http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/831.html
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■[暴政]フクシマ無視の原発再稼働、TPPなど痛みへの想像力(三方よし&滅公奉私の心)が欠け「偽ケインズ主義の典型(バカノミックス)」と化すアベノミクス(3/n)
http://www.facebook.com/tadano.oyaji.7#!/photo.php?fbid=389055527878409&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1
<注記>お手数ですが、当記事にある全ての画像は下記URLでご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130606
1 1930年代に活躍した女性経済学者ジョーン・ロビンソンの名言と日本の現状(アベノミクスことアホノミクスへのアンチテーゼ)
【QT/浜矩子がアベノミクスに反対する理由(その2)】世界恐慌の頃、1930年時代に活躍した女性経済学者にジョーン・ロビンソンという人がいます。この人は大変な毒舌家で有名だったのですが、彼女の数々の名言の中のひとつに、「人々が経済学を学ぶのは出来合いの答えを手に入れるためではない。それはエコノミストたちにだまされないためである」というのがあります。すばらしい言葉ですね。http://toyokeizai.net/articles/-/14155
<注記>画像『ジョーン・ロビンソン(1903-1983)。20世紀最大の経済学者の一人。ケンブリッジ大学で教鞭をとりながら研究を続け、ケインズ経済学の研究に大きく寄与した。/新古典主義・市場原理主義ヘ過剰傾斜した米国流ケインズ主義に対してバスタード・ケインズ主義(偽ケインズ主義)の呼び名を与えた。』は、当記事より転載。
http://www.facebook.com/photo.php?fbid=387675428016419&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1
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日本で本当に必要なのは、アベノミクスの如き「ヘリコプター・マネー」のバラ撒き(投機・投資・金融フィールド向け貨幣供給量の大増強)ではなく、日本(例えば、近江商人)の伝統である三方よし「売り手よし、買い手よし、世間よし」(詳細、後述)の如く、地べたの上を這うように行商して歩くリアル・ビジネスを最重視する視点を、つまり富裕層は無論のこと中間層、貧困層、地方らの全てを巻き込む形で参加意欲を復活させ、公明正大にリアル経済での「貨幣の流通速度」を上げる工夫をする(分配面の改善によって消費の活性化を図る)ことである。
そして、このために肝要なのが「政治のコミットメント信用」(政府・行政・金融は無論のこと企業等の完全遂行力の発揮による持続的信用力の確立と拡大を図る)ということであるが、「偽装極右」(国民主権の否定)化と「国策原発」(ウラニウム・アニミズムなる偽装神話論理(ミソロジー))に溺れる安倍・自民党政権には、このような「コミットメント信用」を重視する意識が決定的に欠けている。
実は、浜紀子氏が言うところのジョーン・ロビンソン(Joan Violet Robinson/1903- 1983)が指摘したケインズ経済学についての考え方は、この「日本の三方好し」に近いものであったと考えられる。つまり、それは、自然環境条件と人間社会における多様性と未知で無限の外部経済の凡ゆる意味での可能性、および人間そのものの絶えざる未生(みしょう/仏教用語/未だ、この世に現れていない生命活動)の未知の可能性を最重視すべきという考え方である。
しかし、新古典派および新自由主義による米国流のケインズ解釈が、マネタリズムから市場原理主義、金融市場原理主義、そして遂には金融工学至上主義の方向へ過剰傾斜してきたため、残念ながら米国の影響を大いに受けざるを得ない日本の経済アカデミズムと中央の政治権力が、そして日本財界の主流派が、その「偽ケインズ主義/市場原理主義」にすっかり毒されてしまったというのが現代日本の悲惨な現実である。
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