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2013-06-16 見るべきほどのものは見つ
ちょっと前の(5月15日)のニュースだが、下記の記事を読んで暗澹たる気持ちになった。
敦賀原発「活断層認定」に地元反発「慌てすぎ」「地元の意見聞け」(産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130515/waf13051502010001-n1.htm
要するに、「原子力規制委員会の専門家調査団が、日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県敦賀市)直下を通る断層の一種「D−1破砕帯」を「活断層」と判断した報告書をまとめる方針を固めた」 ことに対して、地元が大反発しているのだ。
地元の安全と現在の生活を天秤にかけ、現在の生活をとっている訳だ。
何事も起こっていない現在のうちに活断層が発見され廃炉にすることが、長い目で見ればその地区、周りの地区、ひいては日本全体の安全に繋がる訳だから、ラッキーだと思えないのだろうか。
自分の住んでいる土地にある原発の地下に活断層がある。
これがどんなに恐ろしいことか、子供だって分かる話だと思うのだが。
孫子の代に禍根を残すより、現在の自分たちの生活を優先する感覚。
これがどうにも理解できない。
いかに電力会社から、ザブザブとお金が流れているかが分かるというものだ。
この禍根は、自分たちの孫子に留まらず、近隣の住民、果ては日本全国に恐ろしい影響を与えるのだ。
安倍首相は、海外にまでこの原発を売り込んでいる。
売り込む方も売り込む方だが、それを買おうとする方も頭がおかしいのではないか。
あれだけの大災害をもたらした国の原発を買おうとする神経も、まったく理解できない。
原発は、即刻止めるべきだろう。
百害あって一利なし。
放射性廃棄物の管理に膨大な時間がかかるというし、延々とそれを管理し続けなければならない。
いっそ、原発に賛成する人たちの子々孫々が、その管理をずっと引き受けるという決まりを作ってもらいたいものだ。
一体どれくらいの人たちが、それくらいの覚悟を持っているのか。
一朝事故が起こった時の凄まじい被害を思えば、原発ほど高くつくものはない。
その金額を、新エネルギーの開発に費やした方が、ずっと成長の見込める産業になると思うのだ。
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