http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/677.html
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関口宏の「サンデーモーニング」のどの発言者も、ポン引き市長・橋下徹発言問題の本質をまず言わない。「オレだけじゃない、他のヤツもやっている」という強盗強かん犯の居直り発言さえも実は間違っているという本質的問題のことである。
強かん軍隊・皇軍は性奴隷20万人への強かんは言うに及ばず、あらゆる戦場で強かんを繰り返したのである。そういえばその強かん軍の一部を紹介したであろう映画『南京1937』は右翼暴力団の妨害テロで鑑賞したひとは少なく、貸しビデオ屋にはひっそりとおかれていたが、テレビ放映など多分されていないだろう。またこの映画に出演した早乙女愛はその後干されたのはいうまでもない。
書店にいけば小林よしのりなどの歴史修正主義の漫画などがあふれ、多少とも史実をえがいた映画もまともに上映もできず、そうあらゆるメディアの総動員(歴史に向き合う映画を作らない)で日本低国民は低国民として洗脳されてきたわけである。
で、この文脈から、浅井信雄・目加田説子・大崎麻子・萱野稔人・佐高信らの発言者がことの本質をえぐる発言をしないのだから、日本低国民は低国民のまま留まるしかないのである。
★在ベルリンジャーナリスト・梶村太一郎:・・・ただし現時点でも、ひとつだけ確定できることは、日本軍のように植民地や占領地の若い女性を甘言や拉致で組織的に集め、20万とも推定される膨大な人数の女性たちを拡大する最前線まで性奴隷として強制連行し続けた軍隊は他にはないということです。これが、日本軍による犯罪行為の特殊性なのです。
世界中で20世紀の恥ずべき歴史とされるのはそのためです。橋下氏らが我慢できないとする「日本軍だけが悪者にされるの」ことには、このような根拠があるのです。この面では旧日本軍は特段に野蛮な軍隊でした。
▼明日うらしま
在ベルリンジャーナリスト・梶村太一郎の反核覚え書き
2013年5月16日木曜日162:橋下市長の「慰安婦必要」発言は強盗の居直り説教に等し/ナチスの強制売春施設研究の紹介
http://tkajimura.blogspot.jp/2013/05/blog-post_16.html
5月16日、文末に関連写真を追加しました。
5月13日の橋下徹大阪市長の「慰安婦は必要であった」、また「沖縄の米軍は風俗を利用すべき」などの発言は、たちまち世界中に報道され、15日の北海道新聞は社説→「女性を傷つけた罪深さ」で「政治家の資質はもちろん、人間性をも疑わせる」、「日本の政治が世界からさげすまれる」と嘆いています。
そのとおりで、世界中があきれ果てているだけでなく、これから橋下氏がどのように詭弁を弄して弁解しようとも、発言を撤回し謝罪し辞任しない限り、事態は悪化するだけです。
なぜなら世界中の女性の人権を否定するこの発言は、特にアジアでの日本の15年戦争の被害諸国にとっては、まさに、かつての日本の次世代政治家による「強盗の居直り説教」に等しいと受け止められるからです。
この報道により、またしても 癒えがたい古傷をかきむしられる思いを、オランダも含めたアジア諸国の人々がしていることが、この人物には全く理解できないのです。それを当然とする石原慎太郎氏などは、国賊に等しいたわけ者です。
そもそも、橋下氏がこれほどではないにしろ、とっくに否定されている「慰安婦強制連行なかった論」を、その無知に応じて繰り返し、吉見義明氏の名誉を毀損し反論されたは昨年の夏のことです。詳しくはその時の記録→「橋下市長に反論!吉見義明さん語る」をご覧ください。
吉見氏はこの講演でわたしたちの共著→「『慰安婦』強制連行」から多くを引用されていますが、 これは2007年、世界中のから反発された安倍晋三首相の「狭義の強制連行はなかった論」をオランダの歴史資料を挙げて覆した著作です。当時の日本軍の「慰安所」なるものの大半が、強制労働による性奴隷制度であったことを立証する資料集のひとつです。
また日本軍の慰安婦制度が立派な軍の施設であったことに関しては、それを実行して自慢した有名な今も元気な生き証人がいます。このブログでも取り上げましたのでご覧ください。→暴かれた中曽根康弘氏の「人生の嘘
さて、本論ですが、橋下市長は「当時は世界中の軍隊が慰安所を利用したのに、日本だけが悪者にされるのはけしからん」とご立腹のご様子です。
第二次世界大戦でドイツも占領地などで現地の売春宿などを軍専用の施設として管理し、利用したことは事実です。
だだしこれらは、橋下氏のどうやら豊富な風俗利用経験からする理解のように「兵士の慰安ため」などではありません。 兵士を性病から隔離し、軍の戦力維持をするのが主な目的です。また特殊ナチスの人種イデオロギーから、ドイツ軍兵士の「劣等民族との性交渉」を防ぐ目的も背景にありました。
それに、日本ではほとんど知られていませんが、ドイツ軍には下級兵士にいたるまで、毎年3週間から4週間の帰郷休暇が与えられていました。敗戦間際まで出来る限りこの制度は実行されていました。日中戦争開戦以来の日本軍兵士には夢のような制度です。だだしこれも、「アーリア優等民族」を維持するための「子づくり休暇」としての制度であったと論じられています。ナチス型「産めよ増やせよ」政策です。そのため、わたしの戦中生まれのドイツ人友人にも「Urlaubskind/休暇の子ども」がかなりいます。
ドイツ軍の管理売春の研究はまだ途上で、全体像は専門家もとらえていないようです。
ただし現時点でも、ひとつだけ確定できることは、日本軍のように植民地や占領地の若い女性を甘言や拉致で組織的に集め、20万とも推定される膨大な人数の女性たちを拡大する最前線まで性奴隷として強制連行し続けた軍隊は他にはないということです。これが、日本軍による犯罪行為の特殊性なのです。
世界中で20世紀の恥ずべき歴史とされるのはそのためです。橋下氏らが我慢できないとする「日本軍だけが悪者にされるの」ことには、このような根拠があるのです。この面では旧日本軍は特段に野蛮な軍隊でした。
・・・
▼兵士のためのレイプ施設つくったのは日本とナチスだけ
http://www.asyura2.com/13/senkyo147/msg/796.html
投稿者 けたぐれ后王 日時 2013 年 5 月 18 日 06:52:42: UvPT7J.Q47XFw
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