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TPP交渉、食品安全など14項目で実質協議終了
2013/6/26 1:05
米国や豪州など11カ国が参加する環太平洋経済連携協定(TPP)を巡る交渉で、TPPの協定文全29章のうち、食品安全を含む14章で実質協議がまとまったことがわかった。交渉開始から3年以上たち、米国が年内妥結を目指し交渉を加速しているもよう。ただ、7月から交渉に参加する日本が力を入れたい関税撤廃などの分野では交渉に時間がかかっている。
マレーシア政府が25日までに「(全協定文のうち)14章で議論は実質的に終わった」と明らかにした。TPP交渉の次回会合は7月15〜25日にマレーシア東部ボルネオ島のコタキナバルで開く。これまでは関税や投資、金融サービスなど21の作業部会で協定文を巡り協議してきた。
実質協議が終わったのは食品の安全確保を巡るルールや税関手続きの簡素化、ビジネスマンの入国や滞在手続きの迅速化。マレーシア政府は合意内容の詳細については明らかにしていない。参加国の理解が得やすい分野から大筋合意をとりつけ、関税撤廃など難航する分野に専念する狙いとみられる。
一方で、工業品や農産品の関税撤廃や知的財産の保護範囲を巡る交渉は難航。国家と投資家の紛争解決を巡る分野では、自国投資家の保護をどこまで強めるかで米国と豪州などが対立している。
TPP協定で輸出企業が関税減免を活用する場合に「どの国で作ったのか」を示す証明書のあり方を巡っても結論は出ていない。日本政府内では「本当に難しい交渉はまだまだ時間がかかる。年内の妥結はありえない」との見方がある。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2503A_V20C13A6EE8000/
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