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2013年06月10日 天木直人のブログ
共同通信が衝撃的なニュースを配信した。すなわち今回の米中首脳会談は米国から開催を提案し、中国側は「本当に極めて迅速に」受け入れていたことが8日分かったという。しかもそれをドニロン米大統領補佐官自らが明らかにしたというのだ。
このようなニュースを目にすると、あのTPPの中国参加も米国側が持ちかけたというニュースがやはり正しかったと思えてくる。
ただでさえ、「日本よりも中国を重視するのか」、という不信が募る中で、このようなニュースが流されると、日米同盟「命」の日本政府や外務官僚とそれを支持するメディアは、さぞかし失望することだろう。 そしてそれを打ち消そうと躍起になるだろう。
しかし、うろたえる事はない。。むしろこれをチャンスに日本はいまこそ自主、自立した外交を展開すべき時だ。そういう認識を新たにして、さらなる外交努力を始める時なのである。
米中両国が蜜月に入ったと考えるのは間違いである。 世界覇権を維持する米国と、それに挑戦する中国が、真の意味で利害が一致する事はあり得ない。 それどころか米中がこのまま世界覇権を競い合うようなら、最後は衝突するだろう。
そんな米国と中国は、今後も協調と敵対が、消えては浮かぶ複雑な関係で推移していく。
そのような米中関係に日本はいたずらに一喜一憂すべきではない。
米国と中国のどちらか一方に与するなどという外交を繰り返すべきではない。
そろそろ日本政府は国民のために自主・自立した外交を展開すべき時だ。
それを日本の指導者も官僚もマスコミも気づく時である・・・
◇
【米中首脳会談】米側から開催を提案 中国も「極めて迅速に」受諾
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130609/amr13060921210010-n1.htm
2013.6.9 21:20
米カリフォルニア州で7、8両日、非公式な形で行われた米中首脳会談は米国から開催を提案し、中国側は「本当に極めて迅速に」受け入れていたことが8日分かった。ドニロン米大統領補佐官が明らかにした。
1月に2期目入りしたオバマ米大統領と、3月に就任した習近平国家主席が互いに早期の会談を通じ、腹を割った話し合いをしたいと望んでいたことが浮き彫りとなった。
ドニロン氏によると、両首脳の会談は当初、ロシアのサンクトペテルブルクで20カ国・地域(G20)首脳会合が開催される9月まで実現しない予定だったが「間が空きすぎる」として前倒しを決め、中国側に働き掛けたという。
今回の会談時間は2日間で計約8時間。8日には通訳だけを交えた約50分間にわたる両首脳の話し合いも持たれた。(共同)
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