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2013/6/5 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
なんとも頼もしい発言だ。安倍首相の盟友、古屋圭司国家公安委員長がきのう(4日)、スピード違反の取り締まりに疑問を投げかけたのである。
「片側2車線のまっすぐな道で、歩行者が出てくる危険性もない。交通の流れに逆らわないように行くと70キロぐらい出ますよね」「20キロ以上出ていると取り締まりの対象になる。そういうところはどうなのかなといつも疑問に思っていましたし、反則切符を切られた支援者からもそういう声をすごく聞いている」
ただの国会議員ではない。警察庁を管理する国家公安委員会のトップである。警察行政のカジ取り役が、制限速度を20キロ超過したからといって自動的に反則切符を切るのはおかしいと言ったのだ。
古屋大臣は、「取り締まりは事故防止に結びつくのが大切」「実態を詳細に調査するように警察に求めている」とも強調している。ドライバーからすれば、いちいち「その通り」と掛け声をかけたくなる話。ぜひ、見直してもらいたいが、警察ジャーナリストの寺澤有氏は「どこまで本気なのか」と懐疑的だ。
「ドライバーが支払った反則金は、警察庁の特別会計に組み込まれ、交通安全対策費として警察の天下り団体に流されています。金額は毎年1000億円規模に上っていて、都道府県警には反則金徴収のノルマも課せられている。スピード違反の取り締まりを見直すのは結構だが、本当にやる気があるのなら、まずは反則金の利権構造にメスを入れるべきでしょう。1000億円を予算化して警察OBを食わせるという仕組みを温存させたままでは何も変わりません。それに、コソコソと隠れてスピードを計測したり、覆面パトカーであおったりする取り締まり法もおかしい。渋滞や歩行者の安全を脅かすとは思えない道路で熱心に駐車違反を取り締まるのも疑問です。これらの問題に手をつけないのなら単なるパフォーマンス。人気取りに過ぎないと思います」
まさか、そんなことはないですよね、大臣。
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