http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/881.html
Tweet |
◆6月7日正午の金融市場
日経平均 12,732円▼171円(前引)
為替レート 96.40円/$
長期金利 0.800%
…………
株価暴落止まらず、半月で▼18%、
(5月21日終値15,627円⇒12,732円▼2,895円、▼18.5%)
為替レートも円高回帰で103⇒96円/$、▲7%
長期金利は0.800%と0.5%上昇し、銀行保有国債が4兆円ほど毀損。
…………
「円急騰、一時95円台=米雇用統計控え乱高下−NY市場」
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013060700129
◆新華社「習近平国家主席、米国カリフォルニア到着」
http://jp.xinhuanet.com/2013-06/07/c_132437764.htm
◆The Economisit「The summit」
http://www.economist.com/news/leaders/21579003-barack-obama-and-xi-jinping-have-chance-recast-centurys-most-important-bilateral
6月7日および8日のカリフォルニアの首脳会議で習近平主席は、ハバード大学教授が主張するギリシャのトゥキュディデス歴史観とは反対の態度を示すはずです。
すなわち『新興国の台頭は旧来の強国を刺激し、徴発し合う結果、旧来国同士の同盟関係に拘束されて戦争となり、結局両者ともに没落する』という歴史観を覆すだろうと。
そのことを習近平主席は事前に提案し、オバマ大統領も理解しているかに見えます。それが首脳会談の形式として選ばれた、ホワイトハウス昼食会ではなく、カリフォルニアのSunnylands農場という場所なのです。
事務的な場所での会議なら、双方の主張をぶつけ合って継続審議で終るでしょう。米国によるアジア回帰の軍事政策を「中国封じ込め」と考える中国国民を説得する手立てはありません。かといって、「日米安全保障条約」という危険しかもたらさなくなった同盟を一方的に破棄はできません。
米国は、おそらく中国からと思われるハッキングで企業と政府秘密が重大な損失を被っています。しかし、中国も同様に米国と思われるハッキングで国家存亡にかかわる情報を盗み取られているのです。
それは、中国とか米国を語らった第三国の仕業である可能性もありますが、結局それを調べ上げるには米中両国の共同作業でしか解決できないでしょう。そのことを両国首脳は認識しており、シンガポールでのアジア安全保障会議で米国防長官が演説で述べた通りです。
細部までの完全一致など隷属関係の見掛けでしか有り得ません。対等な関係なら細部の不一致は当然です。そのとき両国関係を円滑で共同的に維持する原動力は首脳同士が長時間接触し、互いに知り合う関係を作ることにあります。
エコノミスト論文の結びは『Sunnylands農場の会談はニクソン訪中・国交回復という歴史的転換に匹敵する結果を産み出し得る。これから、もっともっと、unnylands農場を利用すべきだ』です。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK148掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。