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ワタミとブラック企業の双璧をなすユニクロの社長が、NPO法人POSSEのメンバーである若者に対し、ブラック企業と呼ぶのは名誉毀損だと訴訟をちらつかせる卑劣な脅しをかけてきたことをメモしておきます。
ブラック企業の経営者とはこういうものだと記憶しておきましょう。
【悲報】『ブラック企業』の著者で、若者の労働相談に取り組むNPO法人POSSEの代表を務める今野晴貴さんが、誰でも想像がつくあの「ブラック企業の代表格」「数社」から法的措置を辞さない旨の書状を送られていることが判明。それって…
— NPO法人POSSE雑誌編集部・坂倉昇平さん (@magazine_posse) 2013年6月7日
私はこれまでNPO法人POSSEを運営し、それなりの団体に育ててきた。だが、この団体から「報酬」は一円も受け取ったことはない。違法な企業に困っている同世代の若者にアドバイスをし、調査をし、政策提言をする。それを、地道に行ってきた。私を訴える億万長者の経営者には、恥を知れといいたい
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月7日
ブラック企業の経営者は、若い社員を雇い、「脅し」によって過重な労働、違法労働を強いる。そうした企業の経営者は、自分が「全能の神」になったような恍惚感に浸っているのだろう。だから、反対する者は、力で抑えつけられると勘違いしている。だが、いくら私を脅そうとも、一切屈するつもりはない。
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月7日
ブラック企業のいつもの手法。「脅す→黙らせる→違法がまかり通る」。すき家では、「アルバイトは業務委託契約だから、残業代は発生しない」とめちゃくちゃな主張で、「泣き寝入り」を狙った。やくざ顔負けの手法である。だが、私たちは屈しない。ブラック企業は違法だらけ。最後まで争えば、勝てる。
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月7日
ブラック企業は従業員にたいする「支配欲」が異常。生活も、思想も、(もしかしたら男女間系すらも?)支配したがる。休みの時間などない。全てが会社に従って、生きなければならない。
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月8日
ブラック企業から来ている「訴える」という脅し。一社については、週刊誌にも、新聞にも多数取り上げられていながら、私にだけ「通告書」を送付している。また、別の一社は、週刊誌には「事実関係の確認」で、私には同じ事案で「訴える」と脅しの文章。出版社もかなり怒っている。人間としてくず。
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月8日
ユニクロから、「訴える」と脅しの通告書。『ブラック企業』(文春新書)で名誉棄損しているというが、私はこの本で、ユニクロには言及していない。「この書籍において貴殿が摘示されている「衣料品販売X社」なるものが通告人会社らを指すものであることは…明らかであるものと認められます」。
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月10日
ユニクロは、私の言論活動を制約しかねない「脅し」をかけている。「貴殿が、通告人会社らに関して誤つた発言や記述を続けられるようであれば、通告人会社らは、通告人会社らの社会的評価を貶めた本書籍の発行に関する責任も含めて、貴殿の法的責任を厳しく追及させていただく所存です」。
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月10日
今回のユニクロからの通告書については、本日発売の『文芸春秋』で8ページにわたる長編インタビューで反論しました。私が許せないのは、朝日新聞や他の週刊誌では「実名」で問題にされておきながら、ユニクロについて何ら言及していないはずの、「私だけ」を「狙い撃ち」にする姿勢。
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月10日
柳井氏は、文春新書の『ブラック企業』によって名誉を棄損されたと主張しながら、大手出版社である文芸春秋者社には何もいわず、「社会的に力のない一著者」だけを狙い撃ちにして、脅しの文章を送りつけてきた。単なる大学院生の私に、億万長者の柳井氏の弁護団から「脅し」が届いたことは、極めて滑稽
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月10日
なぜ、ユニクロに言及していない私が柳井氏から「訴える」と脅されるのか。理由は二つある。一つは、ユニクロが、「自分はブラック企業だ」と強く自覚しているからだろう。第二に、「東洋経済」などでも示されたように、社員への圧迫体質と同じで、「力で黙らせること」が通用すると思っているから
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月10日
ユニクロでは、新入社員に対し、週刊誌から「日本軍」になぞらえられるほどの圧迫を加えているという。柳井氏は、「俺の言うことは何でも絶対だ」という強い信念をもっているのだろう。だが、彼が姑息なのは、決して「力の強い者」には、はむかわないこと。大出版社ではなく、私や、新入社員を狙い撃つ
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月10日
ユニクロ・柳井氏は、『ブラック企業』(文春新書)に文句があるなら、出版社にも言えばいい。だが、彼はしない。大メディアを恐れている。朝日も東洋経済も訴えない。社員にはいばりちらすくせに、大メディアを訴える度胸はないのだ。情けない。「内弁慶」の社長を持った社員は、本当に気の毒だ。
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月10日
もし仮に私が書いた『ブラック企業』の「X社」がユニクロだとしても、同じような「実態」は朝日新聞や東洋経済で散々書かれている。ユニクロ・柳井氏は朝日や東洋経済を告訴すべきだ。それができないのは、度胸がないから。社員や一般人にだけ、威勢がよい。何とも情けない「グローバル企業」である。
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月10日
ユニクロの柳井氏は、大メディアにはきわめて卑屈な態度を示す。あれだけたたかれたのに、まったく訴えようとしない。自分たちの社員や新卒に対するのは大違いである。力の強いものには、こうべを垂れ、力の弱い者には威張る。そういう構図があるのではなかろうか。そんな企業は段々と見放されていく。
