http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/896.html
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◆新華社「習近平国家主席、米国カリフォルニア到着」
http://jp.xinhuanet.com/2013-06/07/c_132438167.htm
「双方が共に関心を寄せる重大な戦略的問題について広範且つ突っ込んだ意思疎通を行う。中国が提案した『中米新型大国関係』は相互尊重と互恵ウィンウィンのパートナーシップであり、実現に向けて実務的共同作業を積み上げる」
「両国首脳の抱える懸念材料を解決する実務的共同作業をLAタイムスが列挙した。
➊互いの戦略的意図に対する猜疑、
➋朝鮮半島から東中国海そして南中国海の日増しに厄介になる安全保障、
➌中国のサイバー攻撃による米国企業の技術や機密の窃取、
➍両国の経済戦略の相違」
WSJ「台頭する大国が旧来の大国にとって試練となる時、往々にして衝突がもたらされることは歴史が証明している。ホワイトハウス高官は、双方の目標はこうしたシナリオを打破し、衝突を回避することだと述べた」(以上は人民日報)
◆環球時報「社评:习奥会将为大国关系新纪元探路」
社説:習オバマ会談は新紀元の大国関係を模索する
http://opinion.huanqiu.com/editorial/2013-06/4008495.html
➊世界世論は、“超大国”の実力が減衰して、中国をはじめとする“新興国”が力を付けている事を認識し、両者間が紛争を避け平和と安定をもたらすことを期待。
➋米欧世論は、中国が米国に追いつき追い抜くことを望みません。しかし米国主導による“いかなる代価をいとわない”手段によって、中国の飛躍を抑制するという観点はたとえ米国でも主流ではありません。大多数の人は未来の平和を望んでいます。
➌中国の立場は、平和的な経済興隆が圧倒的多数の真実な願望であり、米国のビジネスに挑戦しても、冷戦は歓迎しません。国家が最悪ケースを回避する能力を発揮すべきだと考えており、中米が長期にわたり平和な競争と協力を維持することを期待。
➍中米首脳は穏やかな近未来の過渡期の可能性を提供すべきです。この数年はとても重要で、今回の首脳会談で「過渡期の安定的米中関係」を方向付け、その方向性に向かって助力することが絶対に避けられないのです。
➎中米両国の指導者が握っている決定権は人類の政治文明を変える力があり、世界の歴史を書き直して、全く新しい1ページを世界に示すことができるのです。
➏もちろんそれは簡単ではなく、中米には現実的な問題が多く、その中の多くは間違えると危険な曲がり角ともなります。ですが、人が不安に思う要因を譲りあうことができる自信を持てるなら、少しばかり短期利益を求める厄介な意見の相違はむしろあっても良いのです。
➐両国には、相手の戦略的意図に対する猜疑と不安があります。しかし、中米政権には実際的で強い可塑性があります。中米は国家戦略を互いに信じあうための実際的な討議機会を増加させ、摩擦を絶えずしっかり制御すれば、中米社会は次第に協議して協力する良性の循環に入ります。
➑習−オバマ会談は、多数の具体的な問題に言及し、今後両国が向かう方向性を定めるという特殊な時間です。この首脳会談が、中米の新型の大国関係を創立する一里塚になることを心から望みます。
在中美现阶段,怎么评价两国关系的“实质”都有道理,也都能从两国庞大的现实关系中找到依据。两国对对方的战略评估也都有困惑和不稳定的一面,中美实际关系有较强可塑性。中美领导人的个人影响因此必将打上重要的历史烙印。
习奥会将谈到很多具体问题,但这次会晤最终被历史记住的,将是它在中美关系的特殊时刻对其日后走向所发挥的影响。衷心希望它是中美建立新型大国关系的里程碑。
(以上が環球時報社説の要点です)
◆The Economist「The summit」
http://www.economist.com/news/leaders/21579003-barack-obama-and-xi-jinping-have-chance-recast-centurys-most-important-bilateral
6月7日および8日のカリフォルニアの首脳会議で習近平主席は、ハバード大学教授が主張するギリシャのトゥキュディデス歴史観とは反対の態度を示すはずです。
すなわち『新興国の台頭は旧来の強国を刺激し、徴発し合う結果、旧来国同士の同盟関係に拘束されて戦争となり、結局両者ともに没落する』という歴史観を覆すだろうと。
そのことを習近平主席は事前に提案し、オバマ大統領も理解しているかに見えます。それが首脳会談の形式として選ばれた、ホワイトハウス昼食会ではなく、カリフォルニアのSunnylands農場という場所なのです。
事務的な場所での会議なら、双方の主張をぶつけ合って継続審議で終るでしょう。米国によるアジア回帰の軍事政策を「中国封じ込め」と考える中国国民を説得する手立てはありません。かといって、「日米安全保障条約」という危険しかもたらさなくなった同盟を一方的に破棄はできません。
米国は、おそらく中国からと思われるハッキングで企業と政府秘密が重大な損失を被っています。しかし、中国も同様に米国と思われるハッキングで国家存亡にかかわる情報を盗み取られているのです。
それは、中国とか米国を語らった第三国の仕業である可能性もありますが、結局それを調べ上げるには米中両国の共同作業でしか解決できないでしょう。そのことを両国首脳は認識しており、シンガポールでのアジア安全保障会議で米国防長官が演説で述べた通りです。
細部までの完全一致など隷属関係の見掛けでしか有り得ません。対等な関係なら細部の不一致は当然です。そのとき両国関係を円滑で共同的に維持する原動力は首脳同士が長時間接触し、互いに知り合う関係を作ることにあります。
エコノミスト論文は『Sunnylands農場の会談はニクソン訪中・国交回復という歴史的転換に匹敵する結果を産み出し得る。これから、もっともっと、unnylands農場を利用すべきだ』と結びました。
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