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高級ホテル並みといわれる衆院赤坂議員宿舎=東京都港区(本社ヘリから)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130529/plt1305291138002-n1.htm
2013.05.29
議員宿舎をめぐり、自分に甘い国会議員の体質が明らかになった。都心の一等地にある赤坂や青山の議員宿舎には、原則として23区に住居を持つ議員は入れないが、少なくとも24人が入居しているのだ。かつては批判を恐れて入居を控える空気もあったが、ほとぼりが冷めたらこれだ。議員らの言い分を聞いた。
27日に公開された衆院議員の資産報告書には怒りがこみ上げてくる。読売新聞によると、少なくとも自民党17、民主党4、日本維新の会2、無所属1の計24人が、ルールの隙間を利用して、議員宿舎に入居していた。
自民党では、岸田文雄外相(広島1区)と、額賀福志郎元財務相(茨城2区)という派閥領袖が目立つ。
岸田氏は、原宿近くの住宅街に6階建てマンションの1室(92平方メートル)を親族と共有している。事務所は「所定の手続きを経て入居しております」と回答。額賀氏は港区三田のマンション31階に約100平方メートルの部屋を所有している。
自民党新人議員の名前もあった。
小林史明氏(広島7区)は港区芝浦の49階建てマンションに約71平方メートルを所有。事務所は「相続したもので、衆院当選直後に賃貸に出した。国会まで交通の便が悪い」と説明した。
古賀誠元幹事長の秘書経験がある藤丸敏氏(福岡7区)は、江東区豊洲のタワーマンションに約83平方メートルの部屋を持っているが、事務所は「分からない」と答えた。
民主党では、篠原孝元農水副大臣(長野1区)が、杉並区高井戸東に約93平方メートルのマンションを所有。「宿舎に入れる三鷹市と1キロしか違わない。早朝から深夜まで国会に詰めており、帰るのは難しい」(事務所)。
維新の小沢鋭仁国対委員長(比例南関東)は23区内に複数の物件を所有している。
衆院は2006年、議院運営委員会で「23区内に住居を所有する議員は入居できない」と入居基準を定めた。だが、本人が住めないなど「特別な事情」が議運に認められれば入居は可能。これが抜け穴的に使われているようだ。
赤坂宿舎は3LDKで家賃8万4000円と、近隣マンションの5分の1。青山宿舎は古いが1万3000円と格安。所有物件を賃貸に出し、自分は宿舎入りし“黒字”になっている議員も。これらは許されるのか。
宿舎に入らず、さいたま市から電車通勤している自民党の牧原秀樹氏(比例北関東)は「有権者と同じように生活することで、世の中に必要なことをつかめると思っている。『私が宿舎に入らないことで、税金が浮けばいい』という思いもある」と語った。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「自分たちでルールを決めておいて、甘い運用をして『問題ない』というのは、有権者の理解が得られない。法律を作る資格はない」と話している。
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