http://www.asyura2.com/13/senkyo149/msg/601.html
Tweet |
日本低国民が本当に心底馬鹿だと思うのは、この頃ネットではんらんする「ブラック」という言葉だ。そして国会でも共産党議員が「ブラック企業」なる言葉を使い始めた。労働者をとことん搾り取る会社なら「搾取企業」と呼ぶべきものを、何を血迷ったか、「ブラック企業」と呼ぶのだ。おまけに「ブラック大学」・「ブラック自治体」とかもあるようで、こうなるともうお手上げである。そういえば『TPP黒い条約 』(集英社新書)なる書籍も出てきた。
歌手スピードが歌う歌に『ホワイトラブ』というのがあり、これが白人の愛ではなく、雪のような愛と解釈するのはかなり無理があるようだ。また「祝ってくれますか?」と言いたいのを「どんちゃん騒ぎができますか?」と題名をつけるのもそれで他に害が及ぶわけでもないから笑ってすませるだろう。
ただしかし、人権や労働権の侵害を憂える人間が、「ブラック」に邪悪や悪徳の意味を込めてを使うのは最悪である。アメリカで起こった「ブラックイズビューティフル」運動を知っていれば、、「ブラック企業」・「ブラック大学」などあり得ない命名なのである。当然米国には「ブラック・エンタープライズ」なる会社もある。
言葉はみんなが使えば定着してしまうが、その逆もまたあり、どこかでくだらないと認定されればあっというまに廃れるものだ。そう言葉狩りは大いにやるべきもので、それは人間の進歩と連動しているわけだ。田中克彦が言葉狩りのすすめで、言葉狩りと呼べきではなく「言葉生み」とか言っているのはそういう意味を含んでいるのだろう。言葉を生み出すには知性がいるのであり、 米国の「ブラックイズビューティフル」運動も知らない知的怠惰ではどうにもならないのである。
「ネットは馬鹿と暇人の道具だ」とも揶揄もされるが、人権や労働権の侵害を憂える人間が、そう多少とも知性が備わっているかもしれない人間が「ブラック」を連呼するのをみると脱力してしまう私がいる。もうちょっと本質をえぐる言葉を編み出さないと、日本低国民は収縮する馬鹿としてなくなってしまうかもしれない。アジア人からバナナ人(外側が黄色で中身は白)と揶揄されていた日本低国民が編み出した言葉が「ブラック企業」とは現代の大恥である。
最後に、大昔漢語が大量に流入し権力上位の男たちが多用していたが、女・子どもは決して使わなかったから今の日本語があるという田中克彦の指摘がある。わけのわからんカタカナ英語を多用するのをやめて英語帝国主義を粉砕するのも日本の自立には是非とも必要なことなのだ。
▼命名の大間違い〜「ブラック企業」をやめ「搾取企業」と呼べ!
日本低国民が使うカタカナ語にはついて行けない。例えば「ブラック企業」とか「スクールカースト」とかいう命名など、ある意味滅茶苦茶である。
労働者を無法で絞り取る企業を称して、中国語では「血汗工場」、英語では「スウェットショップ」があるが、それと比較してもあまりにひどい命名である。
歌手スピードの曲に『ホワイトラブ』とかいうのがあり、意味するものは、白人の愛だか恋いだか知らないが、実は「雪のようなとか・・・」とかの意味を持たせた曲名らしい。だいたい良く知りもしない外国語を適当に使うから恥をかくわけで、日本低国民も日本語を使う分には、そのような恥をかくはずもない。
よって「(労働者)搾取企業」をわざわざ「ブラック企業」などと命名する愚かさはある意味致命的である。だいたい米国の「ブラックイズビューティフル」運動を知っていれば、あり得ない命名である。私なら「ゴロツキ企業」とか、「悪徳企業」と呼ぶのだが、アメリカ・グルーピーはなぜだか英語を使い、「政治的正しくない命名」をしてしまうのだ。
労働者にとっては最悪の企業でも消費者(お客)に対してはそうでもない企業があるわけで、それを「搾取企業」と呼ぶとする。加えて労働者にも消費者にも最悪の企業とか、消費者には最悪だが企業内労働者にはそれほどでもない企業とかもあり、それらを区別する命名もあればいいわけである。
最後に、「スクールカースト」についてだが、度肝を抜かれる命名で、さらに小倉千加子が度肝抜かれる論理で若者が結婚しないのは貧乏が原因があるのではなく、「スクールカースト」に原因を求めたので、さらに度肝を抜かれ(笑)、私はただ呆れかえるのみである。
▼ゴロツキ
世の中ににはお人好しがいる。私が言葉の正確な意味で橋下徹をゴロツキ弁護士と呼ぶことに不服のようだ。ちなみに「スーパー大辞林」で「ごろつき」を調べると、【[一]定職も定まった住居も持たずにあちこちをうろついて、弱い者をいじめたり、たかったりするならず者。無頼漢。ごろ。[二]ごろごろ鳴ること。また、雷のこと。】
まあ言葉の意味は時代とともに変遷するから、テレビ番組のあらゆるチャンネル顔を出すお笑い馬鹿タレントが、暴言妄言をくり返し、弱い者をいじめたり、たかったりすることを扇動し、弁護士としては悪徳商工ローンの顧問弁護士として、弱い者をいじめたり、たかったりするならず者であり、権力者になりあがれば独裁者として思想調査はするは、君が代強制でまともな教師をいじめ抜き、全能の神のごとく嗜虐趣味にふけり、女を性の道具としかみない人権意識のかけらもない品性下劣の発言うるトンデモ野郎なわけだ。おまけにTPP大賛成、竹中平蔵とつるんで貧乏人のケツ毛まで引く抜き丸裸にして財産を巻き上げることを企む強欲拝金主義者。まさに現代版ゴロツキの典型なのである。巷ではゴロツキ悪徳企業のことを「ブラック企業」などというわけのわからん命名をする馬鹿も多いが、こういう人間はブラックパンサー党とかの存在も知らないのだろう。
まあ何でもいいが、テレビからひねり落とされた鼻くそだか野くそだかは知らないが、強欲と権力欲しかないゴロツキに低国民が熱狂するからゴロツキ弁護士の今がある。そういえば元総理・森喜朗が「サメの脳みそ」とか呼ばれていたが、それに較べればゴロツキ弁護士・橋下徹などはまだいいほうだ(笑)。
・・・
追記:「ブラック企業」は、「血汗工場」・「スウェットショップ」と較べても、明らかに間違った命名であるし、「ブラック イズ ビューティフル」運動を多少とも知っていれば、あり得ない命名である。「悪徳企業」、「ゴロツキ企業」、「搾取企業」の方が「政治的に正しい命名」でずいぶんいいはずなのに・・・。
そういえば『ホワイト・ラブ』というスピードの歌も、「白人の愛」とかいう意味に取られ・・・、とピーター・バラカンが書いていたと思うが・・・
★ブラックパンサー党
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E5%85%9A
▼
>グローバル・ブラック企業ということは日本でいうところのワタミですね
ゴロツキ企業モンサント、悪徳企業モンサント、悪魔企業モンサントは適切だが、「グローバル・ブラック企業」などという珍奇な日本語は恥ずかしいから使うな。
ちなみに以下の「ブラック・エンタープライズ」はビジネス誌らしい
★BLACK ENTERPRISE
http://www.blackenterprise.com/
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。