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★「天木直人氏の視点ー(2013/05/25)」★ :本音言いまっせー!
安倍政権は5月24日の閣議で安倍内閣として1993年の河野談話
を継承する答弁書を決定した。
橋下大阪市長は、自らの発言が関係者を傷つけたと認め、また米国と
米軍に迷惑をかけたと謝罪した。
かつて「慰安婦強制連行はなかった。なかった以上謝罪も補償もいら
ない」などと威勢のいい事を産経新聞に寄稿していた(2012年8月
31日)稲田朋美行革相などの極右政治家たちは今度の騒動では、借り
てきた猫のように沈黙したままだ。
これを要するにもはや政治的には慰安婦問題を擁護することは不可能
であるということである。
しかし、その一方で、慰安婦問題はなかったという発言は繰り返され
るだろう。本音のところでは納得していないからだ。
その一方で、慰安婦問題で日本ばかりが叩かれるのは不公平だという
意見は厳然とあり、そしてそれはその通りであり、多くの国民の思いで
もある。
さらにまた慰安婦問題が明らかに国際政治の駆け引きや、日本たたき
の具となっている事も事実だ。
そして、この国の左翼勢力は、慰安婦問題批判や安倍、橋下たたきに
は熱心でも、国際政治の駆け引きには無頓着だ。
これを要するに、このまま慰安婦問題が中途半端な形で幕引きされて
しまうと、日本は何も得られず、失うものばかりだということだ。
慰安婦問題は再燃し、再燃するたびに日本の国益は損なわれていく。
慰安婦問題はいつかの時点で根本的に解決をしなければならない。
根本的解決とはなにか。
それは国家補償に踏み切ることである。
いつかの時点とはいつか。それは今しかない。
ところが岸田外相は5月22日の衆院外務委員会で補償問題は政府間
で解決済みだと一蹴している(5月23日朝日)。外務官僚に従うしか
無能外相の証拠だ。
慰安婦問題がこれほど内外の一大政治問題になった事はかつてなかっ
た。
歴史認識がここまで首相の関心事である首相は安倍首相のほかにおい
ていない。
その安倍首相はいまや何でもできる立場にある。
いまこそ安倍首相は慰安婦問題についての根本解決を行なうべきであ
る。
さもなければ慰安婦問題は放置され続けるだろう。
世論は二分されたまま、批判の応酬が繰り返され、政治家も官僚も、
そしてメディアも、打つ手を示せないままこの国は漂流していくだろ
う。
日本はどんどんと外交的に敗北し、国益を失っていくだろう。
わかっていながらそれを放置する安倍首相の責任は大きいと思う。
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