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2013/6/20 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
維新落ち目 みんな肩透かし
7月の参院選。きのう(19日)、みんなの党が東京選挙区(改選5)の候補者をようやく発表し、主要政党の顔ぶれが出揃った。しかし、首都東京というのに、今回のメンメンはどうにも小粒。意外な人物に“当確”がつく可能性が出てきた。
みんなの党が擁立するのは、写真家の桐島ローランド(45)だ。作家・桐島洋子の長男で、姉はモデルのかれんとエッセイストのノエル。江角マキコの元夫と言った方が分かりやすいか。現職の川田龍平を比例に回して東京の人選を進めていたから、どんな大物を擁立するのかと思ったら完全に肩透かし。「一定の知名度はあるだろうが、一線級とはいえない」(東京選出の衆院議員)というのが永田町の受け止め方だ。
「元官僚、ジャーナリスト、女性NPO幹部などことごとく出馬を断られ、公示まで2週間と迫る中で受けてくれたのが桐島さんだったようです」(事情通)
このままいくと、東京選挙区は有力9人の大混戦になる。現職が5人で、自民党の丸川珠代(42)と武見敬三(61)。民主党の鈴木寛(49)と大河原雅子(60)。公明党代表の山口那津男(60)。新人4人は、日本維新の会の小倉淳(55)、共産党の吉良よし子(30)、無所属の山本太郎(38)、そしてみんなの桐島だ。
春先までは、「維新やみんなが知名度バツグンの新人を立て、自公や民主を追い詰める」なんてささやかれていた。しかし、小倉は元日テレアナウンサーとはいえ、落ち目の維新は共同代表同士がケンカまで始めている。往時の勢いは見る影もない。そこで、浮上するのが共産党だ。
◆大穴は山本太郎
「今年春ごろ自民党が行った世論調査で、共産党は丸川、山口に続く3位でした。民主の2議席維持は難しいし、維新とみんなの候補者はパッとしない。団子状態の戦いで当選ラインが下がれば、組織力で毎回50万票以上取る共産党に勝機が出ます」(自民党関係者)
政治評論家の有馬晴海氏もこう言う。
「東京都の有権者が1000万人で投票率が50%程度まで下がると想定すると、有効投票は500万票です。最も知名度が高い現職の丸川は80万票は取る。公明も60万〜70万票は堅い。連合が全面的に支援する民主の鈴木も60万〜70万票。そうなると残り300万票です。6人で割れば50万票。これが当選のボーダーラインです。もちろん候補者によって得票に差は出ます。有力9人以外にも『みどりの風』が擁立する候補は10万票は取るでしょうし、泡沫候補も複数出る。さらに、3年前の蓮舫のように丸川が100万票を大きく超える票を取れば、当選ラインは50万票を切るかもしれません。前回、前々回と55万票を取ってきた共産党が上がってきます」
大穴は山本だ。小倉や桐島より知名度があるし脱原発の主張は明確。社民党と生活の党も支援する方向。昨年の衆院選では石原環境相を相手に7万票以上集めた。大化けするかもしれない。
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