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月10日
私を「訴える」といっている、ユニクロ・柳井氏が、いかに「日本」を軽視し、「日本人」を馬鹿にしているか。今日発売の『文芸春秋』で、彼のこれまでの発言を元に徹底的に示しました。日本人の給料は安くていい。日本に工場を置いたことが間違いだ、など。結局彼は、この国などどうでもよいと思ってる
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月10日
今野晴貴 @konno_haruki さんが、典型的なスラップ ow.ly/lRyKw の標的にされたらしい…朝日新聞や東洋経済や文春を恫喝しないで、個人を狙い撃ちするとこなんて、スラップの典型だよなぁ…資産を海外移転するような… #おや、誰か来たようだ
— izumiさんさん (@sv400s_dracin) 2013年6月10日
@h_nobunaga 『ブラック企業』では、実名企業と匿名企業があります。実名を出しているのは、被害者が訴訟を提起していたり、行政からの処分が確定し、報じられている企業。それ以外をださないのは、この本の目的は「個別企業の告発」ではなく、ブラック企業を社会問題化することだからです
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月10日
ユニクロ・柳井は、なぜ私を「訴える」といいながら、東洋経済を訴えないのか。仮に私の『ブラック企業』の「X社」を自社だと思いこんだとしても、たかが「ブラック企業」である。東洋経済は「日本軍」とまで表現していて、もっと厳しい。結局彼らは名誉を回復したいのではない。「脅し」が目的なのだ
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月10日
ユニクロ・柳井氏が、本当に自らの「名誉」を守りたいならば、私よりも朝日新聞や東洋経済を訴えるべきである。私の書いた新書では、「ユニクロ」の「ユ」の字も出てこない。また、私をどうしても訴えたいなら、出版元の文芸春秋にも、「通告書」を送るべきである。名誉などない、恥の塊のような愚行
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月10日
ユニクロ・柳井氏は、東洋経済で「日本軍」とまで言及されたことをどうおもっているのか? 「日本軍」のような会社であるということを、認めてしまっていいのか? 私などに「脅し」の文章を送ってくる前に、早く東洋経済を訴えた方がよい。それをしないのは、結局弱い者いじめしかできないから。
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月10日
ユニクロ・柳井氏が、朝日新聞と東洋経済と週刊現代と文芸春秋を訴えたら、少しは見直す。いつまでも私一個人を狙い撃ちにするようであれば、もはや回復すべき「名誉」がますますなくなっていくだろう。大手メディアをスルーした個人攻撃は、もっとも卑劣な方法であり、臆病者がとる手段。
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月10日
柳井氏は、居丈高にふるまっていますが、本当は臆病で、怖がりな人物なのかもしれません。大手メディアからは、名指しで「ブラック企業」と叩かれているのに、一向に訴える気配がありません。一方で、ただの「大学院生」が、「大手衣料品X社」を本で取り上げたところ、鬼のように追及する。
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月10日
私の『ブラック企業』の中の「衣料品大手X社」を、「自社のことだ」といって、私を「訴える」と脅すユニクロ・柳井社長。その前に、国会で山下議員に「ユニクロはブラック企業」と、テレビの生放送でいわれている。まずは、そちらを訴えたらよいのでは?
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年6月10日
私も今野さんとPOSSEにエールを送りたいと思います。
自分たちの権利のために立ち上がり世の中に問いかけていくposseのような若者達の存在が、ブラック企業にとっては一番うるさい存在です。
ワタミやユニクロにはブラック企業と呼称されて傷つくような名誉など今更残っていませんから、posseの活動をくじけさせるのが目的です。
共産党の参議院議員である山下芳生さんも次のように怒っています。
私が国会で実名を挙げて批判した企業はユニクロだけではない。ソニー、パナソニック、ダイキン、キヤノン、ダイハツ、住友電装などいくつもある。いずれも誇りを持って働く労働者をモノのように使い捨てた(ようとした)企業だ。実名で告発しなければ違法・無法は是正されない。
— 山下芳生さん (@jcpyamashita) 2013年6月11日
国会での事実にもとづく批判と告発が、他会派から問題とされたことも、当該企業から訴えられたことも一度もない。当然だ。批判が封殺されれば民主主義は死ぬ。
— 山下芳生さん (@jcpyamashita) 2013年6月11日
だから、研究者による事実にもとづいた批判、しかも実名を伏せる配慮までした言論による批判に対し、巨大企業が「脅し」をかけていることに驚きと怒りを覚える。これはもはや労働問題、経営問題にとどまらない。民主主義の問題だ。
— 山下芳生さん (@jcpyamashita) 2013年6月11日
同感です。
こんなブラック企業が快進撃を続けてネトウヨ内閣を後押しし、ネトウヨ内閣はブラック企業がますます栄える政策を打ち出すのみならず、ブラック企業の社長を政治家として擁立する始末です。
労働者を死に追い詰めるようなブラック企業は、今回のように脅しをかけて民主主義に牙をむくような行為をしても不思議ではありません。
ブラック企業をはびこらせることは民主主義の危機でもあるということを覚えておきたいと思います。
ところで
・強い者には逆らわず弱いものを狙い撃ちにする恥知らず
・支配欲が異常
・自分が神にでもなったかのように、力で押さえつけられると勘違い
・「俺の言うことは何でも絶対だ」
・「脅す→黙らせる→違法がまかり通る」やくざ顔負けの手法
・名誉を回復したいのではない。「脅し」が目的
・結局、この国などどうでもよいと思ってる
・本当は臆病者
今野さんがあげたユニクロ経営者のこの特徴、どこかの市長そっくりですね(爆)
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