしそうな顔だった。森氏も最後のお仕事のつもりだったのか。 生活保護強化の救済策を廃案にしたことは、廃案にしたい自民のお手伝い？？
10. 2013年6月27日 07:40:22 : dieLmElcFQ >09 ベー犬毎度おなじみ稚拙な妄想投稿。 バーチャル素人投資でも白金が下がると多少はショックかｗｗｗ その腹いせで森氏へのストーカー的投稿はやめな。 お前が心配しなくても森氏は大丈夫。 選挙権のないベー犬にはどうでもいいことだわｗｗｗ

11. JohnMung 2013年6月27日 08:45:28 : SfgJT2I6DyMEc : X6g2BgxSDY 　レイシスト「在特会」御用達・牝であれば何でも尻を追い回すストーカー犬＝「米犬」＝「新自由主義クラブ」のほか、バカウヨも出没中！ 　バカウヨもお集まりのようだから、↓　で、西村康稔くんのベトナムでの蛮勇ぶりをみておきましょう。 　”安倍側近・西村康稔副大臣　ベトナム買春を相手ホステスが告白！ （週刊文春）” 　http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/838.html 　投稿者 かさっこ地蔵 日時 2013 年 6 月 26 日 21:51:19: AtMSjtXKW4rJY 　上記スレのアンカーNo．１４では、あの佐田玄一郎くんの援助交際を確認しておきましょう。 　http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/838.html#c14
12. 2013年6月27日 09:51:31 : SYBnefOvOA 例によってメディアは「国民生活が犠牲」の一点張り どうして出席しなかったのかの解説すら聞いたことがない とはいえ、ここまでの段階では安倍ちゃんの思う壺にしか見えない うまく自民に乗せられた感は否めない 参院選も喫緊に迫っている そんあ不安を払拭できるような「明快な次の手」がなければ 本当にやばいと思うのだがどうか？ ＞＜
13. JohnMung 2013年6月27日 10:13:10 : SfgJT2I6DyMEc : X6g2BgxSDY 　>>12. さん　そうですね！ 　ネット内だけではなく、ネット外の親類縁者、友人知人等に、一人でも多く、「近況報告と兼ねて」、「大手マスメディア等が伝えない情報」を添付してメール送信、ファクス通信等々によって、「事実関係と何が問題か」をしっかり伝えるともに、さらに拡散していただくよう、依頼することもやってみましょう。 　大手マスメディア等の情報を鵜呑みにせず、自ら情報検索・確認して、自主的に判断・行動する、つまり「自覚的国民・有権者」に、なって貰えるように、うまく働きかけましょう。 　焦らずに、粘り強く、情報発信を続けることがカギでしょう。
14. 2013年6月27日 12:11:46 : LE7gnVrWZE 憲法違反のことを仕出かしておきながら、憲法改正を企てようなんていう真実を見透かせば、民主党からすれば、今度は幾らでも騙されたふりをして、参議院問責決議案に賛成し、このまま自民党が提出した法案を全て廃案に追い込んで、仕切り直しさせようとするなら、国民全体からすれば、今度は、アメリカや中国をはじめ、全人類と共に、幾らでも騙されたふりをして、安倍総理を喜んで馬鹿にして、自民党ならびに改憲クーデターに同調しようとする右翼連中なじめ、１％の金と権力の亡者共を、ことごとく揺さぶって、幾らでも孤立化させ、喜んで窮地に追いやりながら、邪魔されない様に、そっと静かに、日本の片隅に追いやり、それでも邪魔してくるようであれば、幾らでも日本の外に放り出してしまうことで、全人類から、幾らでも騙されたふりをして、全てを奪われ、身ぐるみ剥がされて、命までをも、奪われて、勝手に死んで行くのを、そっと静かに腹の底で嘲笑いながら、見捨ててしまうようにすれば良いだけのことでは無いでしょうか。 究極的には、結局のところは、自民党ならびにこれを支持する連中からすれば、ただ自分たちも幸せに暮らしたいけれども、自分たちだけが損したくは無いし、身を縮めたくもないし、自分達が生きて行けなくなるなることに対する不安や恐怖を抱き、自立するくらいなら、アメリカにしがみついて、その下でひっそりと生きていければ、それで良いというだけの極めて幼稚で傲慢極まりないとしが言い様がない真実を見透かせば、全人類からすれば、とんだ迷惑極まりないものでしか無いし、それこそ全人類の悲劇にしかならない運命を選択するしかなくなってしまったのでは、「お国のためにもならないし、天皇陛下のためにもならない」という真実を見透かせば、こんな連中に対してこそ、幾らでも騙されたふりすれば、「お国のため、天皇陛下のため」と言っておきながら、あなたがただけが幸せに暮らせればそれで良いというだけなら、全人類のためにはならないし、「お国のためにも「ならないし、天皇陛下のためにもならない」のだから、全人類から邪魔されない様に、何処か人目のつかないところで、そっと静かに幸せに暮らして下さい、これこそが、全人類にとって何よりのことだし、「お国のため、天皇陛下のため」にもなれば、あたたがたにとっても幸せに暮らすことも出来れば、何よりのことだし、責めてもの愛国心というものがあれば、幾らでも出来て当然のことですよね、ということで、そっと静かに揺さぶりながら、自分達が生きて行けなくなるのでは無いかという不安や恐怖心を抱くだけの連中を、安倍総理と共に、幾らでも喜んで大泣きさせて、泣き崩してしまうようにしてあげれば良いのだし、この代償として、日本のこれまでの国際社会の中での地位や名誉を全て投げ捨ててしまうことで、大日本帝国そのものを幾らでも厳しく断罪し、これだけを、そっと静かに、歴史遺産として、葬り捨ててしまうことで、これを乗り越えて、お互いに損することもなく、お互いに得することが出来て、共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らして参りましょう、ということを個人主義のベースとして、これだけを誇りとすることで、東アジアの中で、誇りを以て一人負けをして、誇りを以て、経済発展からも取り残され、誇りを以て、そっと静かにいないふりをして、誇りを以て、そっと静かに自立していく道を選択して、全人類の救世主として高く評価されることにも繋がる素晴らしい運命を選択して行くことで、これだけを誇りとして、日本経済を幾らでも衰退させ、誇りを以て身を縮め、誇りを以て日本の相対的価値観を低下させ、誇りを以て肩身の狭い思いをして、誇りを以て、そっと静かに生きて行くことにして、誇りを以て、ひっそりと静まり返った社会に変えて行くことで、誇りを以て無欲で清貧な社会福祉国家になっていくことで、全人類に対して、誇りを以て、反面教師になってあげましょう。
15. 2013年6月28日 17:18:08 : mp6fw9MOwA 安倍政権は問責決議により重要法案が廃案になったのは衆参ねじれによるもので、安定した政治が出来ないと言っているがこれは明らかな詭弁である。 安倍政権が重要法案を通す意思が有るなら予算委員会に出席をしており、問責決議案を出される事態を避ければ良かっただけである。 ねじれがまずいと言うのは為政者に取ってであり、国民にとってまずい事態ではない。 ねじれが有れば与党が好き勝手に出来ず、国民の為には何が良いかを考えるが、ねじれが無ければ為政者のやりたい事を行うとの危険性が高い。 安倍政権で衆参ねじれが無くなると、家医者に都合が良い政策を実施し、国民の為にならない事が伺い知れる。 ねじれが悪いのは既得権益者の為の政治が出来ないと言う事で有り、国民の為の政治にはねじれで議論の質を高めるとの循環が生まれる可能性が有る。 議論して質を高める事が出来る議員がいるかどうかは疑わしいが。

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