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2013/5/29 晴耕雨読
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橋下徹が、6月中旬の米国訪問を「延期する」と明言。
市役所で記者団に。
橋下徹はその程度の男だ。
ほんとうに信念を通すなら、米国でメディアに、米軍の綱紀粛正を訴えたらいいのだ。
その覚悟はないのである。
所詮、選挙目当ての、軽いリップサービスが、沖縄女性の人権擁護の要請だった。
今や、売国奴国会議員の役割は、いかに国民をうまくだまして植民地の奴隷にするかである。
グローバル政治業のあくどさは、「利益は私に、損害は国民に払わせる」ところにある。
したがってグローバリズムを名乗りながら、彼らは最後の血税の一滴を飲み干すまで、日本政治を手放さないのである。
今回の橋下騒動は、沖縄女性の人権蹂躙救済が、飛田新地の料理組合の顧問弁護士をし、底辺女性の人権を見捨ててきた男によって、選挙目当てに語られたことだ。
それは、政治家がグローバル化して、自国の国民を棄民する状況から生まれた。
わたしたちは橋下政治から深く決別して行かねばならない。
日本維新の会は第二自民党であり、橋下徹自身は自民党安倍派にすぎない。
選挙の後にそのことが国民にも認識され、退潮が始まったのだが、この流れは止まらないだろう。
あわてた橋下徹は自民党との違いを出すのに躍起になり始めた。
橋下は、憲法で自民党との違いを出せば、国民を騙せると思っている。
橋下徹が、自民党の憲法は恐い、と言い出した。
橋下はタレント上がりの政治家である。
信念ではなく、風の向きでいうことを変える。
政策を変える。
消費税増税反対、原発、TPPも、賛否どちらが票に結びつくかで変えてくる。
テレビが育てたこの政治家の正体を見抜かねばならない。
橋下徹は、知事時代から、体罰を容認する発言をしてきた。
こういう姿勢が、生徒を自殺(この場合は他殺と同じである)に追いやった桜宮高校などの、体罰教師を増長させた。
橋下は、自殺生徒にあわてて、教委と学校を悪者にして逃げ出した。
原発再稼働容認と同じで、クルッと変わる。
石原慎太郎は「日本は核を持て、徴兵制をやれば良い」と語った。
橋下徹は、「勝つためには傭兵制なんだけども、責任を根付かせるためには絶対僕は徴兵制は必要」と語った。
自民党の憲法草案は恐い、と語る前に、橋下は、自分の思想が自民党憲法草案より更に先を行っている、ということに気付くべきだ。
橋下徹は、公明党と同じように次の選挙では自民党のブレーキ役の芝居をするようだ。
しかし日本維新の会は、ブレーキ役どころか、むしろ自民党のアクセル役である。
石原慎太郎が、安倍晋三に改憲でハッパをかけるばかりか、公明党では改憲はダメなのではないか、と日本維新の会を売り込む有様だ。
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