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2013年05月28日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆「安倍晋三首相は、就任して5か月を過ぎるのに、どうして首相公邸に引っ越してこないのか」という疑問から発した幽霊」騒動。この答は「公邸に住めば、医者の出入りを番記者にキャッチされるから都合悪い」というものである。「腸の特効薬ステロイドを服用している」とか「米国から贈られた心筋梗塞に効く特効薬を飲んでいる」とか諸説が流れているからだ。
この最中に、安倍晋三首相の「健康不安説」を実証しようと、民主党の陰謀めいた質問主意書、すなわち、意地悪質問に対して、安倍晋三内閣が、答弁書を閣議決定した。それも、幽霊が出てくる季節にはまだ早いせいか意味不明な幽霊のような答弁書だった。
日本権力の中枢「首相官邸」とその周辺には、「魑魅魍魎」が跳梁跋扈しており、百鬼夜行、ところどころに「怨霊」が住みつき、暗闇の幽界から、ときどきこの世に迷い出てくる。とくに真夏の夜ともなれば、「お盆」に誘われて、幽霊が浮遊してくる。霊感の強い人は、それが霊視できたり、肌に感じたりするという。霊感の弱い人でも、「薄気味悪さ」を感じることができるものだ。
いまの首相公邸は、もともと前の古い首相官邸(1929年完成)を中心に古い公邸を壊して増改築したものである。だから、いまの公邸は、古い首相官邸を知る者にとっては、「思い出多い首相官邸」である。江戸時代、「化け猫騒動」で有名な「佐賀・鍋島藩」の藩邸があったところだといい、「怨霊」に祟られた因縁の名残かも知れない。確かに、いまでも陰気な妖気が漂っている。
◆正面玄関の上部にはめ込まれたガラスには、直径1センチほどの弾痕のような穴がある。1936年に起きた「2・26事件」のときに浴びた銃弾の跡と伝えられてきた。
地下のホールに行く階段は、人1人しか通れない狭さに造られている。それは、反乱軍などが襲撃してきたときに、大勢がドッと押し寄せてこれないようにしていたためだ。
1932年の5・15事件の際には、青年将校たちが突然、首相官邸を襲い、犬養毅首相が凶弾に倒れている。4年後の2・26事件では、岡田啓介首相が、とっさに公邸の使用人部屋の押入れに隠れ、あやうく難を逃れている。
終戦の日の早朝、佐々木武雄陸軍大尉を中心とする国粋主義者たちが、首相官邸を襲撃、鈴木貫太郎首相は前夜に私邸に戻っていたが、警護官に間一髪救い出されている。
戦後では、1960年7月に岸信介首相が、に日米安保条約阻止を叫ぶ全学連が塀を乗り越えて乱入している。さらに、1978年12月には大平正芳首相が、首相官邸内の通路から公邸に入ったとき、前夜から忍び込んでいた暴漢に短刀で刺されそうになったところを、毎日新聞政治部のK首相番記者が暴漢の下半身を抑えて、助けたのである。毎日新聞政治部は、K記者をはじめ3人で首相番を交代で回していた。その1人であった私は、内閣記者会にいて、大平正芳首相が暴漢に襲われたという知らせを聞いて、現場にかけつけたが、すでに騒ぎは収まっていた。K記者は、後に警視総監賞を授与された。
◆政治家は、棺桶に入り、火葬にされて灰になってさえも、「権力欲」=「政権欲」を燃やし続けていると言われるほどの「権力亡者」である。首相官邸一帯は、嫉妬=ヤキモチ、それも女性よりも、男の政治家の嫉妬=ヤキモチの方が物凄い。
田中角栄首相に自民党総裁選で敗れた福田赳夫首相は、大平正芳首相に総裁選予備選挙に敗れて「再選」を果たせず、田中角栄首相と大平正芳首相を恨み続けた。最近の例では、民主党の渡部恒三元衆院副議長は、衆院議長を横路孝弘衆院議員にさらわれてしまい、横路孝弘衆院議員を推した小沢一郎代表を「あいつは悪いヤツだ」と怨念を剥き出しにしていた。1969年当選の同期生で長いつき合いがあったにもかかわらず、「権力欲の鬼」と化していた。「死に霊」も恐ろしいけれど「生き霊」の方が、もっと恐ろしい。
【参考引用】
朝日新聞DIGITALが5月24日午後11時4分、「首相公邸の幽霊「承知してない」答弁 ただし菅長官は…」という見出しをつけて、以下のように配信した。
「安倍内閣は24日、首相公邸に幽霊が出るとのうわさは『承知していない』とする答弁書を閣議決定した。一方、菅義偉官房長官は記者会見で公邸に漂う『気配』に言及。夏を前にちょっとした話題を提供している。民主党の加賀谷健参院議員による『安倍晋三首相が公邸に引っ越さないのは幽霊のためか』との質問主意書への答弁。菅氏は『幽霊の気配を感じたことは』と問われ、『言われればそうかなと思った』と冗談めかして応じた」
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