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2013年06月15日 世相を斬る あいば達也
≪ 統一球検査、随時報告受けていた
加藤コミッショナー プロ野球で使われる統一球がひそかに飛ぶように仕様変更されていた問題で、加藤良三コミッショナー(71)が反発係数の検査結果については 随時報告を受けていたことが14日、分かった。「変更を知らなかった」と言うが、それが本当なら、今年4月の検査で明らかに飛ぶようになった数字を見ても、疑問に思わなかったこととなる。
加藤コ ミッショナーとの一問一答
この日、東京都内で12球団代表者会議が開かれ、日本野球機構(NPB)から各球団の代表らに今回の経緯が説明された。その中で、最近5年分のボールの反発係数の検査結果が示された。統一球が導入された2011年と12年で7度検査があったが、調べた球場分の平均が基準の下限値(0・4134)を上回ることはなかった。それが、今年4月には0・416と上回り、実際に本塁打数が増えているにもかかわらず、その要因を事務局に確かめることはなかったこととなる。
加藤コミッショナーは検査結果が出るたびに、報告を受けていた。この日の会見で、今年4月の数値が高かったことに疑問を持たなかったのかと聞かれると、「基準値に収束させていこうという努力が、(製造するミズノ社で)日々払われているだろうと受け止めていた」と答えた。
昨年までの「飛ばないボール」について関心がなかったのは各球団の代表らも同じで、これまでNPBに検査結果を確認したことはなかった。セ・リーグ理事長の鈴木清明・広島球団本部長は「我々も聞けば良かった」と話した。
代表者会議では各球団から加藤コミッショナーの責任を問う声は上がらず、第三者委員会を設置して今回の経緯について調査することを決め、終わった。
会議後の会見で、加藤コミッショナーは「ファンのみなさま、選手らに非常な迷惑をおかけした。大変な失態をし、猛省をしております」と謝ったものの、 「役目を全うしていくつもり」などと話し、辞任については改めて否定した。≫ (朝日新聞)
“坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い”というが、床屋談義の勢いで権力側にいる人間達の、傲慢不遜ぶりを俎上にあげておこう。そうそう、安倍晋三と云う人は、自分と反対意見のヤツがいると「アイツは左翼だ」と云う癖があるらしい。自分が右翼だと自認している所為だが、晋三の右翼は似非右翼だ。「親米・隷米に右翼なし!」これが真実だ。日本に圧力を掛けてくる勢力はすべて敵である!このレベルまで到達してこそ、右翼と名乗れ!只、強いものにヘイコラしているだけだろう、恥ずかしくないのか!日本男児として!時に大和撫子としてさ!
こんな書き方をすると当方が真正右翼のよう誤解されてしまうが、筆者は自称「民族リベラル主義」で、自給自足・準鎖国独立国が理想の狂人である。独り思想と思っているので、滅多に他人さまには語らない。さて、個人的なことはさておいて、日本野球機構のコミッショナーなんてのは、読売巨人軍のおぼえ目出度い者が就任する役職で、謂わば読売ナベツネのイエスマンが座る椅子と考えれば、加藤良三が、本気でコミッショナーの職務をこなそうとしていない事は自明だ。その上、戦後最長の期間“駐米大使”をした男である。WBC参加問題でも、まったく選手らの主張に耳を傾けることなく、ナベツネとタッグを組んで、米国ベッタリ姿勢を貫いた男である。戦後日本の象徴的エリートの一人だと思って、彼の言動を眺めれば、今の日本の重大な問題点も見えるので、非常に優れたサンプルである。
そう言えば、人権人道担当大使の上田秀明と云う男にも困ったものだ。国連の拷問禁止委員会の日本審査で、あまりにも滑稽極まりない発言に、傍聴席のNGOメンバーらの嘲笑に「シャラップ!」と金切り声をあげたそうだ。発言の趣旨を聞いたら、最高裁事務総局や検察庁長官も恥ずかしくなるような代物であったのだから、嘲笑程度は問題外である。上田は「日本は中世などでなく、刑事司法の分野で最も進んだ国の一つだ」と言い放ったのだから、聞いている方が耳を疑うのは当然で、笑いの一つも出ると云うもの。一部では、「ミドル・エイジズ」(中世)と発音すべきところ「ミドル・エイジ」(中年)と発音した所為で嗤われたと云う意見もあるが、“刑事司法の分野で最も進んだ国”それこそが噴飯ものである。“20世紀最期の暗黒司法国家”と呼ばれているのを、この外交官は知らないのだろう。
人の悪口を言い出すと切りがないが、あと二人、取り上げなければならない(笑)。一人目は皆さんご存知の「左翼のクソども」ツイッターの復興庁の水野靖久参事官。復興庁などと云う、いずれは消えてなくなるような政府機関に出向させられた官僚の鬱憤晴らしがツイッターだったのだろうが、≪ 左翼のクソどもから、ひたすら罵声を浴びせられる集会に出席。不思議と反発は感じない。感じるのは相手の知性の欠如に対する哀れみのみ ≫ここまで書けば流石に問題になるだろう。彼を出向させた意図は、押しの強さとディベート力が買われたのだろうが、被災地・被災者支援が表向きの業務の復興庁では、その能力が仇になったと云うことだ。まぁ多かれ少なかれ、霞が関の官僚の思考経路など、彼と似たりよったりだ。罵詈雑言で馬鹿にするか、ソフトに馬鹿にするかの違いである。
真打として取り上げるのは、真のジャーナリストと自称する長谷川幸洋氏の悪口?まぁ、長谷川氏に関しては、悪口と云う次元の話ではない。ただ、記者クラブメディアの悪癖を厳しく指弾する癖に、自らは政権内で委員などを務めるチグハグ度が目に余るので俎上に乗せておく。筆者が長谷川氏の思考経路に難癖をつけるのは、記者クラブの記者連中を“コントロールされた役所の情報を垂れ流すだけ”と蔑むのだが、彼の場合、自らもっと重症なマインドコントロールに嵌っているからである。
最近の現代ビジネス掲載のコラムでも語っているが、彼のよって立つ世界は「パックス・アメリカーナ」一筋な部分である。役所からコントロールされている方がマシなわけで、アメリカの正義の支配下で、自明の連鎖を継続している「隷米主義ジャーナリスト」なのである。当該のコラムの一節には、≪ 北朝鮮への対応は緊急課題だった。加えて、日本は尖閣諸島問題で中国と険しく対立している。日本の平和と安全が脅かされているからこそ、TPPが以前にも 増して重要になった。 TPPは自由と民主主義、市場経済、法の支配という価値観を共有する国々(とりわけ米国)との通商枠組みであるからだ。≫ つまり、長谷川氏の論は、常に安定して米国従属こそが日本の平和、と云う思考経路に嵌ったジャーナリストに過ぎないと云うことだ。
*参考URL(長谷川幸洋コラム)http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36121
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