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「官邸崩壊」第2幕 安倍側近が放言 自己アピールでついに暴走
http://gendai.net/articles/view/syakai/142754
2013年6月6日 日刊ゲンダイ
高支持率にハシャいでいる安倍首相の足元が揺らいできた。株価の暴落でアベノミクスのシナリオが狂い出したのに加え、自己アピールを我慢できない側近たちが「オレが、オレが」と予想通りシャシャリ出てきたのだ。思い出すのは、“お友だち”がバラバラに暴走して倒れた第1次安倍内閣の「官邸崩壊」。二の舞いになりかねない。
「オレが、オレが」の代表格は甘利明経済再生相だ。昨年の自民党総裁選で安倍陣営の選対本部長を務めたことから、もともと「オレが安倍政権をつくった」の自負が人一倍強い。成長戦略策定では、あまりに口うるさく指示を出すから、閣僚や政務三役が閉口しているという。
「そのくせ、自らの発言で円高を招いた。乱高下する株価を乱気流に突っ込んだ機長に例えた発言はマーケットの不評を買った。安倍政権を支えるどころか、疫病神じゃないか」(政務三役のひとり)
<「オレが、オレが」とシャシャリ出る>
世耕弘成官房副長官も「オレが、オレが」のひとりだ。第1次安倍政権で首相補佐官を務め、「官邸崩壊」の引き金を引いた張本人のひとりなのに、失敗から学んでいない。週2回程度の頻度で番記者を集め、ワインを振る舞いながらオフレコ懇談を開いているが、最近とみに政権の“スポークスマン”気取りで、発表前の政策から首相の日程、果ては門外漢の外交についてまでベラベラしゃべりまくっている。
記者に「官僚は成長戦略でストーリーにこだわりすぎる。海外の投資家が注目するものを出せばいいんだ」とエラソーに持論を展開し、「薬のネット販売は『完全解禁』と言える内容になるけれど、いろんなカラクリがあるからまだ書かないほうがいい」と、指図する始末だ。
閣内に入っていないものの「アベノミクスの指南役」を自任する山本幸三・自民党議員も暴走中。浜田宏一・内閣官房参与や岩田規久男・日銀副総裁らリフレ派の学者を招いた勉強会に安倍を引っ張り込んだことが、いまのアベノミクスにつながったと持ち上げられている安倍側近だ。
安倍の成長戦略にマーケットが失望売りを浴びせた最中の5日の講演会ですら、「株式市場の連中はリーマン・ショック前の1万8000円もあるんじゃないかと言っていますよ。雇用も来年は一気に改善します」と豪語していた。
「高支持率で政権が安定していると、自分の手柄をアピールしたくなる側近が出てくるものです。しかし、株価の乱高下や物価上昇で世論の空気は変わりつつある。そうなると一転、足の引っ張り合いが始まりますよ」(ベテラン政治記者)
政権崩壊は案外近いんじゃないか。
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