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2013/6/25 晴耕雨読
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都議選が終わり、自民圧勝、共産党・みんな躍進、公明堅調、生活・社民・みどり惨敗、といった結果だった。
先の都知事選と同じ結果が出たのだと思う。
その理由は3点あると思う。
1 都民は状況に無知である。
2 東京は大いなる田舎である。
3 東京は日本で最も政治的民度が低い。
多くの新聞が、東京を日本政界の縮図のように見立てているが、わたしはまったく違うと思う。
東京が今後の日本の予兆になる時代は終わっているのだと思う。
わたしも若い頃に東京に住んだことがある。
わたしを含めて職場もアパートも田舎者の集まりだった。
もっとも驚いたのは、地方で問題になることが、東京ではまったく問題にならないということだ。
いちいち深く考え、問題にしていたら、東京ではやっていけない、という説明を受けた。
東京は親切でスマートなのだが、人の怒りや苦しみには眉をひそめるといった軽薄さがある。
今度の都議選の結果は、東京の政治的民度の低さが端的に現れたものだ。
地方では、青森市長選、名古屋市長選、小平市長選、さいたま市長選、千葉市長選、八千代市長選と自民党に鉄槌を加え、自民党はすべて敗北し、候補者を立てられないなどの不戦敗を喫している。
この地方の動きに対して、しかも株価暴落の後に、経済政策「アホノミクス」への評価を前面に押したてた自民党を敗北させずに、大勝利に導いた東京都民は、状況に無知であり、日本で最も政治的民度が低い、 大いなる田舎者の集まりである、といっていいと思う。
都民の政治的民度の低さが現れたのは、43.50%という投票率の低さだ。
端的にいえば棄権した都民こそ、最も考えない、最も無責任で民度の低い人々である。
勝った政党はすべて組織票の硬いところだから、投票率の低さは願ったり叶ったりだった。
参加しなければ何も変わらない。
福島の被爆し続けている数十万の子供たちに、最も責任があるのは東京都民ではないのか。
わたしたちは天文学的な原発関連のツケを回した未来の世代に対しても、投票で応える義務がある。
(完)
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