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週刊文春 2013年6月13日号
「また自民党が公認したと聞いて驚きました。“ヤクザの女”だった彼女が国政に出るなんてとんでもない話ですよ」
そう語るのは、ベテラン歌手の敏いとう氏(73)だ。
彼女とは、夏の参院選比例代表に自民党から出馬予定の美人候補・田島みわ氏(49)。80年代にアイドルユニット「麻生真美子&キャプテン」として活動した元タレントだ。96年から約2年間は、敏氏が率いるコーラスグループ「ハッピー&ブルーwithマミー」のボーカルとして、メンバーに加わっていた。
そんな彼女が本名の田島姓で政治活動を始めたのは06年頃。09年には自民党から都議選に出馬予定だったが、取り消しになった。
「タレント時代、ヌードになったことが問題視されたのです」(自民党関係者)
ヘアも露な緊縛ヌード写真集
確かに、彼女のヌード写真集は3冊刊行されており、中には、体をロープで縛られた緊縛ヘアヌードも。
ところが、翌年の参院選に自民党から出馬したのだ。
「安倍首相の側近の1人である塩崎恭久元官房長官や古賀誠元幹事長が応援していましたね」(同前)
結果は、自民の比例候補35人中33位と惨敗だったが、今回も公認を受けることになった。
「河村建夫選対委員長のプッシュだそうです」(同前)
緊縛ヘアヌードだけでも論議を呼びそうだが、問題はそれだけではないと前出の敏氏は言う。
「本来、女性ボーカルは必要なかったのですが、親分に頼まれました。後から知ったことですが、彼女は当時、親分の愛人だったのです」
親分とは指定暴力団・山口組直系団体のA組長(現在は引退)のこと。
暴力団組長との親密な交際となれば、国会議員たる資格が問われるのは言うまでもない。田島氏に質すべく、携帯に電話をかけると「取材は事務所を通してください」。事務所にA氏との交際について詳細な質問事項を送ったが、回答は「交際はありません」。秘書に問うと「(A氏と)『会ったことがあるかもしれない』って言ってんだけど、分かんないよ。芸能人だから色んな人に会ってるから。とにかく事実無根だから」。
■「親分のコレだから」
A元組長も田島氏との交際だけでなく、面識も否定した。だが、敏氏のスタッフはこう明かす。
「Aさんは今でこそ稼業を引退していますが、当時はバリバリの現役。敏さんから『親分のコレだから、くれぐれも粗相のないように』と言われたことを覚えています。彼女にギャラの安い営業は頼めず、仕事はパーティやディナーショーがメイン。若い衆が運転する黒塗りの高級車で現場に来て、組員からは『姐さん』と呼ばれていました」
また、01年に田島氏が東京・銀座に開店したラウンジでもA氏の姿は度々目撃されている。
田島氏を推していた議員にも聞くと、
「前回は古賀先生のお声がけで出られるようになったと聞きました。昔はいろんな会に呼ばれた時はなるべく行ってさしあげていましたが、最近はお会いしていません」(塩崎氏)
「ちょっと郷里に関係者がいまして、そういうご縁だったんですけど、今回はノータッチです。今回は河村委員長が中心でやっているんでしょ」(古賀氏)
その河村氏は、
「最近、私もそんな話(田島氏と暴力団の関係)を耳にしたのですが、本人に聞いたところ『一切ない』という。確証がないとそれ以上は調べようがありません」
選挙の最高責任者である石破茂幹事長の回答。
「(ヌードに関しては)すべてを否定するつもりはないが、調査が行き届いてなかった可能性はある。(暴力団との関係などは)最終的には幹事長たる私の責任だから、きちんと調べます」
最後に敏氏はこう語る。
「私の証言がウソだと言うならどこへでも出て行きます。自民党の調査にも協力しますよ」
与党自民党の“身体検査”が問われている。
文「週刊文春」編集部
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