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http://31634308.at.webry.info/201306/article_18.html
2013/06/18 20:20 かっちの言い分
生活の森ゆうこ議員の以下のツイートによると、衆議院解散の大前提だった消費税増税をやる前に、社会保障改革の骨子を決める筈だったのに、その「年金の抜本改革」が先送りされたそうだ。国民の最大関心事であったはずの年金問題が、憲法改正の問題にすり替えられてしまった。この辺りの目くらましは、戦後60年与党をしていた自民党の悪知恵である。伊達に与党を続けてきたわけではなかった。
森ゆうこ @moriyukogiin
社会保障国民会議はとうとう「年金の抜本改革」を先送りにした。これまで予算委員会やTV討論などで指摘してきたが、昨年の民主・自民・公明の三党談合で成立した消費増税。しかし、同時に法律の中に、今年8月21日までに社会保障改革のため法的措置を講じることになっていた。
上記の件で腹を立てていたら、以下の日刊ゲンダイの記事を見て、もっと腹が立ってきた。その首謀者が、小泉改革(改悪)の首謀者であった竹中平蔵であるという。あれだけ日本をダメにした奴が、またゾンビのように復活して、今度は年金を食い物にしようとしているらしい。
聞いてないぞ!竹中平蔵!!年金資金でインフラ整備なんて許されるのか
http://gendai.net/articles/view/syakai/142980
いつのまにか成長戦略を支えるサイフに
大メディアはほとんど報じていないが、我らが年金の運用方針が大きく変わることになりそうだ。
産業競争力会議で議論になっていたもので、竹中平蔵慶大教授らが国債偏重の運用方針の見直しを提案、もっと年金資金を株に振り向けるべく、7月に有識者会議が立ち上がることになった。
これだけだって、年金資金を株価対策に使うのか、と非難の声が出ているが、驚くのは早い。運用先の候補として、株の他に「国内外のインフラ設備などのオルタナティブ投資」が含まれているのだ。
成長戦略では他国へのインフラの輸出30兆円が盛り込まれた。国内のインフラ整備ではPFI(民間資金活用による社会資本整備)がうたわれ、官民ファンド創設が打ち出された。どこがカネを出すのかと思っていたら、年金資金を回す計画が密かに進行中だったということだ。
年金マネーをアベノミクスのサイフにするなんて、「国民は聞いてないぞ!」ではないか。
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)や国家公務員共済組合連合会(KKR)などの公的年金と、それ以外の独立行政法人がいっせいに運用方針を見直せば、約200兆円のマネーが動く。なるほど、竹中らが目をつけそうな話だが、衆院議員の山井和則氏はこう言った。
「年金資金の運用拡大については早い段階から産業競争力会議の中で検討されてきました。しかし、年金資金を成長戦略に使っていいのか。そもそも、ここからして、疑問です。年金資金は毀損しないように安全運用を目指すべきだし、海外のインフラ整備にはリスクが伴う。国民は何も知らされていないのに、勝手な変更は許されません」
政府は「だから有識者会議を立ち上げるのだ」と強弁するだろうが、この設置時期も疑惑だ。
「運用見直しの有識者会議が7月に立ち上がれば、株式市場は期待して、沸く。参議院選挙向けの株価対策にも見えます」(山井議員)
リスクをとって、運用に失敗したときはどうするのか。もちろん、竹中たちはもういない。
上記を読んで怒らないものはいないはずだ。年金は、自民だ、公明党だ、維新だ、民主だ、という話ではない。我々がつましい生活の中から老後のために貯金したようなお金である。それをインフラの整備に使うという。自公が考えることは、原発のインフラ、道路、橋、箱物であろう。
また、こともあろうに、今やアベノミクスによってマネーゲームと化した株に運用する気配も感じるという。もうよしてくれといいたい。竹中が出てきてやったことと言えば、派遣社員の導入により、年収200万円以下の結婚も出来ない、貧しい労働者を増やしたことだけだ。
そして自分はと言えば、大臣を辞めた後、大手派遣会社の会長に収まって高額な報酬を得ていることを、どれだけの人が知っているだろうか?下々の生活など考えていない。
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