01. 2013年6月08日 00:17:51
: Fu7Z3nCigQ
韓米中の戦略対話27日開催、日本は反発済州島で3カ国による初の戦略対話 日本の単独行動が続く場合は韓米中の連携が加速する見通し 韓国と米国、中国の3カ国による戦略対話が27日から2日間の日程で、済州島で行われる。ソウルの外交筋は5日「韓米中3カ国政府の高官と北東アジアの専門家が出席する半官半民の戦略対話が、今回韓国で初めて行われる」「米中、韓中首脳会談の開催に合わせ、日本を除く3カ国の戦略対話が行われるという点で、国際的な注目を集める可能性が高い」と語った。 これまでも民間次元での韓米中3カ国による対話が行われたことはあるが、政府関係者も参加する会議が開催されるのは今回が初めてだ。この会議では外交・安全保障だけでなく、経済や文化などの分野でも3カ国が協力する方策が話し合われる予定だ。
日本は在韓日本大使館を通じ、今回の韓米中3カ国の戦略対話に関する情報を収集するなど、神経質な対応を示しているようだ。日本はさらに、オバマ政権に日米同盟の重要性を強調しながら、今回の韓米中3カ国の戦略対話に対する不満もすでに伝えている。ソウルの別の外交筋は「日本政府は韓米中3カ国による今回の戦略対話の中止、あるいは縮小を望んでいるようだ」と語った。
朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は「北朝鮮問題や北東アジアの問題を解決するには、韓米中の協力が何としても必要」と考えている。また、与党セヌリ党の関係者は「朴大統領は大統領候補だったときから、韓米中の協力に関心を抱いてきた。北東アジアの平和と繁栄のためには、米国や中国とさまざまな問題について話し合う窓口がなければならないと思う」と述べた。安倍晋三首相や橋下徹・大阪市長など、日本の政治家による歴史関連の妄言が相次いでいることも、韓米中の戦略対話開催を後押しした。
韓国外交部(省に相当)の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は今年4月に米国ワシントンと中国・北京を相次いで訪問し、今回の韓米中戦略対話の必要性を強調した。
韓国政府は2000年代に北朝鮮の核問題解決に向けた6カ国協議が行われていた際、議長国の中国、米国と協力しながら韓米中による戦略対話の基盤を築いてきた。また政府は、韓米中の対話を韓米日協力基盤の代替ではなく補完だと強調している。外交部の高官は「韓米中戦略対話は北朝鮮問題や北東アジア問題に効果的に対応するためのもので、韓米日の協力を放棄するという考えに基づくものではない」と説明した。
しかし、日本が今後も間違った歴史認識を見直すことなく、北朝鮮問題でも特使の派遣といった独自の行動を続ける場合、韓米中の連携は今後も深まる可能性がありそうだ。延世大学の韓碩煕(ハン・ソクヒ)教授は「中国は右傾化する日本をけん制するための手段として、韓米中の戦略対話に応じた。7日と8日に行われる米中首脳会談と、今月末に予定されている韓中首脳会談の結果によっては、韓米中の協力がさらに強化されるだろう」と述べた。
李河遠(イ・ハウォン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/06/06/2013060600503.html 北朝鮮、7・4南北共同声明の記念行事を提案 6・15共同宣言の記念行事はこれまでも提案 7・4共同声明記念行事の提案は今回が初めて 北朝鮮の祖国平和統一委員会は6日に特別談話を発表し、その中で「北朝鮮と南朝鮮(韓国)の民間団体に加え、当局も参加して6・15南北共同宣言と7・4南北共同声明の発表日を合同で記念すれば、その意義は非常に大きく、北南関係改善にもプラスに作用するだろう」と主張した。故・金大中(キム・デジュン)元大統領と故・金正日(キム・ジョンイル)総書記は2000年6月15日に6・15南北共同宣言を発表したが、北朝鮮はこれを何らかの形で記念することをこれまでも何度か提案していた。これに加えて今回は、1972年の7・4南北共同声明についても、双方の政府が関与して何らかの形で記念することを初めて提案してきたのだ。 南北間の最初の共同声明となる7・4共同声明の記念行事開催を北朝鮮が新たに提案してきた理由は、韓国政府がこれまで6・15共同宣言の記念行事開催に否定的だったためと考えられる。また7・4共同声明は朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の父である故・朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領が積極的に進めたことから、今回の提案は明らかに朴大統領を意識したものでもあるはずだ。この声明は朴正熙元大統領の側近だった李厚洛(イ・フラク)元中央情報部長と、故・金日成(キム・イルソン)主席の弟の金英柱(キム・ヨンジュ)元朝鮮労働党組織指導部長が署名を行った。また、この声明を通じて南北は自主・平和・民族の大団結という統一3大原則を宣言し、板門店には南北赤十字の直通電話が開設された。
朴大統領は先月11日、国会外交統一・国防委員会に所属する与党セヌリ党議員らとの夕食会に出席した際、2002年に平壌で故・金総書記に会った当時の状況について語った。この席で朴大統領は「あのとき、金総書記に『先代が合意した7・4共同声明が履行されていない』と話すと、金総書記は『履行したい』と回答した」と発言したという。
高麗大学の柳浩烈(ユ・ホヨル)教授は「北朝鮮が7・4共同声明の意義を本当に認めているのであれば、ちょうど40周年となる昨年中に記念行事を提案していたはずだ」「北朝鮮はこれまで7・4共同声明の意味を『在韓米軍の撤収』『国家保安法の廃止』などと関連付けてきた。そのため今はまだ提案に応じるような状況ではないだろう」と指摘した。
パク・スチャン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/06/07/2013060701051.html http://www.korea-dpr.com/ |