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2013/06/11 22:41 かっちの言い分
生活の小沢代表が時事通信の単独インタビューで、参議院選挙後に次の衆議院選挙に向けて野党結集をと訴えた。
参院選後に野党結集を=「安倍政権長くない」−生活・小沢氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013061100687
今回の参議院選挙では野党共闘には至らず、小沢氏は自民党の一人勝ちで単独過半数をとると予想している。読売新聞の予測では、1月の予測が25であったが、最新の6月の予測では32にまで増大している。維新が橋下氏の慰安婦発言で10から3にまで減らしている。小沢氏はこの中で、安倍政権は長くは続かず、総裁任期が過ぎれば別の人に代わるのではないかと述べた。小沢氏は、国民の中から(非自民の)選択肢を作れという声が上がるかもしれないと指摘している。アベノミクスの象徴的な効果と言われた株価の上昇は完全に止まってしまって、明らかに今までの株価の動きと違ってきている。午前中上がったかと思えば株取扱い終了の間際で急落する。つまり乱高下が激しく、明らかに株のマネーゲーム化が進んでいるように思える。
小沢氏は、維新は「自民党より極端なことを言っている。野党ではない」と述べ、連携を否定した。今回明らかに橋下氏の失言によって維新は大敗北するだろう予測が付くが、橋下氏は敗北すれば共同代表を辞任すると述べたので、嘘でなければ辞任せざるを得ないだろう。元々維新は橋下氏あっての維新であり、維新の未来は無い。元々自民党より右であるのに、維新という冠を使うこと自体が不当表示である。
今回、野党共闘が上手く行かなかったのは、維新のせいだと思っている。維新は野党とは言っても、小沢氏が言うように本質は自民の別働隊であった。その維新の人気に目が眩み、みんな、民主が擦り寄ったことが、反自公の野党勢力の結集を混乱させてしまった。また、再三、小沢氏が野党第一党の民主が主導権を握って核になれと述べていたが、民主にはその度量がないというか、昔の別れた時の恨みをうじうじ引きずったことも結集を妨げた。民主党も、自民党に近い旧執行部系グループとは決別すべきである。
自民党が参議院で大勝すれば、自ずと国民のバランス感覚で揺れ戻すだろう。また既に、アベノミクスの効果が揺らいできている。株価の下落以上に危険なのが、長期金利が増大していることである。国債の総額は株式の時価総額より2倍以上あり、国債の長期金利の増大は、政府の利払いに非常に大きな負担となる。庶民の方では住宅ローン金利の増大となる。インフレ率を2%上げるということは、経済原理から言えば長期金利も上がる。金利は抑えてインフレ率を上げるとは、相反すると言われており、そこに自ずと自己矛盾が生じ、アベノミクスが崩壊する。
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