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2013-06-17 陽光堂主人の読書日記
安倍がフェイスブックを使った個人批判を繰り返していますが、これには唖然とした人が多いのではないでしょうか? 元外務審議官の田中均氏が毎日新聞のインタビューの中で安倍政権の外交政策に否定的な見解を示したのが発端で、これに応酬する形で始まりました。
田中氏の見方の当否は別にしても、総理たるものが一々反応すること自体、可笑しいのです。官僚の書いたカンペ(カンニングペーパー)を読み上げているだけなので、余程暇なんだろうと思われても致し方ありません。
田中氏に対して、「外交を語る資格がない」などと批判していますが、氏は今は民間人ですから自由に語る権利があります。最高権力者が言論封殺を謀っているようなもので、非常に問題があります。
田中氏は当然反論していますが、民主党の細野豪志幹事長もこれに参戦し、安倍の対応振りを批判しています。Jcastニュースは、本日付で次のように報じています。
(http://www.j-cast.com/2013/06/16177349.html)
細野氏が安倍首相をFBで批判 「田中均氏に外交語る資格ない」発言めぐり
民主党の細野豪志幹事長(41)が、自身のFacebookで安倍晋三首相のFacebookでの発言を批判した。
2013年6月12日付の毎日新聞で、田中均元外務審議官が安倍政権の外交政策に否定的な見解を示したことについて、安倍首相が同日「彼に外交を語る資格はありません」と投稿していた。これに対し細野幹事長は6月14日、
「田中氏はかつて外務官僚でしたが、今は一民間人。当然、外交について語る『表現の自由』を有しています。最高権力者に『語る資格がない』と断じられた田中氏は語り続けることができるでしょうか。仮に、田中氏が最高権力者の言に逆らって語る勇気を持っていたとしても、メディアは彼の見解をこれからも伝えることができるでしょうか。そのことも私は危惧します。」
と非難した。続けて6月15日にも、
「最高権力者が持つ強大な権力を考えたときに、あのような発信は自制すべきであったと私は考えます。」
「かつての自民党には、権力の恐ろしさを知っている実力者が数多くいました。歴代総理は、厳しい批判に耐えてきました。政策に対する評価とは別に、そこが自民党のすごさだったと思います。私が見てきた中では、小泉総理があらゆる批判に耐えて政権を運営していた記憶が鮮明です。今の自民党には安倍総理の発言を諌める人すらいそうもありません。そのことも心配です。」
と懸念を示した。
全員が満足できる政治など行えない以上、政治家は常に批判に晒されます。総理大臣となると尚更で、全面的に矢面に立たされます。それを覚悟した上での就任ですから、結果を出すように努力するしかありません。一般人のように反応するだけなら、その任にあらずとして辞めてもらわねばなりません。
細野氏の言い分は尤もですが、安倍はこれに対してもヒステリックに反応し、「民主党は息を吐くようにうそをつく」などと悪罵を投げつけています。お粗末さに長嘆息せざるを得ません。
出先のポーランドから投稿したそうですが、外にやることがないのでしょうか? 一国の総理なら、やるべきこと決断すべきことが多過ぎて、寝る間もないのが普通です。
外遊する際、安倍の場合は非常にゆったりとしたスケジュールが組まれているそうで、そこまで優遇されているのなら、もっと真面目に仕事をすべきです。公務の間にネトウヨを刺激しているのですから、話になりません。
G8開催中の日米首脳会談も流れたようで、安倍は米国にも相手にされていません。習近平に対する優遇振りと好対照で、それだけ鬱憤が溜まっているのでしょう。誰にも相手にされなければ暇ですから、自分対する批判がなされていないかどうか探して反応しているとしか思えません。
一票の格差で違憲・無効判決が続き、不正選挙疑惑も払拭されていません。高支持率に支えられているはずなのに地方選挙は惨憺たる有様で、どうも可笑しいと国民は気づき始めています。
批判に対して敏感なのは自信のなさの表れで、このままでは参院選を切り抜けても体調不良で職務不能となる公算が大です。早く引退して故郷の田布施に戻り、療養に専念された方がよいのではないでしょうか?
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