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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/06/18/kiji/K20130618006038660.html
2013年6月18日 16:08 スポニチ
民主党の菅直人元首相は18日のブログで、安倍晋三首相が以前、事実誤認に基づいて菅政権の東京電力福島第1原発事故対応を批判したにもかかわらず、撤回していないとして「政治家失格」と厳しく非難した。
首相は交流サイト「フェイスブック(FB)」で、田中均・元外務審議官への批判をめぐり民主党の細野豪志幹事長と応酬を展開しており、菅氏も「参戦」した格好だ。
問題視したのは2011年5月20日付の安倍首相のメールマガジン。当時、首相だった菅氏が事故直後に原発への海水注入を停止させたと断定し「直ちに辞任すべきだ」と記述した。
菅氏は、注入停止は東電幹部が判断し、実際には停止されなかったと指摘。安倍首相に「潔く訂正し謝罪すべきだ」と迫り、同時に「自分に都合の悪いことは無視し、言いたいことだけネット上で反論するのは政治家として失格だ」と強調した。
◇
安倍総理への訂正と謝罪の要求
http://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-11554908811.html
菅直人オフィシャルブログ
安倍総理と細野民主党幹事長の間でフェースブックでの応酬が注目されている。
安倍氏は、今回は反論だが、これまで一方的に批判する時にネットを使ってきた。その典型が福島原発事故から70日後の2011年5月20日の安倍氏のブログだ。安倍氏は、1号機に対する海水注入について次のように自らのブログで発信。「やっと始まった海水注入を止めたのは、なんと菅総理その人だったのです。菅総理は間違った判断と嘘について国民に謝罪し直ちに辞任すべきです。」そしてこのことが6月2日の内閣不信任の理由にもされた。
しかし私は海水注水注入を止めたことはないし、実際止まってはいなかったことが判明。つまり、注水を停止させようとしたのは東電の武黒フェローで、吉田所長は海水注水は必要と武黒氏の指示を無視して注水を続けていたことが東電自身の調査や各種調査報告によって明らかになっている。
当時総理経験者の安倍氏が「嘘」の情報で総理の辞任まで求めたこのブログに対して、私は私自身のブログで何度か安倍氏に訂正と謝罪を求めたが今日まで何の反応もない。この私のブログに対して反論があるならばぜひ聞きたい。間違っていたと認めるのなら潔く訂正し、私に謝罪すべきだ。
安倍氏は自分に都合の悪いことは無視し、自分の言いたいことだけネット上で反論するというのでは政治家として失格だ。
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