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計略が不発に終わり前途多難の橋下氏=30日夜、大阪市役所
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130531/plt1305311137001-n1.htm
2013.05.31 ZAKZAK
日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)が、慰安婦発言などで市政を混乱させたとして、大阪市議会の自民党会派などが提出した問責決議案は否決された。橋下氏は自身と維新の劣勢挽回のため、参院選と同日の「出直し市長選」という“奇策”を狙ったが、不発に終わった。混乱で注目を集める得意の展開に持ち込めず、橋下氏と維新の前途は厳しそうだ。
「議会の中で解決したこと。終わったこと」
橋下氏は30日夜の市議会終了後、記者団に「市民に信を問うつもりだったのか?」と問われ、硬い表情でこう語った。
問責決議案は、自民(17人)と民主系(9人)、共産(8人)の野党3会派が共同提出した。定数86人のなか、当初、維新と協力姿勢を取る公明(19人)が賛成して可決される見込みだったが、橋下氏の奇策を知り、「出直し市長選はマズイ。参院選が大混乱する」(幹部)と腰砕けとなり、大阪維新の会(33人)とともに反対に回り、否決された。
大阪のドタバタ劇は、中央政界にも波紋を広げた。
憲法改正などで維新との部分連合も視野に入れていたとされる自民党の石破茂幹事長は30日、BS番組収録で「そもそも、『維新こんにちは、公明さようなら』なんて考え方があるのか」と語り、公明党との連立は揺るがないと強調した。自民党内には、橋下氏の一連の言動などから、「連携はなかなか難しくなった」(党幹部)との見方が強い。
維新の国会議員団内でも意見が割れた。
「(出直し市長選は)橋下流の潔い判断だ。盛り上がるだろう」(小沢鋭仁国対委員長)という見方もあったが、「勝てばいいが、負けたらシャレにならない」(幹部)、「市長選になれば、橋下氏の慰安婦発言の是非が争点になり、逆風が吹き続けた」(若手)と冷ややかな声も。
政治評論家の浅川博忠氏は「橋下氏と維新の厳しい状況は変わらない。橋下氏は国政に関心が高いが、大阪都構想や市営地下鉄・バスの民営化など本来の仕事が進んでいない。市民の中に『期待外れ』という感覚が広がりつつある。維新としても、出直し市長選や橋下氏の参院選出馬という起爆剤がなくなった。維新離れはさらに進む」と語っている。
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