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■【善良な日本国民は刮目せよ!アベの狙いは原発と改憲で国民の主権を制限・削除する『ナチスの全権委任法・現代日本版』の再現!/すでに改憲勢力が衆議院で3分の2を超えており、この<7月の参議院議員選挙の結果次第では、憲法改悪が現実的な政治課題となる可能性>が大きい!】宇都宮健児講演会「いま、憲法が危ない!!一自民党の危ない改憲草案を解く」レジュメを公開!! 2013年6月16日 (日)
http://www.facebook.com/tadano.oyaji.7#!/photo.php?fbid=395260687257893&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1
<注記>画像は、http://urx.nu/4ioA より転載・・・
・・・以下、ブログ『大野拓夫・森の声通信』の部分転載・・・
「いま、憲法が危ない!!一自民党の危ない改憲草案を解く」
1 安倍タカ派政権の登場による逆流現象
(1)脱原発問題
原発維持、再稼働、原発新設、原発の輸出
(2)貧困問題−憲法25条の空洞化
@社会保障は「自助」「自立」を基本とする。
A防衛費を増やして生活保護費を大幅に削減する。
B消費税の増税
(3教育問題/教育再生実行会議の設置
@ 教員に対する管理・統制の強化
A 教育委員会の解体と市長・教育長の権限強化
B国定教科書づくり
(4)TPPへの参加
2 憲法改悪の動きが加速
(1)改憲勢力が衆議院で3分の2を超えた。今年<7月の参議院議員選挙の結果次 第では、憲法改悪が現実的な政治課題となる可能性>が大きくなってきてい る。
(2)尖閣、竹島など領土問題を契機とする国家主義・ナショナリズムの台頭−人種差 別・排外主義的風潮の広がり、多発するヘイトスピーチ(憎悪表現)デモ
(3)集団的自衛権行使の容認(解釈改憲)
「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)の復活
国家安全保障基本法の制定
(4)憲法96条(改正要件)の改正を先行させようとしている。
3 自民党改憲草案の危険性
(1)立憲主義の理念の放棄、国民主権・基本的人権の尊重・恒久平和主義 の基本原理の変容
(2)改憲草案の主な内容
@立憲主義の理念の放棄(102条1項)
A天皇の元首化(1条)
B日の丸・君が代の尊重義務(3条)
C自衛権の発動を認める(9条2項)
D国防軍の創設(9条の2、1項)と軍法会議の設置(9条の2、5項)
E徴兵制の導入も可能にする?(18条)
F国民の責任と義務を強調(12条など)
G基本的人権を制限する概念として「公共の福祉」に代えて「公益及び公の秩序を使用
H「集会・結社・表現の自由」も「公益及び公の秩序」によりも制限(21条2項)
I憲法97条(基本的人権の本質)を削除
H家族の位置づけ(24条)
I緊急事態(第9章、98条、99条)
I改正手続(100条)
4 これからの運動の展望について
(1) 7月の参議院選挙の重要性
(2)政治的立場・イデオロギー的立場を超えてつながることの重要性
(3)運動を一回りも二回りも広げていく工夫の必要性
・無関心層である人々に対し、どうすれば自分自身の問題だと考えてもらえるか、 自分に引きつけて考えてもらえるか、問題提起の仕方と運動の工夫が必要である。
・特に若い人たちに対する働きかけをどうしていくかが重要な課題となっている。
(4)護憲運動だけでなく、憲法を実質化させる運動の重要性。
(5)憲法改悪の動きはピンチではあるが、あらためて日本国憲法の立憲主義の理念や 国民主権・基本的人権の尊重・恒久平和主義の原理を日本社会に定着させるチャンスでもある。
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