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2013/06/19 23:09 かっちの言い分
今日(6/19)、 『小沢一郎代表と堀茂樹慶大教授のちょっと硬派な対談Part2「憲法の話をしよう」』の放送があった。
小沢氏の話はだいたい聞いているので、その考えはほぼわかっているつもりであるが、今日は憲法についての対談であった。
憲法の話になると小沢氏は饒舌になる。また実に博学である。途中から聞いたので全てフォロー出来ていないが、新しい知見もあった。小沢氏は、憲法9条については変える必要はないと述べる。これは不戦の誓いで変える必要はないと述べる。
ただ、日本の憲法は戦争をしないことは謳っているが、戦争を仕掛けられたりした場合の条文はない。これは作らなければならないと考えている。それが国連による武力を含む解決であると述べる。
ご存じのように小沢氏は国連主義者である。国連を基本として考える。国連は自公が言う集団的自衛権とは違い、国際安全保障の立場である。よく右寄りの人が国連主義と安保条約とは組みしないというが、小沢氏はそれは安保条約の条文をよく読んでいない人が言うことだと述べる。条文には、日米安保条約は何か有事の際、国連がまだ動かない内は機能するが、国連が動けば安保条約は終わると書かれていると述べた。日米安保条約を金科玉条としている連中のことを暗に批判した。
また、米国は自国の行動を縛られたくないから国連主義を嫌がると述べた。米国に我儘な真似をさせないためには、日本が率先すべきであると言う。安倍首相は、国連に期待が集まった時期に作られ、今は機能していないから日米同盟が最重要だとしているが、国連が機能していないのなら、日本が機能するように努力すべきと述べた。小沢氏のいう国連主義とは、武力の提供もあると述べる。
小沢氏は第一次湾岸戦争の時は自民党の幹事長で、国連が国連軍を出したとき後方支援でもいいから自衛隊を出すべきと言ったが、内閣法制局も防衛庁もだめだと言ったと述べた。イラク戦争、アフガン戦争は国連のお墨付きはなく、ある意味米国のリンチに等しい行為と述べた。国連がもう少し機能していれば、これほどこじれていなかったのではないかと述べた。
日頃、小沢氏は日米同盟は大切と言っている。しかしながら、その米国の行為に対して「リンチに等しい」と、これだけはっきり言う政治家は小沢氏しかいないだろう。
だから米国にとって小沢氏は煙たく、首相になられては危険である存在である。したがって、鳩山-小沢政権が徹底的に米国から批判、妨害された理由がわかる。米国にとって一番扱い難い政治家だろう。逆に言えば、日本にとっては、米国に一番言い難いことを言ってくれる唯一の政治家である。したがって、沖縄、TPP、消費税、社会保障の政策も、自ずと今までの政権の取り組みと違った形になったはずである。 本当に惜しい気がする。
小沢氏が帰った後に掘教授と世話役の中村哲次前衆議院議員の対談があった。中村氏が小沢氏、生活の状況を冷静に見た言葉が心に残った。中村氏は小沢氏には何か得になるようなものを求めてはだめで、自分自身がどんな境遇でも自立と共生の立場で行かなければならないと述べた。中村氏は小沢氏の性格をよく取らえている。
また、中村氏は生活の党を支援してくれる支援者は、地域で孤立しているのではないかと述べた。なぜなら、小沢氏はダーティで、小沢氏を支援していると言うだけで肩身が狭いのではないかと言う。政治家の中村氏自身が、なぜ小沢氏についていくのかとよく言われるからであると述べた。
この言葉を聞いて身につまされた。実際、我が家の隣は、小沢氏の話をしたとき顔をしかめた。これは、中村氏が言うように、あきらかにマスコミが作ったイメージが刷り込まれているからである。そんな我が家の塀には、今小沢さんが写っている大型ポスターが4枚も掲げられている。中村氏の言葉を借りれば、奇異の目で見られているかもしれない。
しかし、そんなことは気にしない。なぜなら、日本の将来を託せるのは、どんなに叩かれもぶれない小沢氏であり、小沢氏を信頼し日本の将来を考えている中村氏のような党人がいる限り、我々も支持、支援しなければならないと考えているからである。
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