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2013年06月05日 天木直人のブログ
超党派の訪中団を引き連れた野中広務元官房長官が、訪問先の北京で中国側との会談後に記者会見を開き、そこで尖閣問題で日中間に棚上げの合意があったと発言したらしい。
その発言に安倍首相や菅官房長官、岸田外相が一斉に反発し、そのような外交記録は存在しないと否定した。
私は尖閣領土問題については棚上げ論者である。
棚上げこそが日中間の先人政治指導者たちの叡知であり、唯一の現実的解決策であると確信している。
その限りでは野中発言を評価してもよさそうなものだが、私は今回の野中発言を評価しない。。
なぜか。
理由はいくつかあるが、その最大の理由は、中国要人との会談の後で北京でその発言をしたからだ。
これでは、たとえその真意が正しくても、中国に迎合したと非難されてしまう。
すかさず中国側はこの野中発言を歓迎した。
すなわち中国外務省の報道官は4日の定例記者会見で「日本政府は野中氏のような人々の呼びかけに耳を傾けるべきだ」と褒め称えた。
この中国側の反応が、善意(本音)の発言なのか日本分断策かはわからない。
しかし、たとえ善意であったとしても、このタイミングで中国側がそう反応する事自体、日本側の反中国勢力の批判の口実となってしまうのだ。
ちなみに私は今度の野中訪中団を評価しない。古賀誠、仙谷由人という野中の子分たちで主導される訪中団だからだ。
何よりも私は野中広務という政治家を信用しない。
彼は加藤紘一を潰し、小沢一郎を潰して自民党政権を守った男だ。
小渕首相が倒れたとき森首相を担ぎ出した5人組みの一人だ。
日歯連の献金疑惑で村岡一人に罪をかぶせて逃げた男だ。
護憲論を繰り返して平和主義者のように振る舞っているが、私との対談から逃げ続ける不明朗な人物だ・・・
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