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http://31634308.at.webry.info/201305/article_28.html
2013/05/28 22:54 かっちの言い分
維新の橋下氏が、参議院選挙前のパフォーマンスの為に予定していたと思われる米国の視察を止めたと報道された。今行っても「メリットがない」と述べたということは、視察自体が目的ではなく、選挙のパフォーマンスのためだったということがわかる。
外国記者クラブでの橋下氏の会見は、同じ弁護士の枝野氏の会見を見ているようで、どんな質問にもよどみなく答え丸め込む。今回の橋下氏の弁解の最大の欠陥は、自分の発言をメディアが勝手に一部を切り取って誤報したと強弁していることである。また慰安婦問題も、それを悪いことだと言いながら他の国もやっていたと述べ、暗に慰安婦は仕方ないことだったと肯定していることだ。このような観点で社説として批判したのは2紙である。
琉球新聞:橋下氏会見 政治家としての資質を疑う
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-207223-storytopic-11.html
毎日社説:橋下氏の説明 本質そらす責任転嫁だ
http://mainichi.jp/opinion/news/20130528k0000m070058000c.html
琉球新聞は、社説で暗に政治家としての資質はないと述べている。毎日も詭弁だと述べている。常識を持つ人から見れば、橋下氏がいくら弁解しようが誰も信じないし納得しない。
橋下氏が興した維新は、結果的に参議院選挙では惨敗するだろう。惨敗すれば橋下氏は(嘘でなければ)辞任するだろう。橋下氏が興した維新に橋下氏が居なくなれば、教祖のいない新興教団となり崩壊するだろう。こんな維新に民主党が選挙協力の秋波を送っている。
反自公の野党共闘が、これほど混沌とした選挙はないように思える。衆議院と参議院のねじれのように、野党の中で相互にねじれ状態となっている。野党の中で目玉となるはずであった維新とみんなとは選挙協力を解消した。生活の小沢代表は、昨日の記者会見で記者の質問で以下のように答えている。
野党共闘について
質問:みんなの党が、橋下(徹)氏の一連の発言を受けて、維新との連携、選挙協力をやらないと言っている。その後、民主党は先週、みんなの党と選対委員長レベルで会談をし、一人区で未擁立の選挙区に関して、競合を避けると、いうことでこれから話し合いを進めていくということにした。野党全体での共闘がなかなか進まない現状の中で、個別の協力が各党間で進んでいるとは思うが、この現状をどう見ているか。(朝日新聞 二階堂記者)
小沢代表回答:そのこと自体をとやかく言うつもりはないが、やはり、だいぶ前に、社民、みどりの風が主体となって、私どもと民主党に、選挙協力をしようということを呼びかけたが、民主党は出席しなかった。というような中で、今のようなことが起きたり、あるいはそれに加わっていた社民との連携が、一部の選挙区だがあったり、ということである。どっちもどっちのような気がするが、やはり、もう少し、正面からフランクにお互いに話し合い、協力しあうという態度で臨んだ方がいいと思う。その場その場の場当たり的なやり方というのは必ずほころびが出るから、その意味で、ぜひ、また申し上げれば、野党第一党の民主党が、イニシアティブをもう少し取って、広く、みんなと協力態勢を作る、という形が望ましいのではないかと私は思う。
小沢代表は、民主党が大人の対応をしてイニシアティブを取れと言っているが、小沢憎しの旧執行部連中の居る民主党は、上記のように生活を悉く排除している。巨大な敵に立ち向かうより、共闘すべき野党陣営の中で対立している。ここが衰退の一途を辿っている民主党の偏狭な姿であり、野党の情けなさである。
一時、呼びかけを無視した民主党が、みどりの風と選挙協力を行うと報道された。
民主党:みどりの風と選挙協力 参院選
http://mainichi.jp/select/news/20130529k0000m010024000c.html
みどりの風はしたたかである。生活、社民、みどりの風で選挙協力を行うと発表した後で、ちゃっかりと民主党と協力の話を取りつけている。みどりの風には亀井静香氏がいる。亀井氏あたりが知恵袋として助言していると思われる。
社民、生活は現民主党にはこだわりがある。このまま自公を参議院選挙で勝たせれば、戦後政治で最も危機的な状態のひとつとなると思っている。
この中で、野党共闘と言った場合、共産党は全く相手にされていないし、相手にしていないように見える。共産党も共闘には全く意に介していない(?)。この戦後の最も危機的な状態を脱するには、共産党も反TPP、反消費税、反憲法改正、反原発などの大同の政策について合意して野党共闘に参加、協力すべきだと思っている。そうすればかなりの勢力となることは確かである。
参議院で自公に過半数を取られれば、前記した政策の内容は自公の好きなようにされるだろう。ここは再度、まじめに考えた方がいい。
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