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2013/06/13 22:43 かっちの言い分
被災者支援に当たっている復興庁の幹部が、被爆対策を行っている市民団体に,、「左翼のクソども」とツイッターを行ったことが話題になり、近く更迭されると報道されている。この幹部の齢は46才ということであるが、自分の仕事の内容で、このような考えを公共に流すという感覚がもう幼稚というか、公僕としての使命と自覚の片鱗もない。
復興庁幹部ツイッターで暴言、市民団体に「左翼のクソども」 処分検討
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130613/crm13061309420001-n1.htm
復興庁で被災者支援に当たる幹部職員が、短文投稿サイトのツイッター上で特定の国会議員や市民団体を中傷する内容の書き込みを繰り返していたことが13日、分かった。同庁は事実関係を確認した上で処分を検討する。
この幹部職員は水野靖久復興庁参事官(45)。千葉県船橋市副市長を経て昨年8月に同庁に出向し、同6月に成立した「子ども・被災者支援法」に基づく東京電力福島第1原発事故の被災者支援を担当している。
水野氏は今年3月に被災者を支援する市民団体が開いた集会に参加した後、「左翼のクソどもから、ひたすら罵声を浴びせられる集会に出席」などと書き込んだという。
上記に書かれていないが、「解決策には結論を白黒付けずに棚上げする方法があることを学んだ」というようなことも書いている。トンデモない男である。復興庁全体がこんな考えだから何も進んでいないことがわかる。
自分の話した結果がどのような反響を呼ぶか分からないという事例は、先日の維新の橋下氏の慰安婦発言と同じである。何かこの頃、社会のタガが外れて来ているようにも思える。責任を取らない風潮が蔓延している。それが柔道界、野球会にも伝播している。
安倍首相もその風潮の頂点にいるようである。今回のツイートと同じように、自分のフェイスブックで、「渋谷には本当に沢山の皆さんが集まって頂き感激しました。聴衆の中に左翼の人達が入って来ていて、マイクと太鼓で憎しみ込めて(笑)がなって一生懸命演説 妨害してましたが、かえってみんなファイトが湧いて盛り上がりました。ありがとう。前の方にいた子供に「うるさい」と一喝されてました。立派。彼らは恥ず かしい大人の代表たちでした」と投稿したことが話題になっている。
今日も今年2番目の株大暴落である。麻生大臣が口を曲げて偉そうに豪語していたが、これでも株の一時的な調整だというのか?
TPPに反対の声を上げている同じ日本国民を「左翼」と差別化する感性は、復興庁の幹部が核被害者に対して「左翼」と言う感性と同じである。
この考えは自分の立ち位置だけが正しく、それに反対する者は、「左翼」と十羽ひとからげに括ってしまう考えである。このブログを書いている私などは「左翼の中の左翼」と言われるだろう。そう言われれば勲章だ。
安倍首相は、福島原発の状況が益々混沌としてきている中、今度の15〜20日の日程で、ポーランド、英国、アイルランドの3か国を訪問する。その訪問の目玉が、以下の記事のような原発のトップセールだという。これなどは、安倍首相が「左翼」と思う人達から見れば「極右」と映るだろう。
要は、自分と反対意見の国民を、簡単な言葉で排除してはいけないのだ。
首相、欧州3か国歴訪へ…原発トップセールス
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130612-OYT1T00237.htm
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