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(回答先: 株価暴落はアベノミクスの終わりの始まり (陽光堂主人の読書日記) 投稿者 笑坊 日時 2013 年 5 月 24 日 12:39:52)
アベノミクスバブルのトドメの矢
自民党政権下で日銀は公定歩合のゼロ金利政策を採用しました,2008年に姿を現した世界的信用縮小恐慌は炸裂しましたが,ファンド投信は、依然として各市場での売買の75%を支配しています。米国のリーマン・ブラザーズの倒産は、サブプライムローンに関連していますが、世界のヘッジ投信は、いまだ無傷です。その破壊力の全貌は、いまだに明らかになっていません。
当時外資は自己防衛のため短期間に売り逃げました。ファンド投信が、高金利の通貨と債権から逃げ出し、多くの国の通貨と株債権が、パニック的に売られたために、その国の株は十分の一になり、石油や原材料は二分の一以下に暴落しました。それにもかかわらず、ファンド投信の運用資金は、一桁以下の減少にとどまっています。これは、信用恐慌のマグマが、依然として地下に隠れていることを意味します。
そして、アベノミクスバブルが弾けると証券・為替・銀行の窓ロ一時閉鎖に追い込まれ第二次世界信用恐慌の二番底が発生し、恐慌からの脱出が遅れることになります。2008年の円の暴騰は、高金利の預金と債権と株高騰の国への投機資金が、円に逆流したため発生したことは、銀行家なら誰でも知っています。今回のアベノミクスバブルの崩壊では、TPP輸出の神風は吹いてくれません。
暴落が発生すると,少しでも破産を軽減させるために、投げ売りするのです。この心理は、原材料や食料品や石油の値下がり値上がりの時も作用します。こうして株価は、一日で相場を大きく上下させながら、底まで、下降し続けるはずです。
アベノミクスバブルは
外国からの資金が逃出すと、株・土地・債権・通貨が大暴落する。そしてカネの流れが逆流して貸手の円ドルが上昇し、自国通貨は暴落するため、物価高騰・品不足・購買力激減で、経済は大混乱する。しかも国内国外からの消費者カードの引出しが停止され、パニックは国境を超えます。そのために外国からの資金を集め、自国のバブルを膨張させ繁栄させた国家は、バブルが崩壊すると、デフォルト(支払い停止)せざるをえなくなる。
アベノミクスバブルが暴落すると水のあふれた河と同じです。次々と予期しない箇所から水がもれ、水位を下げないと、堤防は次々と決壊します。政治と経済の指導者は、堤防の決壊個所の修復に追われても、水位を下げないために、水漏れ箇所が増え、新しい箇所が決壊します。
現在,世界は2006年の関税引き下げ交渉から二国間協定にスタートした第二次世界信用縮小恐慌の渦中にあります,アベノミクスは基軸通貨ドル暴落と多極化及び世界恐慌を認識していません。姿を変えたアベノミクスバブルが弾け,銀行・証券・為替の一時閉鎖まで政治家は認識することは出来ないのです。1996年から始まった景気下降トレンド線下の茶番劇にスギナイ。しかも中国・インド・ブラジル・東南アジアのバブルは2012年12月に弾けています。第二のリーマンショックは中国(香港)の可能性が高い。今回の暴落は前兆です。
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