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2013年06月03日 天木直人のブログ
上田人権人道大使とはどんな人ですか? こういう質問から始まる衝撃的なメールを受け取った。
そのメールにはおよそ次のような光景が書かれていた。
すなわち5月21日、22日の2日間、ジュネーブで国連拷問禁止委員会の対日本政府報告書審査が開かれた。
その会議の最終日の終了時間が近づいてきたころ、アフリカのモーリシャスの委員(元判事)が、「(日本の刑事司法は)『中世』さながらだ」と次のようにコメントしたという。
すなわち、「弁護人に取調べの立会がない。そのような制度だと真実でないことを真実にして、公的記録に残るのではないか。誤った自白等が行われるのではないか。自白に頼りすぎる取り調べは中世の名残である。日本の刑事手続を国際水準に合わせる必要がある」と
事件はこの後起きた。
日本政府を代表して答弁した上田人権人道大使は次のように開き直ったという。
「先ほど、『中世だ』という発言があったが、日本は世界一の人権先進国だ」と。
さすがにそれは言い過ぎだと思ったのか、上田大使はあわてて、「人権先進国の一つだ」と言い直した。
これに対して会場から苦笑が漏れた。
それを察知した上田人権人道大使は、なんと、「笑うな。シャラップ!」と叫んだというのだ。
会場全体がびっくりして、シーンとなったという。
議長が慌てて、事態を収拾して終わったと言う。
この会議を傍聴していたと思われる日本人が、この光景をインターネット上に流し、それを知った読者の一人が、こんな暴言を吐くような上田大使とはどのような人物かと聞いてきたというわけだ。
もしこのようなことが現実に行われていたとしたら日本外交における一大暴言事件ということになる。
上田大使という人物をうんぬんする以前の外務省根幹にかかわる問題だ。
なぜこのような考えられない醜態が起きるのか。
このような不適切な人物が大使になって、放置されているのか。
それは人事を外務省が独占してきたからだ。
専門知識の無い者が平気で外交をやっているからだ。
外交官のくせに言葉が出来ないからだ。
外交が国民の目から遠ざけられているからだ。
それをいいことに外務省が、自らの不祥事を隠ぺし、封印するからだ。
いまからでも遅くない。
メディアはこの上田人権人道大使の暴言を国民に知らせよ。
そうすれば、外務省解体論が出てくることになる・・・
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