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橋下徹大阪市長への問責決議案を巡り、松井一郎大阪府知事が30日、出直し市長選に踏み切るとの見通しを示したことに、市役所などでは衝撃が広がった。市議会は「議会への揺さぶりだ」と一斉に反発。市職員や市民らも「任期を全うすると言っていたのに」と困惑や怒りを隠さない。松井知事は都構想を含めて信を問う考えも示しており、橋下市長の進退を巡る状況は緊迫感を増してきた。
橋下市長は午後0時半ごろ登庁。「市長、出直し選ですか」との記者団の問いかけには答えず、硬い表情のまま市長室に入った。
「橋下市長独特のけんか手法だ。状況を見定めるが、問責決議案を取り下げるつもりはない」。自民市議団の柳本顕幹事長は30日午前、問責決議案を予定通り共同提案する考えを示し、「出直し選になれば、当然対抗馬の擁立を検討するだろう」と話した。共産市議団の山中智子幹事長も「異常な反応だ。市長が何も反省していないことの表れで、議会への脅し。逆ギレだ」と指摘した。決議案については、「引っ込めるわけにはいかない。議会としての意地を見せるべきだ」と話した。公明市議団は同日午前から自民と対応を協議し、待場康生幹事長は「まだ決まっていない」と話した。
一方、維新の坂井良和市議団長は「橋下市長は市政改革を着実に実行しており、問責のいわれはない。それでも責任を問うというなら、議員の身分を賭して不信任決議で臨むべきだ」とけん制した。
大阪府・市の職員にも動揺が広がる。市職員は「出直し選は筋違いだ。議会の指摘を理解し、話し合いの道を探るべきだ。大阪都構想の本気度を疑ってしまう」。府幹部は「(都構想の制度設計を行う)法定協議会が始まったばかりで、出直し市長選を行うのはどうか」と疑問を呈した。
従軍慰安婦を巡る橋下市長の発言に抗議している大阪市内の女性団体代表(64)は「市民や議会への脅しで、めちゃくちゃだ。橋下さんは政党代表と市長の肩書を都合良く使い分けている。出直し選になれば選挙費用もかかる。自分こそが民意とのやり方は許せない」と憤った。【林由紀子、茶谷亮、山下貴史】
http://mainichi.jp/select/news/20130530k0000e010211000c.html
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