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2013/05/30 21:59 かっちの言い分
アベノミクスが本当にあやしくなってきた。先週株価が1000円以上下落して以来、株価が乱高下している。今日は今年2番目の下げ幅で、700円以上下落した。安倍政権になって株価が一本調子で上がり、麻生財務大臣が得意満面で、株価が上がると庶民の年金基金の財務改善に繋がると述べていたが、全くあやしくなってきた。株価も今まで上げてきた貯金も、ほぼパーになってしまった。輸出企業の株価も大きく下げた。
さらに庶民にとって負担になってきたのは、長期金利が上がってきたことだ。消費税増税を見越して、マイホームの不動産が動き出した。長期金利の増加は、住宅ローンの金利に直接影響する。自民党は参議院選挙の公約に、消費税増税を書かない。10月の経済状態を見て決めると述べている。これを聞くと、衆議院選挙のとき、原発再稼働は2,3年掛けてじっくり見極めてから決めると言っていた方便と全く同じである。10月になったら確実に増税をするだろう。姑息な政党である。その自民党にイソギンチャクのように寄生しているのが公明党である。昔から、宗教は権力と親密になる。公明党が発足した当時の理念から、すっかり変容したように思える。
その公明党が、橋下市長の問責決議に反対する意向で、問責は回避されるようだ。公明党は、今回の一連の慰安婦発言について許容すると見なされる。橋下市長が市長選挙をやると述べたことにより、賛成から反対に回ったということである。なんと節操のないことか。参議院選挙と期を同じくして市長選挙をやると言われて、腰砕けになったらしい。きっと参議院選挙の動員に全精力を注入するため、力を分散させたくないのだと見ている。
生活の太田和美前衆院議員が千葉選挙区で立候補することが発表された。太田氏は2006年の衆院千葉7区補選で初当選し、09年衆院選では福島2区に国替えして再選を果たしたが、昨年の衆院選で落選した。その会見の動画を掲載した。小沢氏は、1人区では野党が共闘しないと自民には勝てないので、太田氏には3人区の千葉選挙区に出てもらうと述べた。太田氏も千葉に地盤があり、反原発を主張に闘うと述べた。
自民党の経済政策もメッキが剥がれ出してきた。国民は今までの政策に対して疑問を抱き始めた。維新も全くの張りぼてで、中身は全くないことを知ってしまった。中国との国交も、安倍政権のお蔭で全く進んでいない。
その影響で貿易量も以前と較べて全く回復していない。参院選挙は自民が圧勝と言われているが、まだまだその動静はわからない。
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