http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/817.html
Tweet |
http://www.amakiblog.com/archives/2013/06/06/
2013年06月06日 天木直人のブログ
あす6月7日から二日間、米中首脳会談がカリフォルニアで開かれる。 それは非公式の「本音優先」の会談(6月6日毎日)であると看做されている。
その内容は日本の命運を左右することになるだろう。
その中でも私が関心を持つものの一つがTPPの中国参加問題だ。
少し前にTPP参加を中国が検討し始めたというニュースが流れた。
その報道をめぐって、TPPのような完全自由化を中国が飲めるはずはない、あれは中国の揺さぶり作戦だ、中国の参加はない、などという解説記事が当時あふれた。
しかし、あのニュースの核心はそのようなところにはない。
米国が中国にTPP参加の誘いをかけたと報じられたところにこそあのニュースの核心があるのだ。
それに関連しきょう発売の週刊文春6月13日号が「アメリカVS中国 TPP参加を巡る暗闘の真実」と題して森岡英樹というジャーナリストの記事を掲載していた。
その中で森岡氏は次のように書いている。
中国政府関係者によると、今年3月以降、中国を訪問した米国の元高官を通じてTPP参加の働きかけがあった。これを受け李克強首相は具体的検討を進めるよう担当者に指示したと。
じつは同じようなことを米国は日本に対しても行なっていた。すなわち国会でTPPの集中審議が行なわれていた2011年11月11日、キッシンジャー元国務長官が来日し、野田首相(当時)と会談して、「ゆくゆくは中国もTPPに入ってくる」と説いたというのだ(民主党議員)
森岡氏はその記事の最後をこう締めくくっている。
「もし中国がTPPに参加して国営企業群が民営化させられれば、その破壊力はソ連崩壊にも匹敵する。米国はそこまで見据えた戦略を展開しているのだ」と。
はたして明日から始まる米中首脳会談でTPPの中国参加が話し合われるのだろうか。
いずれにしても対米従属の日本のTPP参加問題は、米中の駆け引きに翻弄されることになるのは間違いない・・・
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK148掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。