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円安から円高に流れが変わり始めている。先月には103円台まで安くなったものが、今日現在97円台である。昨日のニューヨーク市場で一気に2円下落した。円安株高を売り物にしていたアベノミクスはこの事態にどう対処するのか。なぜ今円が高くなったのかを問うよりも、なぜアベノミクスで急に円安になったのかを考えるべきだろう。
昨年の11月から、外人投資家たちはなぜ円売りドル買いに走って円安を引き起こしたのか。黒田日銀の『異次元』の量的金融緩和よりも先に円安は始まっている。あれから2ヶ月で逆に円高になったということは、黒田日銀の政策は空振りしているということである。今までの円安株高は日銀の政策以外のところで動いていたのではないか。
もともとアメリカはドル安円高を狙っていたはずだ。アメリカはもし今日発表予定の雇用統計の数値が良くても、量的金融緩和を続けるだろう。そうなればますますドル安円高の傾向は強くなる。今まで市場最高値を更新していたニューヨークダウも今週は下落傾向にある。それを食い止めるためにもアメリカの量的金融緩和は必要である。
バーナンキ議長は行くところまで行くしかないのかも知れない。ところがそうなれば今までの日本の円安株高の傾向は一変し、逆に株安円高傾向になる。アベノミクスは安倍晋三が何かしているわけではない。すべてアメリカの動き次第である。外人投資家の日本株売りは続くだろう。アベノミクスとはアメリカのリップサービスに過ぎないのだ。
http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/54f74878b6c6ac554b4a9d622be95824
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