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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130608/plt1306081452001-n1.htm
2013.06.08 ZAKZAK
政府・自民党内で、谷垣禎一法相(68)の評価が上がっている。閣僚を無難に務めているほか、野党・民主党の醜態もあって、野党総裁時代の谷垣氏の実績が見直されているのだ。政権奪還直前に総裁を引きずり降ろされたことへの同情論も広がっており、安倍晋三首相に万が一があった場合のダークホースと見る向きさえある。
「政治の世界は、何が起こるか分からない。安倍首相に真っ向から異を唱えないが、リベラル層や財政規律派の受け皿になるため、常に(出番の)準備はしておく必要がある」
谷垣氏を支持する政策研究会「有隣会」の幹部は、こう語った。
有隣会は、昨年末の衆院選後、新人20人近くが参加して約40人に増えており、今月21日には政治資金パーティーを開く。谷垣氏は、「一丁上がり」ポストとされる衆院議長を固辞して入閣したほか、毎週水曜日の派閥会合にも出席している。まだまだ枯れてはいないようだ。
法相としての谷垣氏は、失言がなくて無難そのもの。就任以来5人の死刑執行を断行し、職務への意識は高い。
野党時代の実績への評価はうなぎのぼりだ。
自民党は最近、地方首長選の取りこぼしが目立ち、海江田万里代表率いる民主党は離党者が相次いでいるが、「谷垣氏は野党総裁時代、地方選や参院選で連戦連勝。離党者もほとんど出さずに党をまとめた」(自民党中堅議員)というわけだ。
「ポスト安倍」の筆頭格とされる麻生太郎副総理兼財務相や、石破茂幹事長の失速も指摘される。
首相周辺は「麻生氏は、安倍首相の持病(潰瘍性大腸炎)を踏まえて『体が相当悪い』と吹聴し、4月には官邸に無断で靖国神社を参拝した。『次はオレ』の意識が高すぎる。石破氏は、党運営の手腕に疑問符が付いている」と語る。
総裁退任の際、谷垣氏は「私はこれから影の男になります」と言ったが、再浮上する場面が来るのか。
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