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http://31634308.at.webry.info/201305/article_24.html
2013/05/24 22:23 かっちの言い分
民主党が公約に「国益を守るために安易な妥協を許さぬ」として、「TPPを推進」するという。TPPに反対していた小沢氏のグループがいなくなって、すぐにでもTPP参加賛成かと思っていたが、やっと決めたようだ。
安易な妥協許さぬ…民主、参院選でTPP推進へ
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20130523-OYT1T01175.htm?from=ylist
民主党は23日、参院選公約で、環太平洋経済連携協定(TPP)の推進を訴える方針を固めた。
同日明らかになったTPP部分の公約素案に「高いレベルの経済連携を推進し、世界におけるルール作りを主導する」と明記した。
公約素案は同党経済連携プロジェクトチーム(座長・玄葉光一郎前外相)がまとめた。TPPなど各国との経済連携を推進する立場を示しつつ、「国益を確保するために、安易な妥協を許さない厳しい姿勢で臨む」とした。国益の具体例として、〈1〉コメ、麦など農産品5項目などを関税撤廃対象から除外〈2〉食の安全〈3〉国民皆保険制度などの維持〈4〉自動車などの工業製品や知的財産分野などでのメリット〈5〉交渉過程の情報開示――をあげた。
ただ、自民党もTPPに関し、コメや麦など5項目を「聖域」と位置づけて保護する方針だ。民主党は参院選で自民党との差異を明確にするため、「自動車の関税で米国に譲歩するなど、交渉姿勢に不安を覚える安倍内閣にはノーと訴える」(党幹部)としている。 読売新聞
上記の記事を読むと、自民党と全く変らない。しかし民主党は、参院選で自民党との差異を明確にするため、「自動車の関税で米国に譲歩するなど、交渉姿勢に不安を覚える安倍内閣にはノーと訴える」としているが子供騙しである。TPPの参入条件は、全ての品目に関税ゼロの例外はないと言われている。それが参加条件であることは明白である。政権与党でもないのに、本当の交渉内容などは入って来ない。
自動車関税の譲歩は、農産物の関税をゼロにするまでの人質である。つまり、米、畜産物などの関税がゼロにならない限り、自動車関税もゼロにしないと言われていることは公然の話である。上記は自民党にしろ、民主党にしろ、米国様々で、日本国民に対する選挙のためのポーズである。
TPP賛成の民主党が参院選挙で、青森選挙区のTPPに反対している工藤氏を推薦するという。工藤氏は、前県農協中央会会長であり強烈にTPPに反対していた。生活の小沢代表が、現職の生活の平山幸司氏との競合を避けるために工藤氏と話し合ったが、不調に終わった。
民主党も独自の候補者を模索したが候補者を出せず、小沢憎しとして、何の主義主張もなくTPP反対の工藤氏を推薦すること自体が、民主党が自滅する所以である。また工藤氏も工藤氏である。もともとTPPに賛成の民主党が、農産物は別だと言って推薦すると言っても、それには所詮何の効力もない。大局を全く考えず小異にこだわり、敵に塩を与え続けている。
国民もいい加減目を覚まして、明確に反対している生活の候補者を支持すべきである。
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